本当なら9月の暇な時期に一泊で行く予定だった『にっしゃん』さんの家。 台風接近&通過… それに天気予報に騙されて敢え無く延期! 延期が決定した翌週からは仕事が忙しくなり…とても土曜日に店を閉めてセブンで遊びに行く事ができなくなってしまった。 毎年10月が忙しいのは分かっているけどね! 最初から一泊は無理だという事は頭にあったので、最初に出撃を決めた日(9月16〜17日)を断念した時から『日帰り』と決めていました。 ■10月7日(土曜日)■ 前日に倒れそうなくらい頑張って仕事をしたので、今日は午前中に仕事が片付いた。 午後からは明日の準備に集中できるのに… どうにも疲れてて準備が進まない。 昨夜、カメラのキタムラが閉店寸前にデジイチを買いに行き… 使い方もマスターしなきゃならない。 あれやこれやヤル事ばかりで気が狂いそう。 一緒に行く事になった『[関西のT川』さんと集合場所&集合時間を電話で決めたり、にっしゃんさんに挨拶&到着予定時刻を連絡したり… まずは大事なことから準備を進めました。 一泊じゃないので、普通のツーリング並みに荷物は少ない。 多いのは緊急グッズ! 今回は単独で走る距離が長いので、「こんな物要らないよ〜!」と言われそうなアクセル&クラッチワイヤーを両方とも用意しました。 どちらも何時切れてもイイ距離を走ってる。 何度も渋滞にハマってるからクラッチワイヤーは本当に出発直前に切れても不思議じゃないくらいに思ってました。 もちろん交換できる工具(ジャッキやモンキー、スパナなどなど)をBOXに詰め込んだ。 できればこのBOXを開けること無く…帰れるのが一番。 ただ… 恐ろしいほどの強風の為、606号の点検&手入れができない! 明日はバリバリの晴天みたいなので、冷却水と油量ぐらいは確認しておきたかったけど、風がどうにも強いので自宅待機。 昨日買ったカメラを弄って過ごしてました。 つまり体力温存を図ったわけですね♪ ゴロゴロしながら体力温存。 今夜は1時間早い18時に閉店して直ぐに風呂入って寝なきゃ! だって23時45分に起きなきゃなんないもん♪ 風呂から出て荷物の点検を再度行うのも、A型の悲しい定め。 『オールOK』と指差し確認して…午後7時、やっと落ち着いて布団に入りました。 しかし… 眠れない(寝付けない)。 天気の心配なんて全くないのに凄く不思議! 頭は眠いのに『気』が邪魔をする。 先週606号に乗ってないからプチ興奮気味。 神戸JCTから四国方面へ走った事ないから道中がプチ心配気味。 たくさん寝ないと帰りがキツイというプチ不安などが入り乱れて全く眠れない! 仕方ないから頂き物の『いいちこ(フラスコ瓶)』の箱を開けてオンザロックで飲む。 旨いっ! コップ一杯飲んで横になる。 だけど眠れない! だんだん焦ってきた。 焦ってきたら余計に目が冴えてきちゃって大変。 時間は午後9時を回ってる。 3時間弱しか眠れないじゃん! 最後の秘密兵器である『風邪薬』を飲んだら一気に眠ってしまった。 しかし直ぐに目覚ましが鳴る。 「もう時間かよっ!」とスッゲー不機嫌。 完全無欠に寝不足だけど寝起きは良い606。 身支度をしながら鏡を見たら目が真っ赤! セブンに乗る前から大充血大会かよ〜! しかも目が痛いし… あ! 日付変更線を過ぎた… ■10月8日(日曜日)■ こんな時間にゴソゴソしてるのは名古屋方面へ飲みに行った夜か大晦日の夜ぐらい。 正直、疲れ具合はそれに匹敵している。 なかなかテンションが上がらなかった。 だけど、荷物をバネットに積み込もうと外に出てビックリ! 満月で街灯を燈したみたいな明るさ。 月明かりで…昔、バイクに乗ってた頃のチーム名『ムーンライトライダーズ』を思い出した。 20年近くも昔の思い出だけど… 考えてみたら20年前と同じ事をしている。 バイクがセブンに変ったぐらいで… なんら変わっていない。 『自分』『私』『僕』を使い分けて生きてる現在… 20年前の『俺』がこの瞬間に戻ってくる。 昨日のストレス、明日の心配なんて全然なんとも思ってなかった自分が、チキチ基地のシャッターを開けた瞬間に甦る。 荷物を積み込んでシートに座ると、いつもの笑顔も戻ってくる。 イグニッションをONにして、スターターボタンを押した瞬間に、あの頃の少年に戻る事ができた。 今日は一日中『少年』だ! 早朝ではなく『深夜』にエンジンかけるのも久しぶり。 って言うか初めてじゃないかな? 早朝よりは気を使わなかったけど… やっぱり直ぐに神社裏まで移動しましたよ。 ずいぶん寒くなったので暖気にも時間がかかるようになってきましたね。 暖気中って、606号の鼓動と自分の鼓動が同じに感じる。 人車一体。 そんな一番最初の『味』を楽しんでる最中に携帯電話に、にっしゃんさんから着信。 にっしゃんさん: ぼちぼち出発でっかぁ? 606: はい! いま暖気中です。 にっしゃんさん: お〜ぅ気ーつけて来なあかんよ! うちらまだ飲んでますがなぁ〜♪ 606: w(>。<)w くぅーっ! 羨ましーっ! そんじゃボチボチ行きますんで… 今日は宜しくお願いします。 にっしゃんさん: おぅ待っちょるでぇ! 0時30分、チキチ基地出発。 満月に向かう形で岡崎ICを目指しました。 明るい!明るい! ヘッドライトなんて不要なくらい明るかった。 燃料は25g入ってたので途中で給油しませんでした。 これだけあればシェル石油のある大津SAまでは楽勝だと思ったからね! ガソリン急騰のこの時期はシェルのカードで割引が利くから少しでも利用したい。 岡崎の料金所を入って直ぐに路肩でヘルメットを被りました。 長期戦に備える為っ! 24時間戦う為に! トイレ&燃料補給の為に立ち寄るSAは大津SAと関西軍団さんと合流する場所になっている淡路SAを計画してました。 大津SAはシェルだもんね! ところが大津SAまで燃料がもたない感じ。 残り8gを表示した頃に『多賀SAまで2km』の標識を通過。 残り10g弱で大津まで行けるだろうか? 多賀で燃料入れて淡路SAまで行けるかな? と…迷った挙句、午前2時10分ぐらいに多賀SAに入りました。 多賀SAは生まれて初めて入るSAです。 スッゲー広い! だけど駐車場・売店を通過して…真っすぐGSへ。 とりあえず28g補給。 此処のGSの店員さんは凄く優しい人でした。 夕方から人と喋ってなかった606なので、たくさん話しかけてくれて嬉しかった。 話す内容はやっぱりセブンの事ばかりだけど… 凄く温かい人達でした。 こんな事もセブンだから味わえるひと時ですね♪ 燃料補給を終えて、お金を払ったら速やかに邪魔にならない場所に停めてトイレをお借りしました。 セブンでは荷物が心配。 単独で走る時は絶対に人目につく所にしか置いて離れません。 財布だけなら駐車場に止めても良いけど…デジカメや携帯電話などがある時はGSで休憩します。 なにかあったり、人だかりができるのは嫌だもんね! GSをお薦めします。 もしくは小さなPAかな! GSではトイレを借りただけで速やか&スマートに出発。 いくら邪魔にならない場所に停めたからって、ダラダラしてたら邪魔になっちゃうもんね。 ここはスマートに…♪ 燃料満タンで暫くは燃料計も水温計も気にせずに走る事に専念する事ができました。 だけど良かったぁ〜! 多賀SAを通過してたら大津SAまで燃料は無かった。 大津SAって結構遠いですね。 大津SAを通過したら京都⇒大阪と府境を越えるのは瞬間的。 吹田JCTから中国自動車道に入りました。 明るいうちなら万博会場の『太陽の塔』(606が尊敬する人物の一人・岡本太郎氏)に「シリンダー内は爆発だぁ!」と挨拶して通過するけど… 深夜だったので「こんばんは〜♪ こんばんは〜♪ 三河の国から〜♪」と歌いながら通過した。 万博会場を通過すると100万$の夜景で有名な宝塚市内に入ります。 駄菓子菓子(おじゃさんからパクった)! 深夜3時近い時間帯では50万$以下の夜景でした。 電気消して寝てる時間だよね! その頃から高速道路の路肩付近が濡れてるのを把握。 「雨降ったんだなぁ!」と呑気に走りながら、取り締まり手薄な名塩の心臓破りの坂を全開走行で走るモードに切り替えてました。 ところが坂に入った途端に路面が濡れてる。 絶対に今回は『雨』を見る事が無いと思っていたのに… ポツポツと降ってきた。 このまま進むと雨雲に追いつくと判断して、西宮名塩SAに急遽入りました。 名塩SAに入るのも生まれて初めて。 名塩SAに入って失敗! 駐車スペースはVIPカーに埋め尽くされてました。 大音量でユーロビートだかトランスだか不明な迫力ある音楽が重低音を響かせながら流れてて…右翼団体より激しい集団と合流しちゃった。 レディースは寄って来るし… 「なんて車なん?」と意外にも丁寧な口調で質問を受けた僕は、「シーパーシェブンどす!」と好い加減に答えておきました。 ウザイ男も寄ってきて何だかんだと煩かったので今回のゴールは此処にしようかと思ったけど… グーを握って我慢しました。 セブンを置いて絶対離れられない状態だし… 真っ暗なSAは超治安が悪いわぁ! だけど名塩SAに入ったタイミングは良かった。 神戸JCTを四国方面に進んだ頃には路面が乾いてて雲一つない月の綺麗な空が広がってました。 雨の機銃掃射はかすった程度。 雨の地雷は不発に終ったので、606号は全く汚れずに初めて走る神戸淡路鳴門自動車道を目指しました。 途中、凄い低速走行で走る旧型のアメ車の団体に遭遇。 真っ暗な高速道路を月明かりに照らされて走る古いアメ車はカッコ良かった! まるでテキサスの荒野を走ってるみたい。 映画マッドマックスを思い出して鳥肌が立ちましたよ! 追い越し車線でゆっくりと抜きました。 挑発的な抜き方は御法度な雰囲気。 さっきのVIP集団の後での光景だったので…趣味車万歳と呟きながら追い越して先を急ぎました。 なが〜い舞子トンネルを抜けた途端、目の前に現れたのは明石海峡大橋! 本当なら真っ暗で道路灯しか確認できなかっただろう明石海峡大橋が月明かりで浮かび上がってる。 スッゲー感動♪ 慌ててデジカメで撮ったけど…無理だわね。 キレイには撮れないね! そんな事は分かってても、なんとか画像に残したかった。 長いトンネルの後の、長い橋! 此処までの苦労が一気に吹き飛んだ。 橋を渡り終わったら直ぐに淡路SAに到着。 午前3時50分でした。 つまり、家から此処まで約3時間で着いてしまうのですね。 ここのSAで関西のT川さんと合流する手はずです。 約束で午前4時〜5時までに集合となっていたので間に合って良かったです。 距離は計れたけど… 時間が計れなかったので心配でした。 これで心配事がなくなりました。 その途端一気に眠くなりましたが… 目立たない場所に駐車したにもかかわらず、このSAでも人だかりができてしまった。 こんな時間にスケボーの練習している集団。 話しかけられて一番困る「僕もセブン買おうと思ったんですよ!」という問いかけ。 606号から離れられない。 とりあえず関西のT川さんに到着した事をメールして、606号の点検をしつつ待ちました。 しばらくして知らないセブン乗りの方が隣に到着。 スーパーライトに乗る『雨天中止』さんでした。 「突然ですが御一緒させて頂きます!」と、めちゃめちゃ丁寧な方で…恐縮しちゃいました。 いろいろ喋りたそうだった初対面の雨天中止さんに見張りをお願いしてトイレに行きました。 トイレまでスッゲー遠いのに、トイレの中までセブンの排気音が聴こえてきました。 戻ってみると、やっぱり関西のT川さんが到着されてました。 この方は、にっしゃんさんから『関西のドン』と伺っていたので喋り辛かった! デカイし… 怖いし…。 当り障りの無い会話でその場を逃げてて… 「あと2台セブンが来るよ! 女性2人だけどね!」と言われて、?と思いました。 女性2人でセブン2台? 計算できない。 そのうちにセブンが2台連なって登場! 女性が1台づつ運転して来てる。 見慣れない光景に僕は唖然! しかも高速道路を帽子とゴーグルだけで…! 帽子とゴーグルを外してさらに唖然!! 双子の女性でした。 双子の女性が1台づつセブンに乗って来た。 別に差別する気は全然ない。 むしろ感動しまくり。 僕はいろいろな意味で、開いた口が閉じれなかった。 スマートにセブンから降りると挨拶も程ほどに売店にラーメンを食べに行ってしまった。 関西のT川さんに聞いたら、地元では有名な二人らしい。 以前、(9月3日)長野での集まりの時にも来てたけど…『元気の良いお姉ちゃん2人』ぐらいにしか見てなかった。 まさか双子で二人共セブン乗りだなんて…全然知らなかった! てっきり関西のT川さんと2台で高松入りすると思ったら、男性3人・女性3人のセブン5台(普通なら変な組み合わせ)で午前5時に淡路SAを関西のT川さん先頭で出発しました。 ヘルメットを被ってる軟弱者は僕だけ。 だってゴーグルじゃあメガネ掛けられないし… 暗いとメガネないと見えないし… 楽だし… ちょっと寒いし… などと自分に言い訳をしながら本線合流。 いきなり関西のT川さんは見えなくなっちゃった。 それを追いかける双子の姉妹…速い! ウカウカしてられない。 雨天中止さんはヘルメット無しでは苦しいからと、ヘルメットを被ろうか迷った挙句に被らなかったので後方に消えてしまった。 のんびり淡路島を通過する予定だったのにプチキャノンボール! スッゲー女性の存在に606は驚きました。 関西のT川さんのセブンと僕のセブンは燃料が残りわずか。 だって淡路SAのGS…高速道路なのに営業開始時間が午前6時からなんだもん! これがこの後起きる淡路島抗争の始まりだったなんて思わなかった。 途中のICで急遽降りてセブン4台でGSを探してウロウロ。 あ! 雨天中止さんは、はぐれ刑事あわじ編になってました。 日曜日で早朝、しかも島! 全然GSが無いし、発見しても島だけに閉まってます。 かなり走ったところで日本初のセルフスタンドみたいな古いセルフGSに到着。 機械も古いから使い方が分からない。 まるで海にある有料のシャワーの機械みたい。 静電気を防止する装置なんてどこにも無いし… とりあえず手順に従って5000円札1枚入れて給油に漕ぎつけました。 満タンに給油したら33g入り、4410円。 お釣りの590円をどうやって受け取ればいいのかサッパリ分からず… 終了ボタンを押したらプリペイドカードが出てきた。 つまり! 『お釣りは出ない!』 …という事。 次回も此処で入れろよと言わんばかりのカード。 機械には大きく『お釣りはでません!』と書いてあった。 今どきこんなセルフがあるのか? と…諦めていたら関西のT川さんが僕に、「此処ってお釣り出んのか? 俺なんか1万円入れちゃったぞ!」と怒り半分、笑い半分の顔で困っていた。 僕は590円だったので我慢できたけど、関西のT川さんは6千円ぐらいの損失。 幸運にもインターホンがあったのでガンガン押してみたら、外からは見えないようになってる小さな事務所に呼ばれた。 スッゲー嫌な予感がする事務所。 関西のT川さんは勢いよくドアを開けて交渉しに行った。 しばらくして笑顔で出てきた。 直ぐに後ろからは一晩中オ○ニーしてたみたいな兄ちゃんが寝ぼけた顔でお釣りを持って出てきました。 いったい中でどんな会話があったのだろうか? 僕の590円は女性のセブンに3gぐらい給油してOK。 無事(?)に給油して再び高速道路に上がって(雨天中止さんと合流できて)高松中央IC近くの津田の松原SAにて休憩&時間調整しました。 津田の松原SAの売店が午前7時にオープンする6時50分に到着。 腹ペコ状態だったので『名物・讃岐うどん』という幟旗に敏感に反応。 此処で、うどん食べたら…にっしゃんさんは怒るだろうなぁ〜! さすがに空腹が我慢できなかったので小さなホットドッグを2個食べました。 讃岐うどん店の店長さんらしき人が「おはようございます! お待たせしましたぁ! いらっしゃいませーっ!」と元気に挨拶しながらシャッターを開け始めました。 そんな威勢のイイ掛け声を尻目に僕らはSAを出発しました。 津田の松原SAを出て暫く走ったら高松市内が現れた。 山林に囲まれ続けた真っ暗な高速道路が続いたので久しぶりに見るような街。 怖いくらいに晴れ渡った高松市に到着です。 高松中央ICを降りて、にっしゃんさんの案内通りに国道11号線を右折方向に進み、近くのローソンに午前7時半に到着しました! 既に6台ぐらい集まってたよ。 どんなに長距離を走ってきても、コンビニで集合する辺りは三ヶ根山麓のサークルKに来た感じと同じ。 だけどナンバーは香川ナンバーなんだね! そう思うとスッゲー遠くに来たと思えました。 皆さんに挨拶してる間にも次々とセブンが集まってきました。 大きな駐車場はセブンで満車! 地元、東海勢の4名『1919kazz』さん、『shin557』さん、『kensam7』さん、『いながき』さんの前泊組とも合流。 やっと落ち着きました。 だって…初対面のセブン乗りの方ばかりでしたから。 三河弁が通じて良かったです。 コンビニ駐車場で、まさかのジャンケン大会! 僕は運良くスナップオンの帽子を頂きました。 1時間ぐらい次々と集まるセブンのオーナーさんと挨拶しながら、にっしゃんさん自慢の讃岐うどん店に移動する事に…。 しかし20台ぐらいのセブンがコンビニから一気(一斉)に国道を右折するのは初体験。 しかもICが目の前なので左右から来る車が全くないのは瞬間的にしかない。 だからどうしてもバラバラに切れてしまいます。 20台のセブンが一斉にコンビニから国道にノーズを向けてる姿は最高に面白かったです。 606号は駐車場の奥の方に小さく停めてたので、最後尾に近い出撃となりました。 購入した時期が僕よりも1年先輩で、BDR一台をこよなく愛してる地元香川の『リックマン』さんに誘導をお願いしたので安心。 だって…全然道分からないんだもん! 次々とスクランブル発進して行くセブンを眺めながら、リックマンさんの後を追うように国道に出ました。 「さぁ!ツーリングの始まりっ!」 国道11号線から直ぐに高速道路下の片側3車線の国道に入るために右折します。 たくさん右折レーンに並んでるセブンはまさに圧巻! 右折可の矢印がサーキットのシグナルと同じ感覚で一斉に右折! そしたら50b走った左の路肩にセブンがたくさん停車していました。 「あれ? もう店に着いちゃったの?」と思ったら2・3台が歩道に乗り入れてゴソゴソしてた。 「がーん! 誰か接触しちゃったのかぁ!」と、ドキドキしながら様子を伺ったら、関西のT川さんのクラッチワイヤーが切れて走行不能になったらしい。 ケーターハムの兄弟エンジンだったから、僕が準備して持ってきたケーブルが使える! やっと606が世の為&人の為…セブンの為に役に立つ時がきたぁ! 「クラッチワイヤー持ってますから大丈夫ですyo~」と自信満々で叫んだら、リックマンさんが「あ、僕も持ってますからコレ使ってください。 606さんは帰りに切れたら困るでしょ?」と言われ… それもそうだと急降下。 なんとか直りそうだと言う事・路肩のセブンが20台ぐらい停まっていても危険なので、皆さんには先に讃岐うどんのお店に行ってもらいました。 クラッチワイヤーの修理は、ただ交換するだけではなかった! 普通のBD系エンジンが使ってるワイヤよりも20aぐらい長いうえに、各部の構造が違っていました。 修理は難しいオペのようでしたが… 僕なんて足元にも及ばないくらいメカに強いリックマンさんの工夫で短いクラッチワイヤーが使い物になりました。 なんとか直って、讃岐うどんのお店まで4台でプチツーリング。 途中ハイペースで丘を登りきった細い道で白いバイクを発見! 瞬間的にヘッドライトを灯して動き出したのを確認! 「どっひゃー クラッチワイヤー(関西のT川さん)の次は(僕が)切符を切られる!!」と思い… 無駄な事だとは知っていても、日本国小市民の606は精一杯ブレーキを踏みました。 w(T。T)w 後編につづく… |