2005年も一ヶ月が過ぎようとしている。 早いなぁ! 新年会だ、カートの練習だ、鈴鹿だ…と思い起こせば矢の如く過ぎ去ってしまった。 この一ヶ月で二度も風邪ひいちゃったし… 遊び過ぎ? 気合い不足? まぁどちらもほどほどにしなきゃね。 606もいつの間にか37だし…。

 さてさて明日(現在1月28日午後8時)は久しぶりに東京のYukioさんとご対面♪ Butty Glamさんご訪問も楽しみ。 夜の宴会&宿泊場所もYukioさん達にお願いしちゃって、甘えっぱなしで申し訳ない。(だって右も左もわからないんだもん) おかげで安心して気楽に東京に行けます。 今回は606号ではなくて新幹線で行く事にしました。 初夏もしくは秋〜初冬なら「606号で行かなきゃ!」って思うけど… この時期はどうかご理解願いたい。 そんな時に限って明日からの天気は『晴れ』なんだなぁ。

 1月29日(土曜) 天気予報に騙されるとこだった(^-^) これが陽気の良い時期だったら確実にセブンで行く気だったよ。 どうやら今日は雨みたい。 新幹線で良かった〜! 気楽に午前9時からジム行っちゃうもんね。 今夜のメインはYukioさんとButty Glam店主さんの3人で食事する事だから… それに新幹線片道2時間半によるエコノミー症候群予防の為にも泣けるくらい体動かしておかなきゃね♪ でも…張り切ってトレーニングし過ぎると眠くなるのが心配。 あ!大丈夫だ!新幹線の中で眠れば… だめだ…A型は周りが気になって眠れない性格なんだ。 特に僕はバリバリA型だもんなぁ〜。

 午後1時にプチ荷物を持ってバネット号で三河安城駅に向かう。 チキチキ通信の本来の趣旨としては『午後1時にチキチ基地から606号で東名高速・音羽蒲郡ICに向かう!』が正解なんだろうけど… なにぶん『雨』ですんでーっ! 『寒い』んでーっ! …許してください。
 三河安城駅に着き、バネット号の駐車場を探すが…無い。 あっても遠い。 泣きながらメチャメチャ遠い駐車場に止めて自動発券機で切符を買う。 「あ!カードが使えるじゃん!」とCMの効果は大きいなぁ〜と感心しながらカードを使う。 ところが暗証番号を忘れた606は何度挑戦しても切符を買う事ができないので… みどりの窓口を初めて使うという試みに出た。 「東京まで指定席で!」とプチ金持ちぶって…さらに「カードで!」とカッコ良く決めてみた。 綺麗なお姉さんに「お煙草は吸われますか?」と聞かれ、「まだ未成年ですから。」と軽くボケをかましてやったら「今入ってきた列車に乗ってください。2分後に発車しますので…」と言われ、猛ダッシュして駆け込み乗車した僕は…もの凄くカッコ悪かった。

 これまで新幹線は自由席しか乗った事がなく… 指定席なんて座ったら料金ぼられるだけだと思ってたら、自由席と同額なんだね。 知らなかったよ。 でも、窓際確保できるし… トイレとかで席を離れても荷物とか気にならないからお得じゃん!とプチ喜んでました。 本当はこの時期、この時間帯なら自由席のほうが空いてて楽だという事も知らないでね。

 東京駅には2時間半ぐらいで到着。 少し前に東京に来た時に自動改札口を出る時に切符を取る事を知らないでもの凄く困った覚えがあるので、今回はしっかり抜き取り在来線で赤羽駅を目指しました。 新幹線の切符って東京23区内はどこまででも行けるんだ。(全然知らなかった) そして在来線で揺られる事15分で赤羽駅に着き、Yukioさんと合流できました。 

 午後4時半にYukioさんと合流して、とりあえず今夜泊まるビジネスホテルを越えたビジネスホテル『スーパーホテル東京・赤羽』にチェックインして荷物を置いて出掛けました。 僕は新幹線の乾いた空気で喉が渇き…ときどき弾けるビールのプルタブを開ける音にストレスを感じながら、最初のひと口の『旨い!』の為に、ここまで来たので『早く飲みたい!早く食べたい』気持ちでいっぱいだった。 予定よりもプチ早く到着してしまい、Butty Glam店主さんは仕事中だったので、仕方なく…仕・方・な・くYukioさんとホテルの近くにあった焼き鳥屋さんに入りました。 Yukioさんに「時間潰すつもりで軽く食べて行こう!」と言われたにもかかわらず… 食欲中枢が壊れてる606は焼き鳥を大量に頼んでしまい… ビールも中ジョッキ2杯(ハイペースで)飲んでしまい… 空腹も満たされハイテンション! 久しぶりに606のあるべき姿に変身して、電車に乗って隣の駅で待ってるButty Glamさん店主と合流しました。 

3人で駅から歩く事3分ぐらいだったかな? 店の名前は忘れた(見てない)けど良い感じの居酒屋さんに入店。 まずはビールで乾杯! そして食べ物を注文すべくメニューを見てびっくり。 (多国籍料理店+多県料理店+居酒屋)÷3=この店 って感じで初めて見る食べ物の多さに驚きつつ… 食欲中枢の壊れてる606は全部食べたい気分でルンルン♪ メニューを写真撮ってくれば良かったと凄く後悔してる。 一番インパクトが強かったのが『ダチョウのたたき』だった。 味は淡白で言葉や文字では表現できないなぁ! その次が水槽で泳いでいたイカ。 これは刺身に変身したけど、甘くてコリコリしてて普通のイカとは違った。 普通コリコリなんてしないもん。 しかも足がデコトラのイルミネーションの如くキラキラ光ってる。 本当に電飾そのものでした。 電飾を楽しんだ後は湯がいて食べました。 カワハギの御造り… ニンニクの掻き揚げ… すいません、早い時期に日本酒(八海山)が登場したので記憶がありません。

 しかし料理は豪勢だった(^-^)v  とにかく酒がすすんでしまい… お腹も思考回路も容量オーバー! 3人とも食べれない飲めない状態になってるにもかかわらず馬刺しとか登場してきて、食べたいのに箸が持ち上がらない不本意なお腹。 唯一Yukioさんだけは車で帰らなければならないのでビールも酒も飲んでないから結構冷静。 新幹線に乗ってた時間と同じくらい飲んで食べてセブン談義に花を咲かせて… 店を出ました。

 店を出る頃から僕は意識が途切れ途切れで… どうやって駅まで行ったのか? どうやって切符を買ったのかも記憶がなく… また足は妙に感覚がなく、K−1選手にローを100発入れられたくらい足にキテた。 それは酔ってても分かる。 酔っ払い親父の定番みたいな感じだったので、自分でも「しっかり歩かなきゃ!」と思っていたけど… 悲劇は駅の階段を下りてる時に起きた。 下りの階段は千鳥足には最悪で…手すりに頼って下りていたけど、階段の中央辺りの手すりの無い踊り場みたいな所で関節がバラバラになったように崩れ倒れた。 Yukioさんに大声で怒られ、必死に立ち上がろうとするけど立ち上がれず… 頑張って立ち上がろうとする姿は、まるで産まれたばかりの子馬が必死に立ち上がろうとする姿そのものだった。 意識のしっかりしてるYukioさんは間違い無く恥ずかしかっただろうなぁ! プチ怒ってたもんなぁ。 …。

 悲劇は電車を降りて駅を出た時にも起きた。 Yukioさんはホテルまで送ると言ってくれたけど、ホテルまでは商店街を抜ければ直ぐだったし、これ以上迷惑かけちゃマズイと思って。 「でへへへ〜!大丈夫!ここまで来ればOKです!」と、Yukioさんと赤羽駅の前で別れました。 そして独りホテルに向かって(無意識で)歩いたけど、なかなかホテルに辿り着けず… 完璧に道に迷ってしまった。 きっと凄い歩き方で歩き回ってたと思うけど、全然分からず… ホテルの電話番号も知らないし… Yukioさんは運転中だろうし、迷惑かけれないし… そのうち歩く力も無くなり、狭い路地で行き倒れ状態。 「だめだ… 絶対死ぬ。 どうせ死ぬなら全裸で死にたい。 そう!あの有名歌手のように…」と座り込んで意識が遠のく中で目に映ったのはミニストップの看板。 マッチ売りの少女が最後に持っていたマッチを全部燃やしてしまう勢いで…ソフトクリームを食べようとミニストップに入る。 ソフトクリームを何故か2個注文して「あの〜ここら辺でスーパーホテル赤羽って何処にあるか知りませんか?」と尋ねたら、「そこです!」と教えてくれた彼女の指差す先は、僕が行き倒れになってた路地の隣だった。

 『田舎者、都会で行き倒れ』という見出しの新聞を回避した606は嬉しさのあまり、ホテルの従業員さんにソフトクリームを1個あげて部屋に入りました。 そしてソフトクリームを食べながら寝てしまったとさ。

 午前4時にツキンツキンとプチ頭痛で目が覚める。 激しく無気力。 二度寝したくても頭がツキンツキンして眠れない。 喉も渇いた。 部屋にあった冷蔵庫を期待して開けてみたが空っぽ! 普段、あんな物やこんな物がギッシリ詰まってるホテルしか利用しない606にとってこれは大きな誤算だった。 立ち上がる気力も無く、今度は『田舎者、都会のホテルで脱水症状』という見出しに恐れた。 そんなつまらない事を考えてるうちに寝てしまった。

 午前7時 二日酔いも綺麗サッパリ消えて無くなり、喉の渇きと空腹で目が覚める。 あれだけ喰ったにもかかわらず…めちゃめちゃ空腹だったので、7時から始まるホテルのロビーで無料で食べれるモーニングサービスに向かった。 案の定1番のり! 大して期待せずに行ったけどメチャ豪華だった。 ビジネスホテルで、しかも無料でこの豪華さは…さすがスーパーホテルだと感心してしまい、エスプレッソコーヒー4杯にパンを7個も食べてしまった。 大満足で部屋に戻り、部屋の風呂を沸かして優雅にのんびり朝風呂を楽しむ♪ そして午前9時に大きな声で「ありがとうございました!」と挨拶してチェックアウトしました。

 ホテルから出たらすぐにYukioさんが迎えに来てくれてて、駅前の『昔ながらの喫茶店』という店でワンコイン(500円)のモーニングを食べました。 東京だから土地柄や物価から考えて大した事ないと思ったら…凄い豪華なモーニングセットだった。 正直、名古屋以上! 午前7時から9時までの間に2度もモーニングを食べた606は、腹が苦しかった。 でもコーヒーは美味しかったなぁ♪

 さてさて、ここからYukioさんの車で今回メインとなるButty Glamさんに向かうことに! 移動中、東京ってセカセカしてて冷たい街だと思ったら道は譲り合うし、割り込みも快く入れてくれる。 とても人情味がある温かい街なんだと知りました。 駅から20分くらいの所にButty Glamさんはありました。 周りは昭和初期の感じが残る家が多く、セブンとかの排気音は迷惑にならないのかと思ったけど、Yukioさんが言うには以前はバイクのショップがあったらしく騒音に関しては理解があるらしい。 店主さんは(二日酔いで)「頭が重い」を連発しながら遅れ気味で登場。 デカイ電動シャッターを開けるとセブンが所狭しと並んでました。 お店の雰囲気はプチレトロで僕は好きだった。 プチレトロと言ってもわざわざ作り上げたレトロな雰囲気ではなく、あるがままの雰囲気。 2階には小物やタイヤ等が置かれイイ感じ。 僕の夢は1階にセブンと乗用車、2階に自分の部屋と仲間が集まる部屋を作りたい。 お店はそれに限りなく近くて勉強になった。 まだショップを旗揚げして数ヶ月なのでレイアウトや看板はこれからという状態。 現在は与えられた仕事が忙しく、これからの店主さんを応援したいです。

 Butty Glamさんには1時間半くらい居たかな? ゆっくり話ししながら昼飯でも食べて…と思ったけど、店主さんも仕事があるし、寒かったから再びYukioさんに赤羽駅まで送っていただき帰路につきました。 別れ際はいろいろな意味でなんとなく淋しかったけど…これもまぁ人生! 好きにやるわさっ! しかし、Butty Glam訪問記なのに飲んだ!喰った!やられた!ばっかりだった事…御了承ください。 そんなもんです。 しかも東京駅で大量に御土産を買って来たのですが、家に帰ってビックリ! 生菓子で、賞味期限が翌日まででした。 また抹茶せんべいを持って行きますのでお許し願いたい。

 なにからなにまでお世話になりっぱなしだったYukioさんには感謝感謝です。 焼き鳥屋さんでの最初の乾杯は恥ずかしくて言えなかったけど…曲りなりに(偶然に)も出会って丸一年の乾杯でした。 セブンを介してはもちろん、セブン抜きでも…これからもヨロシクお願いしますね。 また会いましょう! Yukioさん、Butty Glam店主さん、どうもありがとうございました。

 東京の魔物の正体は『純米吟醸・八海山720mlの二本』でした。


by606
Butty Glamさん訪問記