■4月20日 (日曜日)■

 カートの耐久レースの翌朝…  午前4時50分起床。  な〜んも準備してないどころか片付けもしてない状態で迎えた朝。
一気に眠りに落ちて寝たのが午前0時半くらいだったのに、1時間後に地震で目が覚めて発狂寸前。  なんとなく阪神淡路大震災みたいな揺れだったので808さんが心配。  起きてPC立ち上げてチェック。  この辺りだけの地震でたいした事はなかったので安心して再び一気に爆睡。

 何時間寝たのだろうか?  リズミカルで心地良い音が聞こえる。  とても落ち着く音♪  疲れた体と気持ちが癒される感じ。  なんだろう?  夢の中なのか意識的なのか…  なぜか懐かしい。  それでいて聞きなれた音だ。
 だんだんと目が覚める。  「あ… 雨だ。」  
(肩膝立てて右腕は強く拳を握って) 「雨降ってんじゃねーかyo~!」とベットの上で叫びました。


 雨が止むまで眠れない。  雨は激しさを増す。  確かにリズミカルだ!  雨だと分かれば落ち着かねー!  疲れた体と気持ちに拍車がかる感じ。  雨だ!  意識はハッキリしてる。  懐かしさなんてない。  ここのところ配達(仕事)は雨ばっかりだから確かに聞きなれてる。
 もう眠れない。  

 雨なら茶臼山まで行きたくないなぁ。  せっかく『雨に打たれてない記録』を更新中だったのになぁ。 せっかく楽しみにしてたのに一気に憂鬱。

 雨は午前4時には止みました。  出窓に打ちつける雨音が消え… 僕は催眠術ならぬ睡眠術の如く眠りにつきました。
がっ!! 50分後に目覚ましのベル!!  トム&ジェリーで寝不足で半狂乱のトムの如く。 
スッゲー眠たいよーっ。  体ダルビッシュ!
 しかしセブンに乗りたいから飛び起きて身支度。  必要な荷物はほとんど配達号に積んだままだったので、服装だけ温かくしてガレージまで行きました。



 ガレージに到着して一言。 「点検&手入れ全然してなかった。」
しかも路面は半乾き。  所々水たまりがあるから困った。  ガレージから公道までは泥だらけだし(>。<)  それでも気分はHOT!  やっぱり日曜日はセブンでお出かけしたいっす♪

 午前6時プチ過ぎにガレージを出発しました。  携帯電話に参加表明をくれた、たかじんさんと東海環状道・鞍が池PAで7時15分に待ち合わせです。  途中でGSに寄って満タン給油を済ませて向かいました。

 セブンで走ってる時は時間が分かりません。  時間を気にしてセブンに乗りたくないから時計は付けてません。  そんな言い訳も虚しく6時45分に鞍が池PAに到着。  30分も早く着いてしまった。  30分も待つのも嫌だなぁ〜って思ったら…たかじんさんが先に到着してました。
 天気がイイとこんなもんです♪  元気なセブン乗りの有るべき姿ですね♪  めちゃめちゃ感動♪


 天気がイイのにPAで喋ってるのもアホらしかったので、さっさと出発しました。  たかじんさん情報によると「さっき蛍光イエローのセブンが通過しましたよ。」との事!  じょなさんさんに間違いなかったので、ますますグズグズしてるのが嫌になりました。


 いつもなら猿投グリーンロードの西広瀬PAで集合して153号線を進んでいたので、東海環状道を何処のICで降りたらいいのか全然分かりませんでした。  たかじん号を不安いっぱいで引率。  しばらく走ったら『豊田勘八IC』という案内標識が出た。  その下にケーターハムのマークに似た逆三角形の枠の中に153と書いてあったので、一か八かで降りました。  豊田勘八という名の通りで、男の第8勘!
 とりあえず案内標識の『足助⇒』という看板に沿って進んだら猿投グリーンロードの終点出口に合流。  まったく初めての道でした。  何度も茶臼山には行ってるけど、初めての景色だった。  短い距離&短い時間だったけど冒険しちゃった♪


 ここからは勝手知った道。  だけど、たかじんさんとっては初めてセブンから眺める景色なのでプチスローペースで進みました。  とは言っても606号の前を制限速度以下で走り続けるプリウスのペースでしたが…。  プリウスの前のダンプカーのほうが倍くらい速かった。  追い越し可まで我慢して安全に追い越して爽やかにドライブを楽しみました。  途中の交差点で左側から来るセブン2台を発見!  右にウィンカーを出していたので違うパーティーだと判断。  一応左手を上げて挨拶しましたが、発見が遅かったので挨拶が遅れてしまった。


 茶臼山も1年ぶり以上。  なんとなく景色も変化してました。
スッゲー変化してたのは香嵐渓付近。  狭くて渋滞のメッカとなっていた香嵐渓入り口の直角カーブの橋の手前から高速道路みたいな直線道路になっていて驚いた。  これは本当に驚きましたわ!  景色もスッゲー良くて新緑がめちゃめちゃ眩しかった。

 ここら辺まで来てもバイクや趣味車は本当に少なかった。  もっと渋滞してると思った。  だって早朝に茶臼山に集まった帰り道はいつも反対車線が渋滞してたから。
 それは道の駅・どんぐりの里いなぶにトイレ休憩に入った時にも感じた。  此処だってこの時間なら満車状態。  それがガラガラに空いてる。  茶臼山高原道路が無料化になった昨今、半端じゃない交通量を予想していたのだが…無駄な心配だった。  どんぐりの里を出発間際にエリーゼが一台入って来た。  空いてる駐車場であえて僕らの後ろにエリーゼを駐車したので少しお喋りできるかな〜ってニコニコ眺めていたけど、なかなか車内から出てこられなく、なんとなくそんな雰囲気ではなかったので茶臼山山頂を目指して出発しました。
 先に声をかけるべきだったのかな?  セブンなら「おはようございま〜っす♪」って気楽に声をかけれるけど… どうだったのかな?  エリーゼのオーナーさんは気分を悪くなされなかったかな??


 と…少しばかり気にしながら茶臼山を目指したワケですが、高原道路入り口下の道の駅ではバイクがたくさん集まっていた。  気合いの入ったミニのオープンも発見。  ストレートカットの音が唸ってたなぁ〜♪
 僕らが交差点を左折して茶臼山高原道路に入った途端、もしかしてバイク集団が一斉に上がって来たら怖いぞ!  料金所までの道は上り一辺倒だからアクセルONだけで行けるけど、砂は多いし道も荒れている。  だからいつもこの道は低速走行を心がけている。  しかし野武士の如く後ろに付かれたら嫌だったから左折した途端に交差する信号が青になるまでに少しでも逃げようと駆け上がりました。

 一生懸命に走った。  砂や小石がリヤフェンダーにビシバシ当たって嫌だったけど一生懸命に逃げた。  そろそろ野武士の先頭が現れてもイイ頃だと思いながらも必死で走った。  橋の継ぎ目で左に数センチ飛んでもアクセル踏んだ。

 トンネルを抜けてもバイクはミラーに映らなかったので勝利を確信。  ふと我に返って「あ! たかじんさんを忘れていた!」と気がついたので、料金所の跡があった地点で待ちました。
 料金所は跡形もなく爆破… じゃなくて、撤去されていました。  思い出深い料金所だったなぁ!

思ひ出@  初めて料金を払った時に、あまりに高い料金で驚いた。
思ひ出A  その帰り道で、同じ料金所から抜け出ようとしたら再び徴収されて驚いた。
思ひ出B  出口を逆走して料金踏み倒した。
思ひ出C  頑張って登って来たのに料金所前で『凍結通行止め』を宣告された。 入り口に書いておけよ!
思ひ出D  有料時間ギリギリで通過したつもりが有料時間帯だった。 おっちゃんは見逃してくれた。
思ひ出E  おっちゃんが寝てたので起こさないように黙って通過した。
思ひ出F  おっちゃんが土手で立ち○ョンしてた。 左手で「さっさと行け!」という合図をくれた。
 
 料金所一つにも思い出は多いです。  30年間お疲れさまでした。  無料時間帯に入った事が多かったですが、有料時間帯でもほとんど無料で通過していた606号でした。


 料金所のあった辺りはアスファルトの色が濃かった。  午前8時半なら確実に料金を請求されてるのに… 素通りです。
アフターファイヤー1発おまけでトンネルを潜り抜けて面の木園地駐車場に到着。  てっきりバイクや趣味車で満車状態かと思ったら…じょなさんさんとチェリ井さんのセブンが2台。  バイクが2台、マイカーが3台という寂しい駐車場でした。


 とりあえずセブン4台並べて… 昨夜のカート耐久レースの帰りに一撃さんから頂いた『安永餅』を4人で食べました。  茶臼山で桑名名産を食べるのは、僕達が初めてなのでは??  3日前に決めて集合をかけたし、どの天気予報も茶臼山は午前中雨と発表していたので4台も集まれば大したもんだ♪

 面の木園地の売店でキャラメルを買いました。  午前9時前なのにオープンしてます!  珍しい。
なんと生ビールまで売ってる。  昨夜飲めなかったストレスから、ついつい飲みたくなってしまったけど…イケマセン。  ペットボトルのお茶で我慢した606です。


 しばらく寛いでいたらHage73さんが全開で到着。  安永餅を残しておいて良かったーっ!  安永餅食べて撤収しなくて良かったーっ!
さらにもう1台到着して安永餅を食べていただきました。  Hage73さんに全部食われなくて良かったーっ!  撤収しなくて本当に良かったーっ!


 僕は、たかじんさんと一緒にセブンで牧場へ牛を見に行きました。  ところが牛さんは見当たらず(>。<)  そのまま道路わきに植えられた花を眺めながらスキー場付近までドライブ。  
 途中にあった綺麗なトイレも料金所と同じく撤去されていました。  もちろんスキー場付近にあった料金所も姿を消していた。  擦れ違うバイクも無く… 擦れ違う車も無く…  マイペースで気持ちよく初夏の風を受けながら走り続けました。


 標高1100メートル超え!  エンジンは軽い心臓発作を起こしてるかの如く、アイドリングが落ちます。  空気が薄いのでキャブが酸欠?  油圧も半分以下。  人間は1100メートルぐらいでは、どうって事ないのにね。  
 走り出してしまえば問題ありません。  此処で渋滞にハマれば地獄を見る事になりかねませんが…。


 久しぶりに茶臼山高原道路を走りました。  本当に路面状態もよく… アップ&ダウンやカーブも高速で楽しめるワインディングです。  面の木園地付近は結構タイヤの跡が多かった。  『通行止め』とかにならなければいいけどね。


 午前10時を過ぎて撤収。  折元ICから遠回りして帰るのが定番♪  Hage73さん先頭。  606号はワガママ言って最後尾。  後方からたくさん写真を撮るつもりでした。
 がっ!!  折元ICを過ぎてからはコースクリア。  終始コースクリア。  アベレージスピードも上がります!  途中、スッゲー狭い所で大型トレーラーが前方から現れた。  とてつもなく狭い道に、とてつもなくデカイ車。  この先にはセブンが1台しか通過できないくらい狭い橋がクランク状態であるけど…大丈夫だったのかな?


 再び国道153号線に出てからも交通量は少なく快適なペースを維持。  暖かくて更に快適♪
セブン6台は隊列を崩す事なく進みました。  


 帰り道は対向車線の車とバイクが多かったです。  特にバイクのツーリングは多かった!  様々な種類のバイクが擦れ違います。  相手はヘルメット越しですが視線を感じます。  50台くらい一気に擦れ違った時は、相手の熱い視線で僕のゴーグルに穴が開きそうでしたよ。

 プチ暴走族とも擦れ違ったなぁ(^-^)  マフラーが懐かしい竹ヤリ風。  1台だけ随分遅れをとってるバイクがいました。  若い女の子!  一生懸命に右手を回してたけど…集団に遅れをとってました。  なんとも微笑ましい光景でしたよ。
 この先では警察がシートベルトの取り締まり&検問をやってたけど大丈夫だったかな?  もっとも駐在所上げての取り締まりだから、返って警察が挑発されて終わりなのかも♪  頑張れ警察! 頑張れ女の子!


 早々に1台別れ…  猿投グリーンロード入り口で2:3に分かれました。  東海環状道に進む2台。  漫画喫茶ぐっちっちさんで昼飯を食べに行く3台。  みなさんお疲れさまでした。


 漫画喫茶ぐっちっちさんでは606大好物のニラ豚丼大盛りを食べて桜アイスを頂きました。  もちろんいろんな飲み物もたくさん飲んで¥1000とは…。  お徳です(^-^)
チェリ井さんは見てる僕とHage73さんが寒気がするほどの量を食べてた。  バイトちゃんも驚愕。


 腹いっぱい状態で名古屋ICから東名高速道路に上がった。  途中の市街地はべらぼうに暑かった。  Tシャツ一枚でOK!  もう夏だね〜♪  高速道路で受ける風が涼しく感じるんだもん!
 小牧ICで降りて41号線を少しだけ走って小牧市民病院に午後1時過ぎに到着。  セブン3台を外来駐車場に堂々と停めて、入院してる仲間を見舞いに行ってきました。  手ぶらじゃカッコ悪いから、茶臼山で買ったキャラメル持って…。
 入院してる仲間と30分くらい喋って流れ解散となりました。


 僕は名古屋高速に上がった瞬間に燃料が少ない事に気がついて低速走行。  その時だけエコドライブ。
安城市内の行き着けのGSまで燃料ギリギリで到着。  大きなセルフスタンドでしたが、なぜか趣味車が多く給油やら洗車してました。
たまたま僕の前にはエランが給油中でした。  鉛を量って燃料タンクに流し込んでる姿を懐かしく眺める事ができた。  オーナーさんはとても楽しそう。  気さくに話しかけてくださり…短い時間でしたが車談義に花を咲かす事ができました。
 

 本当はゆっくりとお話しがしたかったのですが、606の脳内燃料メーターは空っぽ。  さすがに思考力ゼロです。  早く帰って風呂入って寝たかったんだもん!  よく冷えたビールだって昨夜から我慢してるし…  606号の洗車⇒風呂⇒ビール⇒寝る  これしか頭になかった。  エランの説明をいろいろしてくださったけど、僕は上の空でした。  ごめんよエランのオーナーさん。

 「私はゆっくり走りますから、先にどうぞ!」と言われて恐縮しながら先にGSを出ました。  って… 別に後から出たって、追いついてブッち切るような事はしませんから!
 まぁ、いろんな事がある今日この頃です。


 帰宅して速攻で洗車!  速攻で風呂入って念願のビールを飲み干して、ベットに倒れこんだ。  仕事&カートの耐久レース&セブン。  24時間戦えた昔を懐かしく思った40歳であった。
by606
茶臼山高原道路無料化歓迎ドライブ