5月26日(木曜日) この日突然、天気予報がひっくり返った! 昨日までは雨で降水確率も50%だっったのに… まぁ50%だから天気予報も占いみたいなものかな? 当るも八卦! ハズレるも八卦。 天気予報が当ろうがハズレようが、きっと気象庁の人達の給料に変化は無いだろうし… 晴れから雨になれば腹も立つけど、雨から晴れに変れば心和むのはオープンカー乗りの定めか? 606的には雨でも晴れでも楽しむ段取りはできていたけど、ここのところ日曜にセブンを満喫してなかっただけに、やっぱり晴れを願った。 のんびりナイツさんで餃子を食べて過ごすのも捨てがたいけど… ツーリング(高速道路)用のヘルメットも最近買ったし、ETCが楽しみだし! やっぱセブンでお出掛けしかったです〜♪ しかし、今回のツーリングは荷物が多いなぁ(>。<) カセットコンロにアルミフライパン・箸・皿・カメラ・ヘルメット! そして点天の餃子250個。 飲み物は地元静岡駐在員sinnさんに頼んだし… 忘れ物の無いように準備しなきゃ! 5月29日(日曜日) 確実に『晴れ』を予想して過ごしていたけど… 心のどこかでは『局地的にわか雨』と『局地的雷雨』は避けられないと思っていた。 それなのに…嗚呼それなのに… フタを開けたら見事な五月晴れ。 8時に赤塚SAを出発だから、のんびり起きて、のんびり準備できる。 でも天気が良いとハイテンションで何かしていないと落ち着かなかったので、嘘みたいに多い荷物を606号に積み込みながら少しだけ磨いてあげました。 とにかく荷物が多くて困ったけど、なんとか上手い具合に積み込み完了! 点天の餃子も専用の発泡スチロールのクーラーボックスに入ってるから、激しい横Gにも衝撃にも耐えられるし… もちろん保冷効果も抜群。 カセットコンロは視界に入るとモチベーションが下がるからカワイイ袋に入れて助手席の奥の方に隠すように突っ込んだ。 これで準備完了! いざ赤塚っ! 午前6時… ちょっと早いかなぁ〜と思いながらもチキチ基地を出発。 まだTシャツ一枚では寒いけど、帽子とゴーグルが最適な季節だと感じながら田舎道をのんびり鼻歌気分で走る。 朝一番の美味しく乾いた空気を僕とキャブレターは吸いながらオレンジロードを抜けた所で606号に朝飯を食わせた。 早朝のGSの店員は相変わらず何処も無愛想。 「ありがとう」の一言も無かったなぁ! ルンルン気分を台無しにしてくれた音羽蒲郡IC交差点のコーナンは二度と使わないぞ。 な〜んて怒りもインター入り口のETCゲートが見えた瞬間には忘れて、ゲート通過と同時に再びルンルン気分♪ だって606号にETCが付いてなかったら、(一旦停止)→(シートベルトを全部外す)→(腕がツリそうになりながら通行券を取る)→(通行券を咥えて安全な場所まで移動)→(通行券を財布に入れる)→(シートベルトをはめる)という6行程をパスできる。 久しぶりにニヤニヤしながらETCゲートを通過! 超気持ち良い! しかし本来なら(ヘルメットを被る)という、もう1行程があった。 だけど止まりたくなかったし… 周りの車(2・3台しかいなかったけど)に自慢したかったから帽子とゴーグルだけで赤塚を目指しました。 音羽蒲郡ICから赤塚PAまでは10分くらい(^-^) 8時出発なのに7時に到着しちゃった。 30分くらいは誰も来ないと思ったら、さたーんさんが直ぐに到着。 「いや〜こんな早く着くとは思わんかった!」と… 僕も14年セブンで何度も此処に来てるけど…未だ学習してない事に気付く一言でした。 2人で盛り上がらない会話を楽しんでると、やもめのジョナサンさん・JPE大好き少年パパさん・△10さん夫婦・走る陶芸家さんが到着。 ドタ参加は無く、参加表明してくれた5台(僕を含め6台)が集合。 途中SOCJの2台、近所のショップの5台も赤塚PAに集合したけど… S極とS極みたいな感じで、くっつく事なく離れていきました。 僕らは午前8時に定刻で毎度毎度の休憩ポイントである牧乃原SAまで移動を開始! できるだけツーリングモードを心がけたけど…ついつい飛ばしちゃったな。 気持ち良かったもんなぁ〜♪ 牧乃原SAに着くと給油と食料の確保。 餃子だけでは腹がふくれないし… セブンデイの会場に行っても、申し込みしてないから何も食べ物無いだろうから、各自おにぎりを購入。 そして静岡ICで降りて、静岡の駐在員sinnさんと合流してセブン7台で日本平を目指しました。 静岡ICからはイチゴ狩りで通った海岸線を流しながらのドライブ。 鼻が壊れてて匂わないけど、潮風を感じながらのドライブは『夏』を感じました。 静岡ICまで気持ち良く(法定速度の範囲内で)飛ばして来た606号は全く被る気配は無かったけど… 海岸線を抜けてからのプチ渋滞で一気に被り気味。 日本平パークウェイに入ってマフラーからパンパン火を吐きながらも被りを解消させたかったので、とりあえず全開走行! 直ぐ後ろのsinnさん…大きなクーラーボックスを積んでいるのにゴメンなさい。 仕方なかったんです。 許してください。 とまぁ、ポリデント…じゃなくてアクシデントもありながら、日本平ホテルに到着。 申し込みしてないけど…芝生に入れてもらえるか心配だった。 『申し込みしていない=お金払ってない』 という状態だったので断られる事を覚悟の上で交渉。 受付STAFFの方々は知り合いの方ばかりだったけど…通常ならお断わりのところを、いろいろな話し合いにより入場を許可して頂けました。 別に怒られたワケでも嫌味を言われたワケでもないけど… 内容はここでは書きませんが… 自分がもし相手(SOCJさん)の立場だった間違いなく腹が立つ行動をしていた事に気がつきました。 虫のイイ行動をしていた事に気がつき、とても恥ずかしく感じました。 来年からはキチンと申し込みをして参加する事を誓います m(_ _)m SOCJさんの御好意に感謝しながら、広い芝生の庭園の何処にセブン7台を駐車するか迷った。 会場本部に近い場所は動きがとれないくらい混んでるし、真ん中辺りは熟睡してる人もいるし… とりあえず皆を連れてウロウロしたら大ヒンシュクを買う事間違いなかったので、一人歩いて偵察行動をしました。 うろつく事5分くらいで絶好のポイントを発見! 本部会場から一番遠く… それでいて一番低い場所。 大きな木がなんとも英国風な場所を見つけたので、早速セブン6台を引き連れて移動を開始。 その様子は演習場に装甲車を進入させるかの如く。 分かりやすく言えば、バックテューザフューチャー3で西部の荒野をデロリアンが走る姿にそっくり! 凸凹しながらゆっくり進まないと腹を打ちそうで怖かったよ。 いつ地雷踏むか心配しながら移動して…本部会場を睨むように横一列に停めました。 またまたその姿は戦国時代の戦絵そのもの! …などと自画自賛してプチニヤケてました。 見事な場所にセブンを並べ終わると早速昼飯の準備に取り掛かりました。 まだ11時だったけど、僕も含めて皆空腹なんだもん。 芝生の上で火を起こすのはヤバかったので、できるだけ離れたアスファルトの上で餃子パーティーを開始しました。 BBQシーズン真っ盛りの時期という事でホームセンターには便利用品がズラリと並んでいて、小さな鉄板を買いに行った僕はそこで凄い便利なアルミパンなる物を購入して持って行きました。 このアルミパンはパンの中にアルミが入ってるワケではなくて… BBQの網の上に置いて焼きそばを作るのに便利なアイテム。 もちろん使い捨て! これで餃子を焼けば楽勝だと思い、カセットコンロの上にアルミパンをセット。 薄いから直ぐに熱が伝わると思っていたら一瞬でアルミパンが溶けて穴が開いてしまった。 自信満々で持って行ったアルミパン… まさかのどんでん返し! ここまで直火に弱いとは思ってもいなかったし、説明書には『空焚き厳禁』とデカイ文字で書かれてた。 説明書を読まない606は後悔しつつ…もう一枚あるアルミパンをどう使うか悩んだ。 しかし9人寄れば文殊の知恵! 焼き餃子は無理でも水餃子ならアルミパンが溶けないという知恵を授かった。 できれば鍋を借りてきてプレイしたかったけど、面倒だったから餃子の入ってた発泡スチロールの箱を持ってホテルの喫茶店まで水をもらいに行った。 アルミパンに水を張り、カセットコンロを点火! …大丈夫。 穴は開かない。 しかもイイ感じで蒸気が出てきた。 恐る恐る一枚一枚入れて水餃子を作る。 その姿は空襲で焼け野原になった路地で『すいとん』を作る姿そのもの。 慌て者の606は試食と称して一個食べてみた。 w(>。<)w だめだ!僕には苦手な食感。 しかも具が冷たい。 まるでジャングルの腐った木の中で成長している何かの幼虫を、「美味しいから食ってみろ!」と現地の人に言われて無理して食べてる感じ。 大嫌いなトマトのほうがマシだった。 一瞬、喉から上の機能がフリーズしたけど麦茶で回復した。 「まだ生だよ♪」と△10嫁さんに言われ… ちゃんと煮えた餃子を食べたら、結構美味かった。 よく冷えた麦茶と水餃子、おにぎりと…青空の下で気の合った仲間同士で食べる昼食は格別! 本当は焼いて食べたかった点天の餃子だったけど…これもモハメド・有りだと思いました。 僕達が昼食を済ませた頃、参加者にお弁当が配られました。 時間なんて忘れて盛り上がっていたので… 正午なんて気にもならなかった。 のんびり木陰で昼寝したり、たくさん集まったセブンを偵察したりして過ごしました。 イベント写真のコーナーで見ても分かると思うけど、クラムシェルフェンダーって凄く希少な存在。 クラムシェルフェンダーが減ったのか? サイクルフェンダーが増えたのか? 僕も昔(買った当初)はクラムシェルだったので微妙な感じ。 スペアタイアを積んでるセブンも少なくなった。 なんたって世界で一つだけの自分の車だからね♪ 個性溢れまくりでOK。 そんな存在が好きです。 今回一番注目されていたのは、やっぱり2.3リッター・260馬力・フォードコスワースエンジンの『CSR』かな? しかも緑の芝生の上に真っ赤なボディーはそれだけで存在感あったもんなぁ! 写真で見て、「でかいボディーだなぁ!」という印象があったけど… 実物を見て「そんなには肥えてないじゃん!」って感じでした。 6月1日にナイツ店主さんと晩飯(ステーキお好み焼き)を食べながらその事について語り合ったけど… 塗装してあると無いとでは見た感覚が違うらしい。 なんとなく分かる気がした。 それにしてもスーパーセブンにとっては初のフルモデルチェンジ。 未だ僕は違和感のあるCSRだけど… 来年のセブンデイには当たり前の存在になっているんだろうね。 気持ちのイイ午後、芝生をのんびり散歩した後はオークションを楽しみました。 結構ハイテンションな606は、△10嫁さんと最前列に陣取って臨戦態勢をとっていました。 他の仲間は麦茶を飲み過ぎたのか… お腹が膨れて昼寝モードなのか… 暑さでダウンしてるのか木陰から出て来ない。 オークションはセブングッズを始め…いろんなアイテムが登場した。 最初の売値も1/10ぐらいからで凄く安くゲットされてました。 いろいろ登場したけど僕的には買うよりも、買う側と売る側のやり取りが面白くて、その雰囲気だけ楽しみました。 一番高く値をつけた品は歴代ロータスの名車が並んだ額に入った写真。 その額のガラス中央にはコーリン・チャップマンの息子さんのサインが入れられたモノ。 これが5000円から始まり、28000円で落札されました。 息子さんの名前も知らない606は価値観が見出せず、しかも大きかったので持ち帰れなかったのでオークションには参加できませんでした。 落札された方は無類のチャップマンファンなんだろうね♪ オークションも終了して、ぼちぼち帰り支度。 時間も2時を過ぎてました。 天気予報だと岐阜方面は午後から雨(50%)みたいなので、雨の降らないうちに&明るいうちに皆帰宅できるように心がけてました。 ここ日本平は薄雲が広がる程度で雨の心配は無かったけど、帰り道の何処から雨雲に悩まされるかプチ心配ではあった。 会場を後にする際、SOCJのSTAFFの方々が見送ってくれて感動しました。 ワガママ言った僕なのに…笑顔で見送ってくださいました。 良い人達ばかりでした♪ 帰りは来た道の逆順。 日本平からR150に入る前に給油を済ませて再び海岸線へ! 朝とは違い一番暑い時間帯に一番日差しが強い場所で渋滞にハマる。 市内の渋滞にハマりながらIC目指すのは嫌いだったから…ここでの渋滞は覚悟してました。 7台、静岡ICまでに信号などでバラバラになってしまったけど、直ぐのPAにて合流。 ここからは最終ポイントの浜名湖SAまでノンストップ! 厚い雲が頭の上に広がり、予想していた『局地的雷雨』ほどではないけど『局地的にわか雨』を喰らいそうになり、雲に追いつかれないように思わずアクセルに力が入った。 ふと前方にパトカーが止まっていて心臓が口から飛び出そうになりスピードダウン。 浜名湖SAに着く頃には雲も薄くなり安心して、うなぎパイを買う事ができました。 ただ…安心したせいか、大量に買い過ぎた。 荷物があって助手席に積み込み不可能。 それでもなんとか積み込んだけど…606号の見た目最悪。 浜名湖SAで解散宣言をしてから音羽蒲郡ICまでは左手で、うなぎパイが飛ばないように押さえながら運転しました。 音羽蒲郡ICを降りると、此処お決まりの料金所渋滞。 あれだけゲートがあるのに2ヶ所しか開いてないから不思議。 初めてETCの恩恵を受けました。 さたーんさんと一緒に降りたけど、彼はしっかり料金所渋滞の最後尾に並びました。 本当なら笑って置いてっちゃうけど…うなぎパイの整理整頓しながら待っててあげました。 ただ待ってたワケじゃないんだよ〜ん♪ さたーんさんとは途中まで一緒に帰り、三ヶ根山の近くで別れました。 若干靴ズレを痛がりながら…一路チキチ基地を目指し、午後5時前に無事帰還。 1時間ほど606号の手入れをして馬鹿みたいに多い荷物をバネットに積み替えて帰宅しました。 速攻で馬鹿みたいに多い荷物を部屋に運び、速攻で風呂入って…速攻でビールを飲んで落ち着きました。 なぜ『速攻』か? それはワンピースを見るが為! ところがその晩、ワンピースはお休みだった。 プチブル〜! BBSに書き込みして…目を冷やしながら休みました。 やっぱり高速道路はフルフェイスじゃないとダメだと分かりました。 ジェットの効果はゴーグル以下。 安くて軽くてバイザーがミラータイプの物を再び探す決心をした606でした。 参加者皆さん御疲れさまでした。 来年も皆で行けるように願ってます(^-^) またSOCJの方々には温かく迎え入れていただき感謝しております。 不良606は更生して、また来年も参加しますのでヨロシクお願いします。 来年も晴れますよーにっ!!! 606 |