『男性的な梅雨』とはよく言ったもので… まさに今年がそんな感じ。 ここで言う『男性的』とは、降る時は降って…止んでる時はしっかりと晴れる。 つまりは男らしい降り方。 確かに平日は結構晴れてくれる。 おかげで仕事もここ数年では珍しく雨に泣かされなかった梅雨だったと思います。 泣かされたのは週末の天気! 日曜日になかなか満足イクまでセブンを楽しめない。 味わえない。 だから今日、7月16日は梅雨末期だけどツーリングを企画するという博打に出た。 やはり皆さん、乗れなかった鬱憤が溜まっていたらしく… 「せせらぎツーリングに参加します♪」 という反応は多かった。 だけど季節は梅雨。 しかも目指すは岐阜山間部。 『雨の降る確率ドン! さらに倍っ!』 なので、23日に延期する計算でいました。 23日なら余程の事が無い限りは梅雨明けするもんね。 梅雨明け10日の晴天で行く計算でした。 1週間前に各週間天気予報で16日が『雨』と発表されると… 「雨でも行きましょう!」 「多少降ってるぐらいが涼しいです!」 「雨でもツーリングやりますよね?」という予想外の電話やメール、そしてBBSに書き込みがあった。 そんな力強い参加表明に「僕は何を弱気になってるんだろう?」と気づかされました。 それと同時に元気と勇気も授かって『雨でもセブン!』という606の句を思い出し… 降水確率80%(間違い無く降るぜ!)という状況で、4日も前にツーリング実行を決めました。 冬場の雨ならとても耐えられないから前夜ギリギリまで決断しないけど… 夏に計画したツーリングは多少の雨なら予定通り実行の方向! 『男性的な梅雨』に対し『女性的だった606』は反省。 まぁ…女性の方が男性よりハッキリしてるし、どちらかと言えば女性のほうが強い。 『男性的な梅雨』なんて言葉はある意味で差別用語でもあり、死語ですね。 606も最近では雨を避け… 暑さに相当弱くなってる事を自覚してる。 歳のせいだとゴマかして過ごしてきたけど、そんな事ではイケナイと思った。 夏は雨を味方に楽しむつもり♪ 【7月16日(日曜日)】 天気回復傾向も手伝って…前夜までに寄せられたセブンの参加表明は12台。 しかし高山周辺の天気予報は『くもり』で降水確率が朝40%でその後10〜20%で推移するはずだったのが、寝る前になって朝のうち80%に急上昇。 だけど前日(15日)が猛暑だったので、雨が嬉しいとまでは言わないけど…太陽が隠れてくれるのは嬉しかった。 でも、A型の悲しい定めで…開き直れない。 心配しても仕方ないのだけど…心配してるのが落ち着く悪い癖。 だから眠れない! もう、明日の朝まで変わらない天気予報をPCで徘徊しまくった。 どのサイトも右下がりの微妙な予報で更に凹みながらも、なんとか10時に寝ました。 午前3時半に目覚ましをセットしたのに…激しい雨音で午前1時に叩き起こされました(>。<) そうなるとA型の悲しい定めは『倍率ドン! さらに倍っ!』となり雨が止むまで眠れない。 歯を食いしばって目を閉じて耳栓してでも寝ようと努力したのに、今度は雨音にプラスして雷。 目を閉じてても光った瞬間は分かる。 光った瞬間が分かると次にやってくる雷の音が気になる。 数秒後には予想した通りに背中の真後ろで大太鼓を叩かれる。 「ダメだ〜眠れない」と困った時の神頼みならぬ『困った時の酒頼み』で… 缶ビールを開けて飲んだ。 午前2時まで雷と戦ってましたが…酒パワーで1時間半しっかりと眠れました。 午前3時半に起きてまず外を見る。 (^-^)降ってない♪ (^0^)あれだけ降ったのに路面が乾きだしてる。 昨日はよほど暑かった事が分かりますね。 さらに薄っすらと三日月も確認できて、テンション急上昇! 軽く朝飯を食べて、身支度を済ませて、荷物をバネットGT-Rに積んで、いざチキチ基地。 今朝はチキチ基地から徒歩1分の所に住んでる幼稚園&小学校&中学校の(ボクゾール乗りの)後輩と一緒行く事になっていたので、近くのコンビニで待ち合わせしてました。 4時半にコンビニ集合&出発の約束だったのに、15分も前にチキチ基地の裏の道を通過するのが分かった。 「セブンってあんなに煩いんだ!」と…恐縮しちゃった。 だからできるだけ静かにエンジン掛けて…静かにコンビニまで移動しました。 彼はコーヒーを買って待っててくれた。 「裏の道走って行くのが分かったyo~」と僕が言うと… 「エンジン掛けた音が分かったyo~」と言い返され… 直線距離で400bぐらいで建物もあるのに、そんなにBDRの音はデカイのかぁ! と…反省。 午前4時半、2台で出発しました。 出発と同時に止んでいた雨がポツポツと降ってきました。 が! 今日は一日こんな天気だろうと… 雨粒が超薄いワックスが塗ってあるボンネットの上をダンスする様を楽しみながら23号バイパスを進み、名古屋高速のETCゲートを通過しました。 ここで思い出したのが、一緒に走ってる後輩がETCゲート初体験だった事。 僕はスピードを落してセンターミラーで無事にゲートが開くか見てました。 見事クリア! …報告書のネタ的にはウエスタンラリアット喰らってほしかったなぁ♪ まぁ〜冗談はさておき… 名古屋高速5号万場線・千音寺方面に進んで高速道路オンリーで東海北陸自動車道に入りました。 と…ここまで雨は全然降ってませんでした。 それどころか名古屋市内なんて雨雲も無かったぐらい。 ところがっ! 進行方向は水墨画そのもの。 ここまで敵の攻撃をあざ笑うかの如く弾き返してきたけど… 嫌な予感。 良い予感&必要な予感は絶対的中しないのに、悪い予感だけは絶対に的中する。 集合場所である長良川SAまで残り2つ目のトンネルを抜けた瞬間、待ち伏せしていたみたいな集中砲火! 映画プライベート・ライアンでノルマンディ上陸シーンを思い出すほどの雨。 余裕ぶっこいてゴーグルと帽子だけだったので、顔の露出してる部分が痛い。 嫌がうえでも制限速度以下での走行。 短時間でかなりの攻撃を受けつつ…長良川SA(別名ノルマンディー)に上陸しました。 既にJPE操る、ジョナサンさんが到着しておりました。 その後続々とセブンが到着! 皆さん「トンネル抜けた途端急に降ってきましたね! それまで降ってなかったのにー!」と同じ事を言ってました。 最も笑えたのが△10さん御夫婦。 長良川SAに一番近いのにズブ濡れ! 1時間以上走ってきた僕らよりも激しく雨に打たれてましたね。 ほとんどの女性が家を出る時に豪雨だったら、間違い無くリタイヤするだろうに…いかにもコンビニで買ってきたような薄いビニール合羽1枚羽織っての参上は、集まったセブン乗りの士気が高まりました。 だけど…午前6時のNHK天気予報を見て一同がっくり(>。<) 昨日までの天気予報はさらに悪化していた。 さっきまでの士気が急降下した天気予報。 しかし、ここまで来て…こんなに集まって…『集合場所にて解散!』とは言えない。 セブンもここまで雨に打たれれば諦めもつくと思ったので、出発時間を15分遅らせての『せせらぎアタック』を開始しました。 ここからは皆さん合羽(雨用フルメタルジャケット)を装着し、ヘルメットを持って来た人は被っての臨戦態勢! ぎふ大和ICを目指してセブン8台・その他2台で出発。 しかし天気予報は正しかった。 最初のトンネルを抜けた瞬間に集中砲火。 轍に溜まった雨水でセブンが浮くという恐怖。 ラジアルタイヤの606号でさえハイドロが起きてしまう。 先頭だったので、すかさず減速。 他のセブンはほとんどがSタイヤなので心配でした。 水墨画の景色は相変わらずで… 【案内】に「美味しい空気と新緑を楽しみましょう(^0^)」と書いたのに…水墨画。 美味しい空気というよりも美味しい雨水。 【案内】の〆も空振りに終った! 東海北陸自動車道をかつてない(スロ〜)スピードで走り、ぎふ大和ICに到着。 若干小降りになってきたけど、やはり景色は水墨画。 雲に手が届くぐらいでした。 料金所を出た所で隊列を整え、やまびこロードを目指すワケですが… ぎふ大和ICから、やまびこロードに進む道の記憶が無い僕では先頭を走る自信がありません。 すぐ後ろに停車していたJPEのジョナサンさんに先頭を頼みに行ったら、「道は知ってるけど…この先もっと降るし…危険じゃない?」との事。 ジョナサンさんは冷静だった。 それに引きかえスケジュールをこなす事しか頭になかった僕は『安全』という一番大切な事を忘れていました。 とりあえず路肩で相談するのもマズイし濡れるので、通過するはずだった道の駅・古今伝授の里やまとに入る事にしました。 到着してヘルメットを脱いで雨の強さに驚きました。 被っているとシールドに当る雨粒しか気にならなかったので…そんなに降ってないと思っていた。 路面もセブンから降りてよく見ればヘビーウエットもいいとこ! 全車駐車を完了し、エンジンを切ったら雨のザーという音しか聞こえなかった。 確かにこの先を進むのは『危険』だと思いました。 ここから平野部に向かうなら問題無いけど… どんどん山間部に向かうスケジュールだし、激しいワインディングコースが続く。 ジョナサンさんに言われた通り、僕は撤退を宣告。 皆さんの意見を聞いたところ… 「まだ走りたい!」 「高速道路でのUターンは嫌!」 「朝飯食って帰ろう!」 「スタンドは?」 など熱い意見が飛び出した。 結構長い時間模索した結果…国道156号線を郡上八幡まで下ってインターチェンジ手前を左折し…国道256号線で飛騨金山に抜けるコースを選択! そして途中の道の駅・和良にて朝飯を食べるという事で全員バンザイ♪ 前日、せっかく15分もかけて地図を作成し…3時間もかけて鮎のイラストを書いて皆に配ったのに… 地図は2%ぐらいしか必要じゃなかった(T。T) こんなに降っていては制限速度もしくはそれ以下でしか走れない。 セブンの弱点を露出してしまったツーリングとなってしまった。 Sタイヤの仲間からは、「高速道路では時速80キロでセブンが水の上に浮く。」という声も聞かれた。 東海北陸自動車道は年々轍が深くなっていくのは知っていたけど… 轍に溜まった雨水は完全に2本の川になっていたのは走ってても分かった。 特にトンネルを出た時は突然ステアリングが軽くなる。 ラジアルタイヤの606号でさえビビる瞬間はあったので、国道を走るにしても気をつけなければならなかった。 そして全車再び出発! 先頭は道に詳しい仲間に任せた。 だって…地図以外の道は頭に無いんだもん! なんとな〜くは分かるけど、この雨の中でウロウロしてたらそれこそ事故が起きちゃうもんね。 一同、『道の駅・古今伝授の里やまと』から『道の駅・和良』に向けてツーリングを再開しました。 第七小隊のカッ飛び陶芸家^^さんが敵のゲリラに攻撃され、捕虜になってる事も知らずに…。 国道156号線(上の画像がその時の走行シーン)から国道256号線に入り、田舎道をのんびり走りました。 雨は強くも弱くもならず… 景色も相変わらずの水墨画。 晴れて路面が濡れてなければそこそこのスピードで走って、水温計も落ち着くだろう…気持ちの良い道。 これだけ降ってると軽トラの方が早いんじゃなかろうか? Sタイヤのセブンはカーブが怖いだろうなぁ! 晴れたら『やまびこロード』や『せせらぎ街道』ではSタイヤの独壇場で、ラジアルタイヤの606号は置いて行かれちゃいそうで心配だったけど… 大雨でラジアルタイヤが正解だったのかも? だからと言って無茶できない。 だって道知らんもん! しばらく走って道の駅・和良に到着。 駐車スペースは思いのほか狭く、そのうえ点々と乗用車が駐車してあったのでセブンを並べて停める事ができなかった。 イコール…記念写真が撮れない! この大雨の中で記念写真もツライだろうから、今回は記念写真無しの報告書を覚悟して、バラバラに駐車しました。 それでもできるだけ近くに駐車したかったので僕は側溝ギリギリで駐車スペース無視の場所に駐車しました。 トイレ&売店から一番遠い所でした。 全員無事に到着して、各人それぞれセブンの(無意味な)雨対策をして雨の凌げる売店に向かいました。 僕はなんとか記念写真が撮りたかったので、少し遠回りをしてロケハンしながら皆と合流。 そこで隊員数人から思いもよらぬ報告が! 『『なんとカッ飛び陶芸家^^さんが来てない』』 最後尾の隊員の報告では道の駅・古今伝授の里やまとを出た瞬間に止まっていたそうな! なにかあった時はホーンを2回連続で鳴らすという第七小隊のレスキュー合図がなかったし… 笑顔だったので、カッ飛び陶芸家^^さんは追いかけて来るものだとばかり思ってたみたい。 僕は先に出たので全く様子が分からなかった。 急いで携帯電話(通信兵)を取りに606号へ走った。 「通信兵! 通信兵!!」と叫びながらバッグに入れっぱなしの携帯電話を取り出してビックリ! びしょ濡れ(>。<) セブンの助手席側に溜まった雨水をバッグが吸い込んでいて、着替えもタオルも脱水前の洗濯物と化していた。 折り畳みの携帯電話を開いたら…通信兵は戦死していた。 通信兵が居ないと…通じーへん(つうしんへい)。 通信兵を失った606は諦めなかった。 以前に直ぐに乾かすと甦ると聞いた事があったので、ズボンのポケットに入れて温めた。 カッ飛び陶芸家さんが事故してなければ良いけど… もしかして帰っちゃったのかな…? もうじき来るかな? いろいろ考えながら…のん気に朝飯モードに移行しました。 時間は9時。 日常的な人間にとっては朝飯モードだけど… 非日常的な第七小隊にとっては昼飯モード! 第七小隊的にはステーキだろうが焼肉だろうがジンギスカンでも何でも食べれる。 チェリ井さんだったらハンバーグ400gぐらい軽くイケるぜ! 『大盛りドン! 皿に倍っ!!』て感じだろうね。 空腹で口数少なくなってたもんな〜♪ エコパサンデーランの帰りにエンジン壊して、今回は修理が間に合わずにチンクチェントで参加だったから不機嫌なのかな? 早く何か食わせないと道の駅・和良を破壊しかねない。 喫茶店の人に「定食できますか?」と聞いたら、案の定「まだです!」との返事。 トースト半分と茹で玉子・プリン、そしてホットコーヒー。 こんな量ではチェリ井さんを抑えられない。 早く牛か豚を食わせないと… だけど無理。 喫茶店で30分ぐらい休憩して外に出てみると雨は小降りになっていました。 駐車場もセブンの周りに停めていた乗用車が居なくなったので記念写真モード♪ カッ飛び陶芸家^^さんが居ないのが残念だったけど… 狭いスペースを有効利用してセブンを集めて記念写真を撮りました。 全員でジョナサンさんのポーズの真似をして撮ったつもりなのに… 空腹で機嫌の悪いチェリ井さんはブー垂れてました(^-^) 早く牛か豚を食わせねば(>。<) 楽しく記念写真を撮ってると、(当たり前だが)知らないお爺さんが車でやってきました。 どうやら目の前の記念館で働いてるみたい。 「なにかあるんですか? ここ通りたいんだが…」と言われ、「すみません! 直ぐに撤収します!」と言うと「あ〜まだ15分くらい時間あるから良いyo~」と言うので、さっさと撮って撤収する事にしました。 「けっ! (`ゝ´)凸 うっせぇ〜爺だな! どうせ公務員の天下りだろに! しゃらくせー! 死ねば良いのに…」ってperoさんが言ってました。 無事に記念写真を撮って道の駅・和良を出発。 ここからは岩屋ダム入り口の前を通って飛騨金山(国道41号線)に出ます。 飛山ドライブイン前のGSで燃料補給&トイレ休憩という段取りです。 (あ! 先ほどのperoさんの暴言はウソです。) 道の駅・和良を出る時に雨は止んだので、ヘルメット(高速&雨仕様)を被らずにゴーグルと帽子(公道仕様)に切り替えて出ました。 ところが直ぐに敵の攻撃! 痛い(>。<) 頬っぺたが痛い! まるで縁日で買った銀球鉄砲で至近距離から撃たれてるみたい。 でも、これまでの雨の量ではなくて軽傷。 岩屋ダム手前辺りからは雨も完璧に止んで、路面も乾いてきました。 やっと雨との戦いに終止符を打つ事ができました。 燃料ギリギリで飛山のGSに到着。 燃料切れで墜落しなくて良かった〜♪ GSのお兄ちゃんに「雨で大変だったでしょ!」と言われた。 確かに大変だった。 でもここで泣き言は御法度。 「涼しくて最高でした!」と、強気のセブン乗り…真のオープンカー乗りらしい返事をしておきました。 これから進む進路はとても明るく…雨雲も見当たらなかったので、もう雨には降られないと思った。 散々降られた雨! 僕は燃料補給を終えてから、未だ真っ黒な雨雲に覆われてる走ってきた方角に向かって中指を立てて「雨のバーカ!バーカ!!」と小学生みたいに負け惜しみを叫んだ。 燃料補給を済ませて第七小隊は最終ポイントである道の駅・平成(へなり)へステアリング(舵)をとりました。 国道41号線を少し走って右折。 県道58号線から上之保村を抜けて県道63号線に進む道。 空いてて気持ちの良い道です。 路面も乾いてきたので、ようやくセブン本来の走りができそう…かと思いきや! やはりこの時間帯ではマイカーが多いですね。 仕方なくペースカー先導で、道の駅・平成まで来ちゃいました。 セブン以外の車は残念ながらパトカーが先導となったみたい。 道の駅・平成に到着して携帯電話を何気に見たら、なんと甦ってた! 早速、カッ飛び陶芸家^^さんに電話したら…燃料系統の故障でショップにレスキューを依頼したらしい。 2時間待ちだったみたい。 申し訳ないと…僕は平謝りです。 早く防水機能付携帯電話にしなきゃ! まぁ無事で何より。 事故じゃなくて本当に良かったと思い、安心しました。 携帯電話が甦ってのもカッ飛び陶芸家^^さんが無事だったのも良かったけど… 悲劇は繰り返す! なんと606号エンジン不調。 この症状はアノ部分だと分かったので放置プレイ。 空腹だったので早速和風レストランに入店。 米が食いたかったので牛丼を注文したら「定食や御飯などは11時からなので、できません!」とキッパリ言われた。 時間の感覚が無い僕達。 店の時計を見たら10時55分。 こんな感じの店が一番嫌いな606。 5分待つか… 11時前でも定食を作ってくれるか… 融通の利かない御役所勘定のサービス業の店なんか絶対利用しない。 腹が立ったので御土産コーナーで金を使ってストレス発散! たくさん買ったyo~ 数種類4000円近く買った。 自分が食べたい物ばかり山の様に買い込みました。 しかし、腹が減ったから何か食べたい。 だけどあのレストランには行きたくない。 フラフラしてたら水車のある蕎麦屋さんを発見! 営業中なのか準備中なのかも分からない若干暗い店。 お客さんは誰も居なかった。 奥のほうで近所の奥さんらしき人達がワイワイ楽しそうに作業してたので「お店やってますか?」と聞いたら、めちゃめちゃ明るい声で「どうぞ!どうぞ!」と返事してくれました。 外に居た仲間に招集をかけて昼御飯の場所確保(^-^)ゝ とろろ蕎麦・大根おろし蕎麦・ざる蕎麦など完璧な蕎麦屋さん♪ おにぎり(焼きおにぎりもあった)やポテトサラダ・漬物など全て手作り♪ もちろん蕎麦だって打ちたて! とろろ蕎麦も大根おろし蕎麦も温かい物の他に冷たいのもありました。 もちろん大盛りもありますyo~ 待ち時間も少なく、運ばれたきた蕎麦はとても美味しかった。 デジカメのレンズに付いた曇りが消えなくて画像が撮れなかったのが残念です。 皆でとても楽しく食事しました。 おにぎりもポテトサラダも好き勝手に食べました。 愛想の良い女将さんで雰囲気もとても良かったです。 とりあえず此処で解散なのですが… 全車、国道41号線(美濃加茂市)方面に向かう事に決定。 △10さん御夫婦だけが美濃市方面へ向かいました。 僕は国道41号線の渋滞が嫌だったので△10さん御夫婦と一緒に進んで東海北陸自動車道・美濃ICから帰りたかった。 でも、国道41号線で帰って正解! (後日談)なんと△10さん御夫婦は激しい雷雨にやられたらしい。 まだ昼前という事もあり、僕らが進んだ道に渋滞は無かった。 ところが国道41号線に入った途端、斜め右後方より真っ黒な雲が猛スピードで追いかけてきた! 飛山のGSで「雨のバーカ! バーカ!!」と叫んだ仕返し? これはヤバイと思ったその時…真っ黒な雲から1本の稲妻が落ちた。 ハッキリ見えた! 後方を走る竹さん(一緒に来た仲間ね)が「怖ぇー!」と叫んでる。 僕は土産が濡れてはマズイと思って、助手席を見たら…大量に買ったはずの土産が無い事に気がついた。 どんなに探しても無い! あんな大きい物が無いワケない! 「道の駅・平成に4000円相当の土産を全部忘れてきたーっ!」とマイク・タイソンにおもいっきり殴られたぐらいの衝撃を喰らった。 昼飯の後、自販機の前でソフトクリーム食べながらウダウダしてて忘れてきちゃったみたい。 引き返したら凄い時間のロスだし… あの雷雲の下を走るのも嫌だし… とりあえず、もう帰宅しただろう△10嫁さんにメールして後日取りに行ってもらえるようにお願いしました。 だが、△10嫁さんが道の駅・平成に電話して聞いてくれたけど既に無かったみたい。 もし有った時の為に自宅の電話番号を伝えて万全の体制をとってくれてました。 僕は「きっと誰か持って行っちゃったんだろうな。」と諦めました。 御土産紛失モードから一転、落雷モードに切り換わって避難! 雷に追いつかれないように必死で(制限速度の範囲内で)ぶっ飛ばしました。 右斜め後方では空爆の如く雷が落ちてます。 「早く名古屋高速に上がらなきゃ!」とマジでした。 そして小牧から無事に名古屋高速に上がって… 上がった途端バリバリの晴天。 今度は日干しモード! さっきまで寒かったぐらいなのに、北極から赤道直下にワープした感じ。 606定番の腕まくりをして知立バイパスまで進みました。 久しぶりに信号で止まった途端、後方の竹さんが突然セブンから降りてズボンを脱いでパンツ一丁になったので驚いた! 「え”〜いくら暑いからって!」 でもよく見たらズボンじゃなくて合羽を脱いで短パンになっただけでした。 でも。。。小牧からはずっと晴天だったから、僕らが飛騨高山方面でドシャ降りを喰らいながら走っていた事を知ってるドライバーは存在したのだろうか? 皆さん驚いた事だろうね♪ そんな事も非日常的で好きなんだなぁ♪ チキチ基地を通過して竹さんの家にて解散! 小牧から此処までに日焼けした腕は、その名のとおり『手厚い(手暑い)歓迎』でした。 竹さんは初の雨天走行だったみたい。 散々雨に降られまくってる606は「帰ったら早いうちに水洗いだけでもしておいたほうが良いよ」とアドバイス。 そんな事言う僕の頭は名古屋からず〜っと洗車する事ばかり考えてました。 午後1時半に帰宅。 チキチキドックにてまずはエンジン不調の原因究明。 やっぱりキャブのインナーベンチュリーの棒が抜け落ちてました。 ムカついたのでプラスチックハンマーでガンガン叩いてハメてやりましたわ! さぁ! 洗車だっ! やっと洗車できる♪ まずは荷物を全部降ろしてと… ? あれ? シートの後ろの隙間に何かある。 w(>。<)w 土産だぁ〜! △10嫁さん… ごめんなさい。 by606 |