夏の暇な時期に、レースや日程の決まってるイベント以外の日曜日にツーリングを企画した結果… とんでもないハードな秋を迎えてしまった。 おかげで退屈という文字は無かったけど、疲労という文字は毎週土曜日以外付きまとった。 九州から帰ってからは数々のイベントが雨で中止になったり延期になったりする事がなかったのは嬉しい悲鳴。 腰も悲鳴を上げてましたよ! 原油価格の高騰で財布も悲鳴を上げるようになってきた12月。 温暖化で地球も悲鳴を上げてる暖かい日曜日に、京都・嵐山まで趣味車の集まるイベントに参加してきました。 第16回となるフロムセブンミーティング! この存在を知ったのは悲しいかな昨年の事。 昨年は終わってから知ったので、今年は参加しようと思ってました。 しかし、重なるハードスケジュールの為、他のイベントに参加する方を選んだので残念ながら見送る方向でした。 ところがそのイベントが中止になったのでフロムセブンミーティングに行く決意をしたのだけど… 寄る歳波には勝てません。 走行会⇒耐久レース⇒行楽渋滞という3連チャンは自分には厳しかった。 なにかと理由をつけて、できれば行かない方向に自分を持っていく。 しかしそんな自分がなんとなく嫌だった。 でも… だけど… やっぱり…と散々悩んだ挙句に実行を決意したのは12月1日(前夜)8時くらいでした。 どこに行くとも書かなかった【案内】だったので、個人的な問い合わせは10件以上。 行き先を『京都・嵐山方面』と伝えただけで、「そうですか」と受話器の向こう側で沈んだ顔が思い浮かぶ。 そりゃそうですよね! 渋滞のメッカである京都市内通過。 行楽シーズン・紅葉シーズンに嵐山。 企画を一緒に練ったkoba_5009さんと2台で気楽に行くだけのイベントになる予感がしました。 それでも第七小隊は△10さん御夫婦とチェリ井さんから参加表明をいただき… 嬉しかったです♪ ■12月2日(日曜日)■ 前日の土曜日は天気が良かったので、明日の実行・中止に関係なく606号のタイヤをSからラジアルに交換するためにチキチ基地に行ってビックリ! チキチ基地の前の道路が大工事中なのは知ってたけど… なぜか歩道だけが先行して作られている。 おかげで道路とチキチ基地の間の歩道は恐ろしいほどの段差! 606号が出せない事態が発生していた。 近くにいた工事関係者に「これだけ段差があると車の腹を擦ってしまうので、できたら砂か砂利を敷いて段差を少しでも緩くしてほしいのですが…」と困った顔で訴えました。 すると工事関係者は「申し訳ありません! 大至急通過できるようにしておきます!」と…気持ちイイ返事。 昼までには通れるようにしてくれるみたいだったので、午前中は少し仕事をしました。 昼御飯を食べてから再びチキチ基地に行って再びビックリ! なんと段差のある付近に土を盛っただけの工事。 その周辺の様子から、小学生が足で土を寄せ集めて山を作っただけのような形跡も確認した。 「こんなの僕でも1分もあれば作れるよ!」と怒りよりも笑いが先に出てしまい… 工事現場にあったコンクリートの型板などを集めてきて、自分で橋を作って606号を通過させました。 重い型板を運んだ不要な肉体労働の後でのタイヤ交換はキツかった(>。<) 606号はそのまま、早朝出発だったのでチキチキ通信所にてチキチキミニと仲良く一夜を明かしました。(出発時は夜が明けてなかったけどね) 名神高速・多賀SAに6時半集合、6時45分出発という予定なので、12月2日は午前3時に起床しました。 606号は手元に… 荷物も現金・貴重品以外は全部積んであるので出発の午前4時までの1時間は余裕です。 今シーズン初となる防寒対策としてのスノボズボンを穿いて、足裏カイロも指先に合わせて貼り付けての出発。 エンジン掛けて速攻でパチンコ店の駐車場付近の大通りまで移動して暖気。 前夜から悩んだ末、この場所でしか606号を暖気する場所が無かった。 ラブホの前での暖気も視野に入れてたけど… 不審者に思われそうだし、早朝からセブンで空き部屋待ちと勘違いされても困る。 チキチ基地周辺よりも馬鹿息子伝説は広まってるだろうからね。 さすがに水温が70℃を超えるまでには時間がかかりました。 パチンコ店入り口で小さな照明を頼りに暖気。 後ろからヘッドライトを確認するたびにハザードランプを点灯させて暖気してました。 午前4時15分に豊田JCT経由で多賀SAを目指しました。 キレイな月明かり♪ 満天の星空♪ 昨日ピカピカに洗車しちゃったし… 久しぶりにワックスなんて物も掛けちゃった! 気分は100%見られサド。 京都市内で渋滞にハマってもピカピカの606号なら嬉しい。 今日は素晴らしい一日になるだろうとキャブの吸気音も軽やかに東名高速道路から名神高速道路に入りました。 時間には余裕があったので低速巡航。 走行車線をのんびりと気持ちよく進みました。 一宮JCTを過ぎた辺りで所要のICまでの到着時間が出る電光表示板を見たら京都南ICだけが赤色の表示! まだ午前5時半前なのに既に渋滞か? 他のICは緑の表示だったのでイチモツの不安が頭を過ぎりました。 渋滞回避の為に早朝出撃を決行したのに… もっと早くから動いてるマイカー軍団・観光バス軍団の存在にビビリながら、とりあえず多賀SAを目指したのですが…トイレ休憩で寄った養老SAで更なる悲劇! 雨(>。<) 暗かったし出発時からヘルメットを被っていたので霧のようなサラサラの雨は止まるまで雨として確認できなかった。 しかも養老SAの路面は微妙に濡れている。 通過した雨なのか? 雨雲を追っているのか? 気がつけば空に星は一つも確認できないぐらいの厚い雲が覆ってた。 この先はドシャ降りかも知れない。 そんな時は第七小隊の教本を開いてみる。 『案ずるよりも進むが易し!』 GO!WEST!! 京都の降水確率は10%の天気予報を信じて養老SAを出発しました。 2つのレーダー(ヘルメットのシールドとレーシングスクリーン)に敵機(雨)の機影は確認できないほどの細かい雨は暫く続いた。 路面もなんとなく濡れてはいたけど雨水を巻き上げるほどではない。 少しずつ路面が乾いてきたなと思ったら、頭の上には再び満天の星空が現れていました。 その頃、後方からセブンが一台アプローチ。 チェリ井さんだった! 「チェリ井さんよりも遅く到着してはイカン!」と思いながら前を走り続けたけど… 多賀SAまで3kmという看板を通過した途端チェリ井BDRは加速して消えて行ってしまった。 元気なチェリ井さんには電話でGS手前の第七小隊専用駐車場(ちゃんとGSの方には了承を得ています)が集合場所だと伝えてあるのに… 到着したら姿が無い。 「また集合場所通過?」と思った。 あのスピードなら本当に通過したと思った。 元気なチェリ井さんは放っておいて、606号に燃料を給油。 365日で5回ぐらいしか利用しないのに、此処のGSの店員さんは僕か606号の事を覚えていてくれるから嬉しいです。 「いつもの場所をお借りします。6時45分には出ます。」と言うと、「ああよろしいでぇ♪」と笑顔で使わせてくれます。 雨降りには軒下にも駐車させてくれるから、毎回チキチキタオルを渡したいのだけど… 毎回忘れちゃう。 満タン給油を済ませて606号を移動。 アイドリングを渋滞仕様にして来たけど、あまりに低過ぎたので少しだけ上げておきました。 それから何気なくチェリ井さんの携帯に電話したら… 此処のSAのトイレで頑張ってる最中でした。 あまりの生生しさに速攻で電話切りました。 空が明るくなり始めてきた頃に、近所のkoba_5009さんと遠方の△10さん御夫婦が登場。 話題は全て△10号のバードケージでした。 新鮮且つカッコイイ! 606号のバードケージはセブンが大きく見えるけど… △10号のバードケージはセブンが引き締まって見える。 なんとなくジェラシ〜! 各車にゼツリンの地図を配布して京都東ICで降りる事を伝えて午前6時40分に出発しました。 京都市周辺の渋滞と京都東ICの料金所渋滞を心配しての出発でしたが、時間には余裕があったので制限速度前後での走行。 これを『疲れ知らずの走行』と言います。 途中の電光表示板では赤色の表示だった京都南ICまでの所要時間が緑色になってました。 グリーンフラッグが振られた感じ♪ 天気良し! 渋滞無し! という事で再びキャブの吸気音が軽やかになりました。 初めて利用する京都東IC。 市内の行楽渋滞を予想して、とりあえずコンビニでトイレを借りたかったけど…料金所を出て直ぐの左側にトイレと駐車場を発見。 とりあえず使っておきました♪ 此処からは物凄く胃が痛かった! 国道1号線を直進して国道9号線に自然とチェンジして1箇所右折するだけなのに心拍数は200を超えてます。 だって本当に知らない道なんだもん。 1箇所右折という事で終始一番右の車線を使うのはA型の悲しい定め。 『五条天神川』という交差点だけを頭に叩き込んで(カンニングペーパーも貼って)100bごとにある信号の度に交差点名を確認しながらの走行は、まさに『交差点名を叩いて渡る』状態でした。 五条○○ 五条×× ○○五条 ××五条と同じような名前の交差点ばかりでゲロ吐きそうでした。 少しぐらい道路が混んでいた方が、ゆっくりと交差点の名前を読めるのに… 早朝の主要幹線道路はまさに戦場です。 しかも一番右の車線は最前線の如く戦々恐々としてて、前方後方左右・信号・看板を忙しく確認しながらの走行で大変。 『162号線⇒』という看板を発見と同時に交差点名も五条天神川! もっと大きな交差点だとばかり思っていたのに意外に小さな交差点でした。 しかも右折したら最前線の戦場から後方支援隊まで下がったような平和な道。 まずは一安心♪ だんだんと山が近くなってきたので、広い駐車場のあるコンビニでトイレ休憩する事にしました。 イベント開始は午前10時からでしたが…全く渋滞がなかったので午前8時過ぎには近くまで到着してる状態でした。 「あまり早く着き過ぎてヤル気満々だと思われても嫌だよねぇ!」という全員の意見が一致したので、コンビニ駐車場で若造の如くウダウダしました。 コンビニの駐車場でのんびりと朝飯を食うあたりは『ヤング』だと思ったね。 ウダウダと食べながらお喋りしてたらコンビニの店員さんがテーブルとイスを用意してくれました。 「なんという素敵なコンビニだ!」と感動したけど… 店の出入り口付近では恥ずかしいから使わなかった。 ウダウダしてる最中も「すみませ〜ん。写真撮っても良いですか?」と言われる。 「すみませ〜ん」と言ってる目は「テメェらは邪魔だからどけ!」みたいな目だったので謝りながら退きました。 30分ぐらいウダウダダラダラして… 「なにかソレっぽい車が通過したら出発しましょう!」という事にしたけど、全然ソレっぽい車が通過しない。 この道を通過しないと行けない位置に屯してたのに…。 結局8時45分ぐらいにエリーゼが1台通過したので出発する事にしました。 高雄パークウェイを目指して走り続けます。 親切に案内看板が出てるので迷う事はありませんでした。 606号はコンビニを出る時に観光バスの前をゲット。 しかし、後続は観光バスの真後ろになってしまい… 観光バスがペースカーとなってしまった。 途中までの道はスッゲー狭いのに大きな観光バスは606号を追いかけて来るから笑えました。 高雄パークウェイの入り口料金所には『フロムセブンミーティング』という看板が堂々と立ってました。 これには驚き! 公認なんだ!とその時知りました。 ただ…料金所を通過して2〜3kmで会場駐車場なのに1150円の通行料金は微妙。 まぁイベントは参加費無料なので仕方ないですね。 参加費無料のイベントは良し悪しですが…。 料金所付近にも駐車場があり、大勢の観光客にカメラを向けられました。 見られサドの606は逸る気持ちを抑えながら会場までプチウェットのワインディングを安全運転で楽しみました。 長い下り坂を下り切った所に会場があり… 「なんだ!もっと高回転でBDRサウンドを響かせて入ってくれば良かった!」と見られサド不発。 無事に会場に到着したけど勝手が分からない第七小隊。 入り口でスタッフの方が「どうぞ!好きな所に駐車してください♪」と言われたので、さり気なく目立つ場所に606号を置こうとしたら、違うスタッフの方が勢い良く走って来て…「こっちの方にできるだけ詰めて駐車してください!」と言われて案内誘導された場所はグジュグジュに濡れた日陰。 しかも606号は一番奥の木の下だったので夜露か霜か分からないけど、上から水滴が降ってくる。 スタッフの人が居なくなってから速攻で濡れない所まで押しました。 その直後からは既に到着していたヤル気満々の方々に写真を撮られまくりました。 グジュグジュの地面だったのでレーシングシューズの底もグジュグジュ(>。<) 606号は焼夷弾喰らったかみたいに大粒の水滴が数滴。 しっかりティッシュで吸い取りました。 そんな悲しい出来事を尻目に、どんどん趣味車が入ってきます。 フェラーリのBB(ベルリネッタ・ボクサー)が走ってる姿なんて生まれて初めて見たし… キレイなGT40もカッコ良かったわぁ〜♪ 今回はこの2台を見れただけで満足! 来た甲斐があった! child7さんで見慣れたラディカルも赤色が来てました。 こちらも大注目でしたが、色が珍しかっただけで…申し訳ない。 ランボルギーニーやフェラーリも数多く登場しました。 しかしBBとGT40を見た後では…申し訳ない! スッゲー遠くから聞こえてくるエクゾーストノートで「F1マシンでも現れるのかと?」と思ったらポルシェだったり。 ず〜っと1速だけで走り続けるフェラーリ。 一般車を煽り続けた挙句に会場前の横断歩道付近で追い越すスカイライン。 自己PRは人それぞれでした。 楽しみにしていた『じゃんけん大会』もいつの間にか始まってて、走って参加しに行ったけど手遅れで泣きながら戻ったり… イベントにはことごとく空振りし続けちゃいました。 四国・関西・東海のblog仲間も大勢集まりました。 愛車はもちろんSEVENです。 第七小隊はほぼ一番のりだったので10台分ぐらいのスペースを確保してましたが、次々と押し寄せてくるフェラーリの波に飲み込まれ…身動きができない状態になってしまった。 最初からもっと詰めて駐車しておけばSEVENが全部まとめて駐車できるスペースは余裕があるほど確保できたはず。 なにせ僕も初めてのイベントだったので、言われるままにしか行動できませんでした。 せっかく早く到着したのに役に立てずに残念です。 到着して一通り見てもらったら引き返す趣味車。 会場付近を走り回る趣味車。 この会場に居て飽きる事はなかったけど… やっぱり飽きてしまった。 すぐ横の茶店で『おしるこ』でも飲んで帰ろう! という話になりました。 しかし△10嫁さんは「せっかく京都まで来たのだから何処かで湯豆腐食べて帰りたい♪」という納得できるワガママを叫び続けてましたが… 却下!! だって京都市内をセブン4台で湯豆腐屋さんを探しながら走り回る勇気はないもん! 第七小隊は『おしるこ』を飲みに茶店に向かいました。 ところが! その茶店のメニューで5人が目にしたのは… な! なんとぉ! 後編に続く。 by606 なんてパターンは今年は先回で終わり。 なんと豪華湯豆腐定食があった o(^0^)o 5人揃ってゴレンジャーならぬ、5人揃って湯豆腐定食を注文。 チェリ井さん大喜びの御飯おかわり自由。 暖かくて風もなかったので、青空の下での食事となりました。 見渡せば店内の客は全部SEVEN軍団! 湯豆腐は美味しい不味いがないから何とも言えなかったけど… 腹ペコだったので美味しく食べました。 青空の下で楽しく御飯食べるのって大好き♪ 素敵な仲間達となら何倍も美味しい! でも…突然現れたミリタリージープが演習を思い出させてくれた。 (って…こんな事をいろんなところで書いておきながら…後で知り合いだったと気がついた606) 茶店の直横をいろんな趣味車が爆音奏でながら全開で走り抜けて行く。 会場周辺からアクセル全開で上り始めるプチS字カーブ。 まるで鈴鹿サーキットのドライバーズサロン(東コースのレストラン)で湯豆腐を食べてる感じでした。 煩いながらも通過して行く趣味車を眺めながら湯豆腐を食べていたら朱色のノスタルジックカーがアンダー出しながら上ってきたので「気合い入ってるなぁ!」と思ったら立て直せなくてそのまま茶店の真横のガードレールに側面を擦りながら走って行きました。 何度も会場周辺を走り続けていた車でしたが…そのまま帰っちゃいました。 かなり酷く当たってました。 これが本当の『事故PR』なんだと教わった。 事故PRが一番目立つという事も学習できました。 みんな集まって来たもん! それから会場周辺は静かになったなぁ♪ △10嫁さん念願の湯豆腐も達成できたし、SEVEN仲間とも再会できた。 BBやGT40も見れた。 後は無事に帰宅するのみ! 渋滞喰らわずに帰宅するのみ! お会いした皆さんに挨拶しながら会場を出ようとしたら、にっしゃんさんが握手で見送ってくれた。 なんで涙が出るのか不思議なんだわぁ。 さらに会場出口では年配のスタッフの方から「ありがとね! 気をつけて帰ってね!」と挨拶してくださり… またまた感動。 「ありがとうございました!」と大きな声で挨拶して午後12時半に会場を後にしました。 会場を出て直ぐにSEVENが1台クラッシュしてたなぁ。 パトカー来たし…。 「この時間に撤収すれば渋滞は無いだろう」という、『だろう運転』で高雄パークウェイを下ってたら、イキナリ渋滞にハマった。 「この時間に撤収しても渋滞にハマるかも知れない」という、『かも知れない運転』で高雄パークウェイを下らなければいけなかった! 初めて走る道だったので… 「まさか此処から五条天神川の交差点まで匍匐前進なのか?」 という最悪のシナリオを覚悟した。 しかもほとんど動かない状態。 抜け道なんて全然分からない。 なんとなく迂回すれば上手く抜ける事ができそうな住宅街だったけど… そんな冒険をする勇気もなかった。 ゆっくりゆっくり前に進んで前方に赤色回転灯を発見した。 事故だ! しかも片側が塞がってる。 距離にして500b。 近所の人も大勢家から出て様子を見てる。 近くまで来て、どうやらバイク対歩行者らしく…見ないように通過しようと思ったけど、つい見てしまって血の気が引きました。 怖かったなぁ。 そこから京都東ICまでは何度も何度も信号で止まりましたが、渋滞知らずで名神高速道路に上がりました。 京都市内は朝7時過ぎとは全く別の顔。 都会してましたよ! 僕は1号線の分岐で、もうちょっとで清水寺方面に進みそうになりましたが…後続からのウィンカーに助けられました。 あわや大渋滞に突入するところでしたわ! 名神高速道路も全く渋滞なしで快調に進みました。 とりあえずトイレ休憩!という感じで入った大津SAは大混雑だったので、そのままスルーして次のPAでトイレ休憩をしつつ足並みを揃えました。 早期到着・早期撤収という目標は達成できました。 心配&覚悟していた行楽渋滞は全くないまま、koba_5009さんは八日市ICで… △10さん御夫婦とは一宮JCTで… チェリ井さんとは一宮ICで手を振りながらの流れ解散となりました。 僕は小牧ICからナイツさんに寄って606号の修理を、一昨日からケーターハム本社から来ているアダムさんにしていただきました。 何年間も悩まされ続けてきたエンジンルームからのビビリ音(異音)。 3800回転付近でスッゲー大きな異音がず〜っと不快でした。 どんなに異音の発生源を探っても全く分からず… 諦めていたけど、ここ最近ではセブンが面白くないと思えるほど深刻化していただけに、直って良かったです。 この件に関しては後日『606の息抜き』のコーナーで♪ できれば明るいうちに帰宅したかったけど… 修理を急かすワケにはいきません。 店主さんもアダムさんも一生懸命やってくれてます。 直って帰る準備もできたけど…どこで給油しようかと悩んでいたら、店主さんが「近所にセルフGSができたよ!」と教えてくれたので、感謝の気持ちをたっぷり伝えてGSに向かいました。 本当に近所。 オープンして間もないキレイなGSでした。 セルフには慣れているので、ポンポンと画面をタッチして給油を始めたら店員さんらしき人が606号を見て「ロータスですね! 僕も好きなんですよ!」と話しかけてきた。 と同時に会員割引のカードの説明が始まった。 話を聞きながら給油してて、今持ってるshellのカードよりもcosmoのカードの方が段違いに割安だと思った。 年会費も無料なので2枚あればツーリングでも便利だと思ってた矢先だったので作る事にしたら大騒ぎ! いきなりBOXティッシュを山のように持って来た。 配達号ならいくらでも積めるけど…コーヒーセットやらいっぱい積んでる606号には限りがある。 嬉しかったけど積めなかったので半分返した。 いろいろ説明をしてくれてたけど…とにかく早く帰りたかった。 必要な事を書き終えてた頃には完全に太陽は沈んでた。 生年月日をみた店員さんは「なんだぁタメっすね!」と同い年と知った途端に慣れ慣れしくなりました。 さっきまでは森本レオだったのに、突然ルー大柴になったみたい。 さぁ帰ろうとした時に、その人から思わぬ言葉が! 「エンジン見せてください」との事。 これまでセブンに乗り続けてきて初対面の人から「エンジン見せて!」なんて言われた事がなかったから少し腹が立った。 しかもこっちは客だよ。 お人好しの606は仕方なくボンネット外して見せたら大興奮! 「これって昔のF1のエンジンの半分ですよね?」 まぁ確かにそうだけど…早く帰りたかった。 さらに彼の口は止まる事が無かった。 自分の高校卒業から現在に至るまでの生い立ちを全部一通り語り続けた。 高校卒業と同時に鈴鹿のレーシングスクールでカートに乗って…F1ドライバーを目指したらしい。 かなり事細かに教えてくれたで嘘はなかったと思うけど…僕は聞き手一方! 「客なのになんで気を使って店員の生い立ちを聞かないといかんのか?」 彼も喋り疲れたのか…さすがにトーンが下がってきたので僕はトイレに逃げました。 店内に居た別の男性に「あの人変じゃないですか?」と、とりあえず愚痴っておきました。 トイレから戻ったらまだエンジン見てたので、「友達待たせてますんで!」と笑顔でボンネット閉めて退散しました。 彼は自分より車の運転が上手い奴なんて存在しないと信じきってるみたいでした。 きっと彼の話を真剣に聞いてくれる友達はいないだろうな。 満面の笑顔で喋り続けてたもん。 彼のおかげで1時間近く帰宅が遅くなったのはグーを握って我慢したけど… ある意味で勉強になった。 同い年でもいろんな人間がいるんだ!と…。 しばらくは、そのGSに行きたくない。 できれば一生行きたくない。 でもまた近いうちに行くと思います。 だってオツリの精算機を使わずに帰っちゃったんだもん!! いろいろお疲れさまでした。 by606 |