■10月25日 (土曜日)■ 画像… 今度からカートを1台ぐらい入れて撮ろう。 妙に迫力ある集合写真になっちゃうもん。 皆でこれからカートの耐久レースやるんだよーっ♪ 漫画喫茶ぐっちっちさん主催の1時間カート耐久レース… 今回も美浜サーキットで行われました。 これまではレンタルカートコースでの耐久レースでしたが、盛り上がり過ぎちゃってエントリーの申し込みが殺到! 15台で締め切りだったのに、25台(25チーム)も集まってしまった。 結果25台での耐久レース! しかも美浜サーキットフルコース!! 僕達(チームRACチキチキ通信)は今回の為に練習に練習を積み重ねるつもりでした。 しかし練習できたのは1回きり。 その1回きりというのもたまたまフルコースでの練習でした。 レンタルカートコースはフルコースの半分。 本当はこのコースで練習しなければ意味がなかったのに… 後でレースがフルコースで行われると聞いてラッキーだったなぁ♪ 新しくなったコースを一番に練習できて2倍ラッキーでした。 チームRACチキチキ通信は今回からお揃いのツナギで参戦。 黒いツナギにワッペンを2つ縫い付けただけですが… まずは見た目重視。 モチベーション向上にも一役買ったかな? 些細な事から楽しもうという狙いです。 当日は家を午後4時に出ました。 まだ明るかったのに、美浜サーキットまで1時間ぐらい車を走らせたら既に薄暗くなった。 受付を済ませて軽く晩飯(弁当)を食べました。 普段は午後6時前には晩飯を済ませているので、受付を済ませた頃には空腹。 腹いっぱい食べたかったけど、満腹になったら眠くなるし集中力が欠ける。 もっとも…仕事で疲れていて集中力もモチベーションもあったもんじゃなかったです。 最初はうちら2人で参戦するつもりでしたが、随分前にムッシュ(赤ナン)さんと三ヶ根山スカイラインでお会いしてカートの話をした事を思い出した。 そして連絡を取り合ってチームを結成。 美浜サーキットを走った事がなかったムッシュさんと合同練習。 たった1回だったけどレーシングカート経験者のムッシュさんは速攻で良いタイムを叩き出したので、疲れる前に終了。 「もう1回ぐらい練習に来たいですね!」とお互いに思ったけど… そんな話はどこに葬られたのやら?? とりあえず練習を兼ねた予選開始。 僕から走ろうとしたのですが、前に誰も乗っていないカートがコースインを妨げる。 25台のレンタルカートにエンジンが掛かってる状態でヘルメットの中から「誰か退かしてーっ!」と叫んでも誰も反応がない。 「耐久レースに予選なんて関係ない。 グリッド位置なんて関係ない。」と、いつもほざいている606ですが… いざ『予選』となると少しでも前の方を狙って頑張っちゃう♪ なんとかコースインして1周流しました。 1周流しながらクリアラップが取れるように前後位置を測ります。 そんな事をしながら走っていたらコーナーで前の2台が追突! 追突された前のマシンがラインから外れて行く… 「おほ♪ 皆さん熱いっすね!」と関心しながら見ていたら、弾き飛ばされたマシンが怒って横からタックルしてるじゃありませんか! 「おおおおお! 最初の1周から燃えてるっすね!」と…606は既に御満足♪ こりゃうかうかしてられません。 なかなかクリアラップが取れなかったけど楽しく走れたので、ムッシュさんにバトンタッチしました。 ムッシュさんも頑張って走ってましたよ。 予選結果は25台中5位。 606はもう満足でした。 しかしここで問題発生! 僕らのマシンに装着した電飾の明かりが弱くて探すのが困難らしい。 せっかくコンサートとかで使う発光する棒を2本買って装着したのに… ムッシュさんが走ってる時も自分らのカートが分からなかった。 これは大失敗&大誤算。 90秒ルールで計測ラインでストップウォッチをチーム毎に押さなければイケナイのに、自分らのカートが見つからないのではマズイ! 慌てて配達号まで行って懐中電灯か何かを探したけど、光る物といったら発炎筒しかなかった。 仕方ないので間違わないように&見落とさないように気をつけてストップウォッチを押すしかない! 決勝は午後8時から1時間。 ドライバー交代は各チーム最低5回(少ないとペナルティを喰らう)しなければなりません。 家を出発間際まで練りに練った順番と交代時間を書いた紙を持って指示。 ちゃんと説明してダミーグリッドに移動しました。 前から5番目。 後は20台一列縦隊で並んでいました。 オフィシャルが旗を振ってPPから順番にコースイン。 直ぐにジグザグ走行が始まります。 F1のフォーメションラップだと自分に思い込ませてモチベーションを上げました。 裏ストレートでは激しくジグザグ走行をしたなぁ〜♪ 相撲の仕切りみたいな感じでどんどん闘志が湧いてくる事に『若さ』を感じた。 最終コーナー手前では徐行になり隊列を整えます。 先頭は慣れている人なので上手い! 最終コーナーを抜けた辺りからアクセル踏んで全開走行。 絶対『日章旗』(スタートの合図)が振られる事は予想していたのでガツン!と1発。 案の定スタート!! 先頭から縦一列に綺麗に1コーナーに進入。 スッゲーワクワクする〜〜♪ 「頑張ろう!」 「抜こう!」とは全然思いませんでした。 妙に落ち着いてる606。 2周目の1コーナーで前のマシンをパスしました。 しかし3周目の1コーナーで1台抜かれ… ついでのもう1台に抜かれた。 「あれ?」という感じだったけど焦らずに走り続けました。 4周目から前に3台(計4台)でのバトルが始まった。 前3台はかなり接戦。 僕は絶対に前の3台が絡んで苦労せずに抜けると判断して様子を伺いながら追従した。 そして『その時』がきた!! 最終コーナー手前で前の3台がダンゴ状態で進入。 後の2台が左右に膨らんだので僕はド真ん中を割ってアクセルを踏み込んだ。 視界が開けた瞬間、目に飛び込んできたのは真横を向いて止まっているマシン(@。@)''''' アクセルを緩める間もなく、ブレーキを踏もうと思う間もなく突っ込んだ。 『ボコッ!』という軟らかい音が聞こえたと思ったら体が浮いてステアリングで胸を強打してしまった。 マイク・タイソンに殴られたような衝撃で息ができなかったけど… マシンのエンジンは呼吸していた。 無意識にアクセル踏み込んで復帰したけど、胸を打ってから1コーナーまでの記憶がありません。 その時の様子は【YouTube】こんな感じでした。 セブンじゃなくて良かった〜。 だけどマシンのダメージが心配。 とりあえずは普通に走るし、黒旗も出ていない。 1周走ったら我に戻れたけど胸が痛い。 ぶつかった相手は大丈夫かな? とりあえず壊れてなかったし、赤旗も出ていなかったのでムッシュさんに襷を繋げられる。 もし壊れちゃったら耐久レースは終了。 計測器の交換とかごちゃごちゃやって、余っているカートで再出発しても走行会モードになっちゃうもんね。 なんとなく調子悪いまま1周走って吹け上がるようになったので再び戦闘モードで走り続けました。 残り49分でラスト2周のサインボードを確認。 左手で「確認したよ!」と合図を送ってPITinのサインを確認して戻って来ました。 とりあえず急いでムッシュさんとドライバー交代。 時間に余裕があったのでシートポジションも合わせて1分25秒になるかならないかでGO! そしたらスッゲー速さでチェックポイントを通過したので「ヤバイかな?」と心配になりました。 後で知ったのですが、この時のPITストップ時間は1分30秒083でした。 あっぶねー!! ムッシュさんは快調に飛ばしてましたが、だんだんとタイムが落ちてきました。 メインストレートを何か悩みながら通過している。 「たぶんブレーキを触ったまま走ってるな。」と直ぐに分かりました。 アクセルOFFだけで回れると伝えてあったけど… ブレーキに足を置いてたら加速しない事を言い忘れた。 57秒ぐらいで走れるムッシュさんが1分切れなくなっていた。 早めにPITinさせてドライバー交代ついでに理由を教えてあげたかったけど… もしかしたらマシンの調子が悪いのかも知れない。 おもいっきり追突したし。 とりあえず交代時間まで走ってもらいました。 交代場所に戻って来たムッシュさんが首をかしげながら「全然加速が鈍くなりました!」と… 3番手は嫁さんが出走。 2周させて帰らせる作戦です。 その間にムッシュさんに「ブレーキペダルに触ったら失速しますから、触らないようにしてください。」と教えてあげました。 「全然(ブレーキ)踏んでないんですけどね〜!」 そう! 僕も前回コレで大失敗したのです。 触っただけでブレーキは効かないのだけど…アクセルワイヤーが緩んでしまうのですね。 ムッシュさんに教えなかった僕の責任。 その短い時間に再び乗車。 やっぱりブレーキペダルを触らなければ元気良く走ってくれる。 フルコースだと飽きる事なく、疲れる事なく走れます。 バトルも長く楽しめる♪ 半分のレンタルカートコースだと忙しくて大変だもん。 そしてドライバー交代を重ねて無事にチェッカーフラッグを受けました。 結果は25台中7位でした(^0^) まずまずではないでしょうか? いろいろ勉強にもなったし、次回の作戦も決まった。 あとはクジ引きでハズレのマシンを引かないようにすれば、もっと上位に食い込めるはず!(?) まぁハズレは誰かが引いてくれるから…いいか。 午後8時からスタートした耐久レースは午後9時に終了しました。 表彰式は午後10時近くから行われましたが、明日は午前3時起床で4時にセブンでツーリングに行かなければならなかったので、ムッシュさんに残っていただき…皆さんに挨拶して先に失礼させていただきました。 表彰式が終わって晩飯を食べたらしいムッシュさんは、そのままイカを釣りに行ったそうで… そのタフさぶりに感動。 ぐっちっちレーシングチームの皆さん、お疲れさまでした。 次回も参加させてくださいね。 ありがとうございました。 次回こそリベンジだっ!! by606 |