■11月30日 (日曜日)■ チキチキ語録筆頭 『天気が良ければ何でもできる』 まさにその通りの日曜日でした。 週間天気予報もず〜っと晴れマークが消えなかったし… 降水確率も0〜10%を推移。 koba_5009さんの家の方は降水確率が60%なのが気がかりでした。 koba_5009さんから「明日雨が降っていたらドタキャンするかも知れませんが、ゴメンね〜!」というメールが土曜日に午後に届きました。 夏の雨ならそれほど気にしない僕らだけど… さすがにこの時期の雨は嫌です。 「うん! 鰻の予約は問題ないから無理しないでね! でも待ってるからね〜♪」とレスをして寝ました。 朝は普段通りの時間(4:50)に起きて、普段通りに朝飯を食べてチキチ基地を出発しました。 たかじんさんがチキチ基地の近所にセブンを持って来ていたので、近くのコンビニ駐車場で待ち合わせをして、2台で赤塚PAを目指した。 朝焼けが綺麗なバイパスから音羽蒲郡ICまでのんびり走っていたらエクシージが2台。 三ヶ根山方面に折れて行きました。 少しだけツーリングしましたよ。 赤塚PAには集合時間ギリギリの午前7時15分に到着。 黄/アルミのセブンが一台停まっていたけど、参加表明を頂いたセブンではなかった。 そのセブンの周りに駐車スペースもなかったし、他にまだ来てなかったので、いつも駐車する辺りに606号を停めました。 そしたら見覚えのある人が近づいてきて… 「参加表明をメールしたのですが届きました?」と声をかけてくれました。 komi△さんでした。 「あれ? 僕何度もメールしたり電話してましたが全然通じてないですよ!」と僕が言うと… どういう擦れ違いか分からないけど何度もレスをしてくださってたみたいで恐縮でした。 鰻屋さんは個室で予約をしているので追加は当日でも全然問題ないからOK♪ 今回の参加台数は9台(10名)だと思っていたら、チェリ井さんから電話が入って風邪でダウンして欠席との事。 結局、鰻屋さんの予約に変更なしで赤塚PAから10分遅れで相良牧之原ICに向けて出発しました。 未だにSLの優雅さと迫力を意識してる606。 東名高速道路上では90〜110km/hで走り続けてしまいます。 スピード出すと疲れるだけでなく、寒さ冷たさも増すもんね! ゆっくりとノンストップで走り続けて午前8時半に相良牧之原ICに到着。 くらしっくさんが待っていてくれました。 (8時くらいには到着していたらしい) 料金所の施設には何処でもトイレと僅かばかりの駐車場があるので、そこに全車駐車。 セブンから降りて思った事… 『スッゲー風が強い!』 ここ最近までは冷たい風が吹いてても太陽の暖かさのほうが勝っていたのになぁ。 『冬』を感じずにはいられませんでした。 ここで#19号を30分待ち(^-^) その間に参加者の皆さんに地図を配布してルート説明をしました。 なにせ反対側(吉田IC)から相良牧之原ICには何度も来ているけど、こちらから進むのは初めてなので僕もルートに自信がありません。 そして606の一人七転八転の幕開け! (>。<)燃料が無い。 空気が乾いていると燃費が悪いのはキャブ車の悲しい定め。 ってカッコイイ言い訳も虚しく… 実際は土曜日に燃料を入れ忘れただけの事です。 ルート説明の時に燃料補給したい人を掌握したら僕独りだったので皆に迷惑をかけないように… 近くのGSで燃料補給してくる事にしました。 出発時間の午前9時までに残された時間は15分! 探し回った!! あっち行ったり… お茶畑ばかりになったので、戻って来てこっち行ったり… 結局GSを発見できずに燃料不足を示す警告灯を自らの七転八転で点灯させてしまった。 泣きながら相良牧之原ICまで戻って来ました。 国道150号線まで墜落せずに行けるかな? 国道150号線までは田舎道だから日曜日にGSが営業してないだろうし…。 午前9時に#19号が到着したので相良牧之原ICチキチキ駐車場を出発しました。 相良牧之原ICからは信号の無いお茶畑街道を進みます。 のどかで暖かい日差しの中を進みました。 燃料の心配がなければ100%気持ち良く走れたのに… 燃料計と地図と後続の様子を見ながら走り続けました。 見覚えのある景色なんだけどいつもとは反対方向から見る景色。 新鮮だったのはイイのだけどルートが間違っていないか自信ありません。 地図を全車に配布したのに、自分の分は背中に格納したまま出発してしまったので『勘』だけで走ってましたよ。 そのうちに有り難きセルフGSが右手に現れたので、皆に申し訳ないと思いながら入店。 全車(邪魔にならない)路肩と歩道に停まって待っていてくれました。 yasuさんもすかさず給油。 急いで燃料補給を済ませて出発。 これで心置きなく走れます! 国道150号線に導く看板も確認できた。 雲一つ無い青空の下、8台のセブンで御前崎を目指します。 国道150号線には迷わず困らず隊列を乱さずに合流。 10台ぐらいだと後続を心配せずに先導できるから嬉しいですね。 隊列が途切れた時は待っている場所も指定&説明してあるので僕も仲間も安心です。 この『安心感』があると無理して信号無視をしたり、焦って追突したりする事がなくなります。 心に余裕ができる。 心からツーリングが楽しめますね♪ 隊列が整ったまま国道150号線を御前崎方面に右折します。 右折して直ぐに左折すれば遠州灘を右手に走る事になります。 暫くは殺風景な景色が続いたけど… 緩い丘を登って下り始めたらサーフィンのメッカが現れます。 がっ!! いつもなら遠州灘の波と戯れるサーファーが目に飛び込んでくるのに、この日は違いました。 なんと富士山が遠州灘の向こうにスッゲー大きく見えた。 強風で荒れる遠州灘の波と富士山。 葛飾北斎の画みたいだった!! いやたぶんこの景色を葛飾北斎は見たに違いない。 これまで見た富士山のイメージが覆された感じ。 大きくてカッコイイ富士山に感動した事は何度もあったけど… 泣けたのは初めてかも! 2008年の〆ツーリングにふさわしい景色だと思った。 でもなんとなく正月の景色にも見えた。 結局のところ富士山って日本人にとっては象徴的存在。 いつどこで見ても感動しちゃうのですね! だけどセブンから見ると何倍も強く感動しちゃうのは何故だろう? 御前崎の灯台も素晴らしかった! こちらの方向から進むと海岸まで反対側の車線分遠くなるから好きじゃなかった。 でもこのルートのほうがイイっ(>。<)b そして606の景色百選の1つである場所に来ました。 此処に来るのは久しぶりです。 夏が過ぎればこの場所は空いてる。 最初は直ぐにガラガラの駐車場に入ったけど、貸切状態だったのでセブンを見晴しのイイ場所まで移動させました。 これが正解だった! 〆ツーリングに相応しい記念撮影場所。 手の届く所に駿河湾&手の届きそうな100km先の富士山を背にしてセブンを並べました。 ただ… めちゃめちゃ風が強くて細かい砂が邪魔だったし、痛かったのが酷(>。<) だけどこの強風のおかげで富士山がハッキリ見えたので邪魔者扱いできませんね(^-^)♪ 耳の中は砂だらけ! 口の中はジャリジャリ! セブン乗りならそんな事は常なので笑って耐えたけど… 日常的な車に乗ってる人達には酷な砂嵐だったかな? 皆さんスッゲー楽しいそうに写真を撮りまくってた。 僕は記念写真のアングルを探すのにこれまた一人七転八転。 カメラの三脚が倒れるぐらいの強風。 イソップ童話『北風と太陽』で北風が負けたのが信じられない。 太陽も頑張っていたけど… この場所では北風君に軍配が上がったね。 記念撮影は55さんにヘルメットをお借りして三脚にオモリとしてぶら下げて固定して撮りました。 それでも倒れないか心配でセルフタイマーで撮り終わるまでハラハラしました。 撮り終わったら速攻でカメラまで走った606です。 もし倒れたらヘルメットにも傷がついちゃうもんね。 (カメラの)命がけの撮影のおかげでチキチキ史上稀に見る素晴らしい写真が撮れました。 北風君が巻き上げた砂攻撃はセブンから降りてもゴーグルが外せなかったほど! ゴーグルが無かった仲間はさぞや大変だった事でしょうね(^0^) それにセブンが砂だらけ(@。@) ボディの上の砂は走っていれば飛んで落ちるけど、シートの上の砂を除けるのは大変でした。 チェンジレバーの凹みにもたっぷり砂が入っていたし… 帰ったら洗車するのではなく、今回は掃除機が活躍しそうですね。 これもいつかは笑って話せる思い出となるでしょう♪ 広い駐車場に戻ったら風力発電機の風車が唸りながら回っていました。 やっぱり北風君のほうが強いじゃん! だけど僕らは太陽の暖かさの恩恵を授かり、北風君の寒さ冷たさ&痛さから解放されました。 此処でも写真をいっぱい撮りましたよ。 駿河湾は見えないけど富士山の大きさは変わらず…風車をバックにセブンの写真を撮りまくった。 楽しいひと時です。 やっぱりこの場所は最高です。 来て良かった(T。T) 素晴らしい景色も空腹には敵いません。 北風も太陽も空腹には敵いません。 皆さんが満足して飽き始める10時20分頃に鰻屋さんを目指して出発しました。 チキチキ第七小隊御用達の鰻屋さん(うな平さん)までは御前崎から約30分。 11時半に予約をしてあるので余裕のヨッちゃん♪ 開店時間の11時ぐらいには到着できるので、座敷でゆっくりできそうです。 でも此処から先はますますルートに自信がないんだよなぁ。 地図で勉強したので大丈夫だとは思うけど…。 とりあえず自信を持って国道150号線に出ました。 大好きな『ヤシの木通り』を走って新しくできたバイパスを使って更に時間短縮を計る606です。 ちゃんとGoogleマップで調べたからOK! 降りるICは終点なので道なりだっ♪ ところが富士山を見ながら走り続けていたので降りるICをいつの間にか通過していた。 ヤシの木通りから5分ぐらいだと思ったのに既に10分ぐらい走っている。 なんとなくソレっぽいICがあったけど、IC名が違う。 『終点』だから行き着く所まで行くしかないと思っていたら『←相良牧之原IC』という看板が現れた。 しかも国道150号線を走っているはずが、いつの間にか国道473号線になってるし… 「これは絶対に違う。」 「100%行き過ぎてる。」 と気がついた時にはスッゲー山奥の行き止まりまで来ていた。 「早く気づけよ!」というツッコミ覚悟で小隊を路肩に停めた。 テンパリバリバリで「道を間違えました〜!」と叫びながら、いつもポータブルナビを積んで来てる#19さんに「此処って何処?」と尋ねたら、「今日はナビ持って来てないから分から〜ん♪」と笑顔。 静岡代表くらしっくさんに尋ねたら「左折は絶対違うから、とりあえず右折しましょう!」と言われたので出発して直ぐに右折しました。 右折した道は細い道。 僕の気持ちもスッゲー細かった。 早く太い道に出れれば僕の気持ちも太くなるのになぁ。 (T。T) 「ヤッベーよ!」 「迷子だよ!」 「鰻屋さんに遅れちゃうよ!」と胃潰瘍寸前。 焦りながら走っていたら交差点に出た。 左方向は違うはずだから直進か右折しかない。 誰かに頼りたい! だけど無情にも信号は青に変わった。 「このまま直進すれば国道150号線にズドン!だっ!!」と意味もなくブチ切れてる自分を見た。 ステアリングを切らずに直進。 少し走っていたらセルシオを捉えた。 「たぶんこのセルシオは街を目指しているに違いない!」と何の確信もないのに嬉しくなった。 セルシオ追従作戦でこの難局からの脱出を試みる事になったのだけど… どんどんお茶畑に突き進む。 しかも僕が生まれた年にイギリスで放送された連続ドラマの『プリズナーNo6』でセブンとコルティナがバトルした峠道に出ました。 これには不安満タン状態だった僕が何もかもを忘れて景色とセブンのドライブを満喫できました。 富士山に次ぐ感動のステージだったなぁ♪ ココだけは七転び八起き♪ 今度はこの道を御前崎から鰻屋さんまでのツーリングコースに取り込みます。 その上り一辺倒の峠道を登りきった所でビックリする光景に出会った!! (T。T) 360度お茶畑。 606的にはホワイトアウト状態でした。 またまた交差点に出たけど、もう右も左も直進も判断できない。 どっちに進んでもお茶畑だと思った。 一か八かで直進したら農作業をしている老夫婦を発見。 遭難救助隊に見えたのは僕だけだったと思う。 606号から飛び降りて「すみませーん! 国道150号線に出るにはどう行けばイイですか?」とゴーグルをしたまま聞いた。 きっとこの老夫婦は墜落した飛行機のパイロットに見えたに違いない。 墜落した車の運転手なのだから同じようなものだね! この老夫婦は身振り手振りで国道150号線に出るまでの道を教えてくれました。 それはそれは親切に教えてくれたけど… あまりに事細かく案内してくれたので途中から最初に曲がる方向も分からなくなってきた。 それでも分かったフリをしちゃうA型の悲しい定め。 何度も確認&おさらいをしていたらkomi△さんがポータブルナビを見せて「こういうルートでしょ?」と…。 助かりました(T。T) 暫くはkomi△さんが先導。 そして無事に国道150号線に出る事ができました。 めでたし♪めでたし♪ だけどこのルートは本当に楽しかったし、景色もGOOD♪ 棚から牡丹餅でしたね!! 606的には泣きっ面に生ビールかな? 結局はYahoo!地図なら載ってる道路がGoogle地図では未だ更新されてなくて載ってなかっただけの事。 これはGoogleの間違いであって、606の間違いではありませんね。(強気発言) なんて書くと怒られちゃうから書きませんが♪ 国道150号線に出たけど…喜んでいたのも束の間で、再び右折か左折か悩みました。 いったい国道473号バイパスで何処まで来ていたのか分からなかったから、鰻屋さんを通過しているのかも知れません。 左折したほうが正解確立が高かったので左折しました。 ココまで来て右折だったらイチゴ狩りして帰ればいい。 次回『鰻リベンジツーリング』として吉田ICで降りて鰻屋さんに行けば間違いなく食えるし! またも意味不明なブチ切れ模様の606だった。 正反対のルートは景色も正反対(当たり前か!)。 正しいのか間違えているのかサッパリ分かりません。 しかし『吉田ICまで7km』という看板でロッキー・バルボア状態。 思わず両手を挙げて叫んでしまった。 此処まで来れば怖いもの無し! 向かうところ敵無し! 今までは怖いものだらけの向かうところ敵ばかり。 これで雨が降っていたら皆に鰻を奢らなければイカンかったかな? 鰻屋さんには11時20分に入店。 ベストですね! 迷った事を白状してなかったら皆から「イイ道でしたね〜!」とか、「よくあんなルートを知ってましたね〜!」と絶賛の嵐だったと思う。 黙っていれば良かったなぁ。 今さら道を尋ねた老夫婦を『親戚』とか言っても通用しないだろうなぁ。 嘘のつけない真面目な606の性格が裏目に出たよ。 606号から降りた瞬間から僕は鼻炎に襲われた。 鰻屋さんからの帰り道で分かったのだけど、苦手なススキとセイタカアワダチ草が周りにいっぱい茂っていました。 ススキの穂が飛んでたもん(>。<) おかげでクシャミ&鼻水が止まらない。 せっかく楽しみにしていた鰻の串肝と鰻重を味わえない状態でした。 それでも美味しく食べたけど…なんか悲しかったなぁ。 だから今週末も『鰻ツーリング』をやります!(嘘) うな平さんは凄く美味しい鰻屋さんだからどうぞ御贔屓にお願いします。 m(_ _)m 「屋根のない変な車に乗って来る本多の知り合い」と言えば同じ料金で御飯を大盛りにしてくれます。 鼻炎で絶不調の606だったので、うな平さんでは盛り上げる事ができなくてゴメンなさい。 生きているだけで精一杯でした。 全然疲れていないのに鼻から上が疲労度Dだった。 おもいっきり盛り上げて〆るつもりだったのになぁ。 腹いっぱいで高齢化が進むチキチキ第七小隊はkoba_5009さんを筆頭に昼寝モードに入り始めた。 このまま座敷の魔力に沈んでしまっては帰る事ができなくなる! 「おまえが道を間違えるから疲れたんだよ(^0^)」とツッコミ入れそうな仲間が口を開く前に撤収命令となる精算開始。 お一人様¥2680也。 お店の人が困らないように一括で精算するのは『マナー良くスマートに!』のチキチキ精神。 おかげで鰻の骨のお菓子をお駄賃でいただいた606でした。 「また春に来まーす!」と挨拶して『うな平』さんを出ました。 くらしっくさんとは此処でお別れ。 来週もまた会うしね! 店の前の国道150号線に出て東名高速・吉田ICを目指すと渋滞にハマるだけでなく隊列も途切れてしまうので、今回は裏道から吉田ICに出る作戦を試してみました。 セイタカアワダチ草が生い茂り、ススキの穂が飛んでいる道が鼻炎の原因で酷だったけど、この道が大正解でした。 上手く吉田ICまでツーリングできたよ♪ 吉田ICからは渋滞も無く浜名湖SAまで一気に進みます。 途中でkoba_5009さんは牧之原SAで燃料補給したので、追いつくまでのんびり走ったけど…何処で追いついたのかな? いつも浜名湖SAで銘菓うなぎパイを買ってツーリング終了&流れ解散となるのですが、今回は#19さんが「クレープの美味い店が出来たんだわぁ♪行こう!行こう!」と言うので仕方なく行きました。 だって鰻重大盛り食べた後にクレープなんか食えないよ! 鼻炎で食欲無かったし… それでも美味かったので大きなクレープを1つ食べた。 デブ一直線(T。T) あ!でも本当に美味かったよ!! お土産などを買い込んでチキチキ駐車スペースに全員集まったところで『解散宣言』をして2008年のツーリングを〆ました。 ほんのちょっとだけ(?)道に迷ったけど、これは想定の範囲内。 壮大な富士山が2008年のツーリングを〆た気がします。 全て富士山が持って行った気がします。 2009年は富士山に負けないように、美味しくて楽しいツーリングをいっぱい企画していきたいと強く思いました。 この瞬間、富士山がライバルとなったチキチキ通信。 まずは裏の山から制覇したい。 今年一年お世話になりました。 来年も定番ツーリングを基本に、斬新なツーリングを企画実行していきますので懲りずに参加してやってくださいね。 『雨』ばかりは責任持ちませんよ〜♪ by606 |