2週間前でしょうか… 「西浦サーキットの会員登録に行かない?」とお誘いをいただきました。 606の家からは凄く近いので、会員登録だけならとOKしました。 「ついでにコースを走れるとイイね!」と…話は進展。 実はこの話は以前からありました。 でも606号でサーキットを走る事に(壊したくないと言う)躊躇いがあったので少し引いてました。 サーキットを楽しむ為にミニを買ったワケだし… だけど真っ平にしか減っていない現在のラジアルタイヤを見て何か寂しいものを感じてた。 レースはとても無理なので、ミニサーキットで昔のように気持ち良く横Gを楽しんでみたいと… 思っちゃったい♪ 台風4号が去った7月15日の夕方に606号のオイル交換をしました。 スッゲー風が強くて、エンジン本体・ドライサンプ・フィルターから垂れ落ちるオイルがオイル受け皿の外に飛んでしまう。 涼し過ぎるぐらいの強い風! オイルを抜くのも大変だったけど、オイルを注入するのは結構気を使いました。 だって砂埃とか入ったら嫌だもん! 風が止まってる瞬間にダーッと入れて… 次に風が止まる瞬間を息を潜めて待ったりして、いつもの倍くらいの時間を費やしてしまった。 「まぁ、初めて走るコースだし… タイヤはラジアルタイヤでも良いな。」 ラジアルタイヤのショルダーも使いたいし… 一度走ってみて必要であればSタイヤを買えば良いと思いました。 ところが一緒に行く親友から「どうせならSタイヤでしょ! 僕はSタイヤで行くよ。 国産車軍は皆Sタイヤらしいし!」と聞き… 22日まで数日しかなかったので、近所で世話になってるタイヤ屋さんに無理言って取り付けていただきました。 凄く古いホイールにSタイヤをハメた訳なのですが… バランスが全然取れなくてスッゲー苦労したそうです。 おかげでバランスウエイトは鬼のように貼り付けてありました。 前日の土曜日は丸ごと雨だったので、606号のタイヤ交換ができませんでした。 昼の天気予報では、翌日も夕方まで雨でしたので仲間と相談してミニを持って行く事に決め、雨の降るチキチキPでミニをトレーラーに積んで牽引しておきました。 ビショビショに濡れて何気なく見た夕方の天気予報では、雨の心配は無いと歌ってた。 もう変更はしません。 ミニで行きます! ■7月22日 (日曜日)■ 物語は『早起きは三文の損』という出だしから始まった。 夜中に目が覚めて、チキチキミニの燃料が空っぽだった事を思い出して…寝付けずに寝不足。 A型の悲しい定めで気になって眠れなかったからです。 午前4時まで悩んだ挙句に、乗用車に携行缶を積んで少し離れたセルフGSを目指しました。 20分ぐらいかけてGSに到着したら閉店! なんと午前6時から! 西尾はまだセルフGSが此処1軒しかなかったので、諦めて20分ぐらいかけて部屋に帰って横になりました。 午前5時45分に再び携行缶を積んでセルフGSに行きました。 (^-^)営業してましたよ〜♪ 砂漠でオアシスを発見した気分で水筒ならぬ携行缶を下ろして、パネル操作をしてた時に年配の従業員さんが全力疾走で駆け寄ってきました。 従業員: 「もしもし! なにされてるのですか??」 606: (ちっ! セルフのやり方ぐらい知ってるのに…) 「え? 給油だけど何か?」 従業員: 「携行缶への給油はお断りしてるのですがね!」 (ちょっと怒り口調) 606: (怒り口調だった事と2往復した事でプチ逆キレ) 「はぁ? じゃあ乗用車に入れるわ!」 (…と言いつつコッソリ携行缶に入れる腹) 従業員: 「すみませんね〜。 規則なんでね。」 と事務所に戻って行く。 606: 影でコッソリと携行缶の口を開けて給油準備をしていたら… 従業員A: 「ですから携行缶はダメですって!」 と叫びながら全力疾走。 606: どこに隠しカメラが仕掛けてあるんだ? 従業員B: 年配の従業員さんがもう一人登場。 「ダメだ!ダメだ! 何度言えば分かるんだ君! 法律で禁止されてるんだぞ!」 さすがに法律をどーこー言われては給油できない。 直ぐ近くに派出所もあるし… 通報されたら20g給油するまでに手錠を掛けれるので渋々帰宅。 『20分×4=80分』を無駄にした。 次に慌てたのがミニのルームミラー。 チキチキミニは4月の耐久レースでルームミラー(センターミラー)を『金属疲労』が原因で大破したまま。 (大破は言い過ぎ) サイドミラーは両サイド付いてるけど、小さい&遠い&合っていないという三重苦。 606的にはサイドミラーはオブジェだったのでセンターミラー命でした。 修理し忘れていたので、無いと危険と判断!(←当たり前) 朝からテンパリ続けた集大成が『606号のセンターミラーを移植』するという作業でした。 ありったけの工具を持ってチキチ基地に行きました。 バードゲージにぶら下がってるセンターミラーを外して、チキチキミニのロールゲージに移植するという発想は天才だと思った。 が! 必要な工具が無かった事と… 意外に複雑な仕組みで取り付けられてるのを目の当たりにしただけで帰宅しました。 早朝から七転八転(>。<)@ 早起きしてゴソゴソした割りに何も達成できなかった606。 ナイツ店主さん、#19さん、child7さん、おじゃさんと順番に…全員集合完了。 天気予報が外れたのか当たったのか分からないけど、青空が広がってきました。 暑くなりそうな雰囲気の中、午前7時に西浦サーキットまでプチツーリングです。 前夜までに西浦サーキットまでの最短ルート&渋滞回避ルートを徹底リサーチ。 何日も前から予約とかルートとかで『緊急リサーチ』は始まってます。 JR三ヶ根駅前が道路工事で大渋滞という情報を得てたので、農道を使ってショートカット&渋滞回避を狙いましたが… ミニを積んだトレーラーを引っ張っての峠道は、配達号のエンジンを恐ろしいほど酷使してしまった。 (帰り道で分かったのだけど、工事は休みだった) 三ヶ根山を右手に眺めながら西浦温泉街を目指すルートです。 昔… 夏の夜に迷子になった海岸線を走って、西浦サーキットの入り口らしき場所に到着。 看板が無いから何処が入り口なのかサッパリ分からなかったです。 入場待ちの車が無かったら間違えて通過していたと思います。 到着するまでの公道では西浦サーキットまでの案内看板は1つもありませんでした。 何度も地図を頭に上書き保存し続けたので大丈夫でしたがね♪ 家から25分で無事に到着です。 駐車場入り口付近で待つ事15分(7時55分)でゲートオープン。 受付が始まるまでミニを降ろしたり、サーキット内を偵察したりして過ごしました。 child7さんはツバメの巣を観察してました。 西浦サーキットは反時計回りで1コーナーが左コーナーになります。 狭くもなく… 広くもなく… ただただ綺麗なサーキットでした。 海岸線に面してるので、塩害は酷いと思いますね。 白が基調で本当に綺麗なのですが、1年後には間違いなく何もかもが錆てしまって赤茶色になっていそう! 受付が始まったので申込用紙に必要事項を記入して並びましたが… 立ち上げて間もないサーキットだけに対応は鈍かったです。 受付スタッフは大勢の女性が並んでましたが、スタッフも一連の流れを掌握してないのか一人のスタッフが一人の申し込み用紙の対応をしてる間は他のスタッフは『休め!』の姿勢。 せっかく並んでいたのに「会員登録される方は今からでもイイですよ〜!」と言われて、また書類を書く作業に戻ったり… 会員証に貼る画像を撮ってもらったり… 受付だけで僕は疲れちゃいました。 朝の無意味な苦労もあったし…。 此処に来ても無意味な苦労が続くとは! ようやく受付が済んで、着替えをしてる最中に走行準備&ドラミのアナウンス。 バタバタしながらドライバーが集まってる場所までミニで移動して、オフィシャルの話を聞きました。 これまでとは違うシグナルの方法にプチ躊躇。 あとは野となれ山となれ! ヘルメットを被ってコースインしました。 まずは3周慣熟走行です。 終了3分前にはクールダウンの時間もあります。 1コーナーは苦手な左コーナー。 ちょっと複合してる感じで下って行きます。 さらに左コーナーが続き… 広い立体交差の登り気味のストレート。 安全に追い抜き追い越される場所だと思いました。 登り切ったら直角に近い右コーナーが現れます。 プチシケインみたいな感じです。 此処から先は平なのでコーナーの先が見えません。 ガードレールやタイヤバリアとかがあれば、なんとなく分かるのですが… 真っ平なので僕は戸惑いました。 いかんせん! ただでさえスピード感が低下してるので、遠くを見れなかったのも原因です。 S字の左コーナーではなんども飛び出しそうになりました。 僕的には180度ターンに見えてしまうほど深い左コーナーでした。 無理して飛び出して、芝生をダメにしたら『1b四方2500円』の罰金です! ガードレールの修理代とかは何処のサーキットでも当たり前の事ですが…芝生の修理代を請求されるのは、過去に走った事のあるサーキットでは初めてのルールでした。 最終コーナー付近のS字はチキチキミニで走ってて一番楽しいコーナーでした。 他のコーナーは終了間際まで慣れなくて怖いばかり。 ミラーが無かったので後方直接目視の連続で集中できまへ〜ん。 無能な606ですので、コースのインプレはこれが限界。 周辺住民&環境への配慮で、排気音は110デシベル以下と制限されています。 ダミーではない音を測定する本物の機械もありました。 110デシベルを超える排気音ではマシンに向けて黒旗を出されます。 チキチキミニ(ナンバー無し)は触媒が無くても公道を走る乗用車よりも静かなので、たぶん測ってもくれなかったのでは? 数台、黒旗出されてピットに入ってました。 その人から話を聞けば… 110デシベルに達しないように回転を抑えて走るように指示されたそうです。 また、セブンに詳しい方の話だと、K-レーシングの排気音は問題なかったそうです。 だけどBDRやR500はどうかな? イザとなればそれなりのマフラーは3年前から持ってるので使えばOKかな?? 走行時間は正味1時間。 7000円です。 4輪の走行枠は毎日(イベントが無ければ)午前と午後1回づつあります。 予約を入れておいたほうが無難だと思います。 一度に入れる台数は20台ですよ。 40分ぐらい走り続けましたが… 進化し続ける19番ミニに対して、衰え続ける67番ミニ。 散々抜かれまくりました。 目の前でユーノスがスピンする場面もあって、19番ミニが危なかったけど上手く回避。 さすがに集中力も30分が限界ですね! 他のマシンは殆どピットで休憩してましたが… 僕は1時間丸まる慣熟走行に徹するつもりでしたので、ず〜っと走ってました。 必死の慣熟走行でしたがね! 後半はず〜っと後ろにランサーのエボリューションがついて来てました。 不慣れなのは後方直接目視で分かったので、調度イイ併せ馬だと思って楽しく走れました。 ストレートで19番ミニと僕を勢い良く抜いて行ったけど…1コーナーで大暴れしてたなぁ♪ 立体交差手前でハザード出して先行させてくれたけど… 「だったら無理して抜くなよ〜♪」と軽くツッコミ入れておきました。 所々のクリッピングポイントに砂が上げられ始めたのでテンションはダウンしてきました。 終了間際に新型シルビアが1コーナーのグラベルに突っ込んでたので、休憩がてらピットに入りました。 喉カラカラだったもん。 終了間際だったので黄旗のみで走行は続けられてました。 ところが! コースアウトしたドライバーは何を考えてるのか…初心者なのか… 車から降りてグラベルの中で突っ立てる。 ドラミでもちゃんと説明していたのに! おかげで赤旗登場。 「あいつスッゲー危ねー所でボ〜っと突っ立てやがった。」と笑い50%怒り50%で皆が口にしてました。 マシン撤去とコース清掃に10分が費やされ… このまま走行時間切れを迎えると思ったら、10時10分までの延長がアナウンスされました。 僕は終わったと思ったので片付けを始めてて大慌て。 再び準備してコースインしようと思ったら、またまたコースアウトで赤旗。 そのまま終了となりました。 でもロスタイムをくれる事は嬉しかったですね♪ 終わってからは片付けしながらバイクの走行を見たり、貸切料金や時間貸切料金などの、いろんな料金設定を教えていただきました。 いつかはセブンだけで走行会などできるとイイですね。 午前11時。 さすがに暑いし腹も減ったので、SNMP(スパ西浦モーターパーク)の会員証をいただいて606Pまで一旦戻りました。 近所のラーメン屋さんに行ってご歓談。 朝早くから皆さん集まったので疲れきってましたね! 1時間ほど寛ぎながら腹を満たして、午後1時に解散しました。 梅雨明けを思わす夏空だったので… 1時間ほど606号で近所を流してきたけど… 疲れと暑さでダウンですわぁ! 次回は606号にSタイヤをハメて本格的に遊んで来ようと思います。 かなりフラストレーションが溜まってます。 #19さんも結構溜まってたみたいでしたyo~ 【SNMP】 土曜・日曜・祝日は予約を入れたほうが無難です。 平日はガラガラに空いてるみたいなので、安全に走りたい人は平日がお勧め! また、会員になっておけば(毎回請求される)入場料&駐車場代も無料。 走行料金も安くなります。 詳しくはHPを御覧くださいね。 by606 |