0−400m(通称ゼロヨン)!  けしてケロヨンではありません。

 606のゼロヨン歴は古く… 某国家公務員を嫌々やっていた頃の貯金と退職金を1台のゼロヨンマシンを作り上げる為に注ぎ込んだほど。  いわゆる『馬鹿』ですね。  4年間の凝縮されたストレスを一気に大気開放した感じ。
 それからは4年間の憂さ晴らしと家業のストレスを毎週土曜の深夜に、ゼロヨンで格上のマシンに勝って解消していた馬鹿息子でした。


 昔の事を書いたら、その事だけでCは終わってしまうので割愛させていただきます。 m(_ _)m
本当は書きたい。


 さてさてゼロヨン大会は2回ぐらい80%で練習してからタイム計測を2回やってくれました。
これだけ広いコース(滑走路)なのだから併せ馬的に2台でバトル状態のゼロヨンがやりたかったです。
606的にはアルティマスポーツのエムさんとバトルしたかった!  R500も長野県からお越しだったので、R500ともバトルしたかったです。

 練習走行ではスタートを真面目に練習しました。
あとはシフトアップしてアクセル踏み込むだけだもんね。  ライン取りもブレーキタイミングも荷重移動も不要。  真っ直ぐオンリー!  


 本番は7000回転でシフトアップするだけ。  古いオイルのまま来てしまったので、オイル交換をしていれば8000回転近くまではOKだったのが本当に悔やまれます。

 1回目のタイムアタックで、3速吹けきりでゴールできそうな事が分かりました。  ちょっと怖かったので、ゴール手前で4速に入れてしまった。  
 2回目は1速・2速を7200回転まで引っ張れば3速のままゴールできると思い、頑張ってみたけど…  1回目よりも回転数が上がらない。  回らない状態!  パワーが出ない感じ。  引っ張る事は引っ張ったけどゴール寸前で4速に入れてしまった。  エンジンが壊れそうだったもん(T。T)
 
 
 ラリーでボディを傷めて、ゼロヨンで内臓を傷めて泣くのは嫌だし…  滑走路にオイルぶち撒くのも最悪だったので、ほどほどにしときました。

 1回目でもゴールした直後に油圧がドスンと下がって、なかなか上がってこなかった。  2回目は待ち時間が長くて、滑走路というフライパンの上で606号の水温計は100℃を超えてのスタート。  ゴールした時は花火が消える寸前みたいでした。


 結果…  排気量でクラス分けされた中で2位。  優勝はロータス340Rでした。  チラっと結果表を覗いたら、340Rのタイムが14秒081です。  606号のタイムは14秒091だった。  0・01秒差!  なんとも悔やまれる。  オイル交換していたら…  でもあんな豪雨の中で作業できるワケなかったし!  
 あ! ちなみにコース(滑走路)は、見ただけでは全然分からないぐらい若干下り坂になっていたそうです。
だけどR500のタイムは何秒だったのだろうか?  3位でもなかったと思ったけど…。


 この後でゼロヨンのコースにパイロンを立てたゼロヨンスラロームの競技と、簡単なコースのジムカーナ競技が行われました。
僕はラリーとゼロヨンの競技だけエントリーしていたので関係なかったけど、時間のある人は参加自由という形になりました。
 でも606号…  思ったよりも酷使してしまったので、もう走らせたくなかった。  滑走路脇でのんびり休ませてあげる事にしましたよ。  僕もラリーで神経使い過ぎて妙に疲れたし…  首を亀みたいに伸ばして路面状況を確認しながら走り続けていたので、肩コリが激しかった。  正直、横になりたかったもん。  たぶん606号も同じ気持ちだったに違いない。


 全ての競技が終了して、表彰式と閉会式が行われる前に606号をトレーラーに積み込みました。  油圧も元通りの状態に復活。  腹周りは新しい擦り傷が増えてましたが…  大きなダメージはありませんでした。


 表彰式(ゼロヨン部門)では立派な楯を頂き、嬉しい限りです。  なかなか優勝できない606ですが、何か形に残ると本当に嬉しいです。
時既に午後4時半! されど日差しはめちゃめちゃキツイです。  トレーラーに積んで来て正解でした。  自走で帰るのは肉体的に辛い。  『自走で来て競技に参加して、自走で帰る』のが真のセブン乗りだと思っていた20代の頃。  もうそんな元気は無いなぁ。  『楽』を覚えちゃうと『苦労』が嫌だもん。  あ! 苦労はセブンに乗るのが苦労じゃないよ。  『このクソ暑さ』が苦労なんです。  全ては地球温暖化が原因。(という事にしておきましょう)


 エムさん御夫婦に挨拶をして先に帰路につきました。
めちゃめちゃ眠かったです。  来た道で帰ろうかと思ったけど、高山市内を抜けるのは渋滞必至だと判断して、少し違ったルートで中部縦貫道に上がりました。  上がった途端にプチ雨。  たいした雨じゃなかったし…ラリーで汚れまくっていたので、あまり気になりません。  どうせならドシャ降り喰らったほうが洗車機に入れたみたいに綺麗になったかも!


 東海北陸自動車道は、ひるがのSAが大混雑で入り口から500mぐらい渋滞してました。  混む事は知ってましたが、まさかここまで混むとは思いませんでした。  『ひるがのSAには入れません』という案内標識が出ていたほど!  もちろん通過です。  
 通過したら今度は渋滞。  2車線から1車線になる所では仕方ありません。  すぐ後で合流させてもらえなかった高級セダンのドライバーが前後の車に罵声を浴びせてました。  どちらも大人気ない。


 東海環状道に入ってからは不思議と睡魔から解放された。  どんどん暗くなってくる。  午後6時には既に薄暗く…わずか数分のうちに真っ暗になっちゃった。  秋だなぁ。


 自宅に到着したのが午後7時半でした。  洗車する気力は皆無!  速攻でトレーラーから606号を降ろして、トレーラーを切り離します。  トレーラーを格納したら、明日は朝一番から配達なので急いで配達号を仕事モードにしました。  その後で606号をチキチ基地に格納して一日が終わる。  スッゲー疲れたけど、もし雨だったら今の何倍も疲れているに違いない。  晴天に感謝して笑顔で中華料理店に行って生ビール飲みました。  晴天もイイけど…晴れ過ぎるのも辛い年頃♪
by606


画像提供:伝説のkazz7様











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