9月18日(土) 起きた時に空を見上げて『?』。 昨日までの天気予報だったら、今にも降りだしそうな天気でも不思議じゃない予報だったのに…晴天(雲一つない星空)。 昨夜は近鉄で行く事に決めて寝たのに…。 急転して、たぶん午前9時くらいには空は一面雨雲に覆われるだろうと予測して、606号で近所の峠に遊びに行きました。 時刻は午前4時半。 精一杯遊んで明るくなって帰宅しました。 セブンは満足! ストレス無い! これで気兼ねなく電車で和歌山に行ける。 

 部屋でのんびり過ごしながら空が曇ってくるのを待った。 「降るなら降れよ〜! もう電車で行くと決めたのだから〜!」と何度も願ったのには理由がある。 まだ心のどこかに『606号で行きたい』という気持ちがあったからです。 なんとなくPCで和歌山の天気予報をチェックすると、今日も明日も曇り。 しかも降水確率も中途半端。 わずかだった『606号で行きたい』という気持ちが少しずつ大きくなりだした。 でも、毎回毎回雨の中を走るのも嫌だし…606号も雨の中で長距離を完走できるか心配。 点検&手入れは念入りにやったから、晴天ならなんの不安も無いけど、雨だとやっぱり不安。 Sタイヤでの高速道路もやっぱり怖い。 それでも『606号で行きたい』気持ちは強かった。

 結局、正午のNHKの天気予報を見て、「なんとか行ける! 明日(帰り)は強い雨にやられるかも知れないけど… セブンじゃなきゃ絶対に後悔する!」と思い…着替えを増やして、12時半にチキチ基地から出発。
若干雲はあったけど、もう後には戻れない。 いや…ここら辺で降ってきたら戻るつもりだった。 だけど雲の間からは青空が「気をつけて行ってらっしゃい」と挨拶してくれたので、後ろを振り向かずに知立バイパスから伊勢湾岸道を目指した。 しかし少し走った所で渋滞にハマる。 雲っているのに蒸し暑いから、止まれば水温の上昇は毎度お馴染み。 だけど渋滞は半端じゃなかったので急遽迂回して知多半島道路を使った。 これが正解で順調に伊勢湾岸道に進めた。 ところが目指す方向に『絶対降る!』というような雨雲が…。 伊勢湾岸道の料金所を越えた所で帽子からヘルメットを被り、臨戦態勢を整える。 荷物(特にカメラ)は助手席の足元に移動して濡れないようにした。 ヘルメットを被ると606号との会話もやりにくく若干寂しさはあるが、ここは仕方ない。 空き空きの伊勢湾岸道を四日市方面に爆走! 予想した通り名港トリトンで威嚇射撃に遭う。 もはや此処まで来て引き返すつもりもない! ここで怯んだら負けだと思い、YAH!YAH!YAH!の真似をして右のコブシを高く上げて突き進んだ。
3分程度の威嚇射撃を見事蹴散らし…やはり『気合い』だと実感しながら606号はさらに西を目指す!

 伊勢湾岸道から東名阪自動車道に合流。 便利になったもんだと思いながらも再び嫌な雲が目の前に広がる。 西尾を出る時に満タン給油してきたので御在所SAは通過。 レーシングスクリーンに細かい雨粒が被弾し始める。 今度の敵は半端じゃなさそう。 さっきの威嚇射撃が一個小隊なら、今度の敵は一個中隊、いや一個大隊、いやいやいや一個師団並み。 鈴鹿料金所を越え、マジでヤバイと思いながらも敵の砲弾は大きくなる。 ヘルメットのレイン]はいつの間にか賞味期限が切れててハジかない。 曇り止めは結構効いてて嬉しい。 レーシングスクリーンはレイン]を塗り忘れてしまい、非常に視界が悪い。 路面も濡れてきたので走行車線を制限速度以下で走る。 スピードを落すと荷物が濡れるという事も気になったけど…滑って事故を起こすよりはマシだもんね! 雨は亀山を越えて名阪国道に入っても降っている。 大雨でもなく、小雨でもない普通の雨。 ここからしばらくは峠道でセブンを楽しめるポイントだったけど、安全運転に徹しました。 
そんな楽しい峠道を安全運転で通過した御褒美なのか…雨が止んだと思ったら雲も無くなり青空が復活。 ずっと606号の後ろについてきた単車のパーティーに次々追い越されて、僕も606号もキャノンボール体制に入りました。 だけど、何処にレーダーが置いてあるか、覆面が隠れているか分からない道を飛ばすのは勇気が必要なので、ほどほどに飛ばした。

 名阪国道から天理に入り、ここからは西名阪自動車道を進みます。 交通量は結構少なく、遠くにトラックが1台見れるくらい。 そのトラックが急に水しぶきを上げて、「なんだろう?」と思ったその時! 乾いてた道路が急に激しく濡れていた。 一瞬ハイドロ状態になりステアリングに力が入ったけど、慌てずにエンジンブレーキだけでスピードを殺して無事だった。 局地的大雨は出る前にPCでもTVでも確認していただけに、もう少しで壁だったかも! 敵のトラップは何処に仕掛けてあるか分からないので、この先も注意する事にした。 天理から休憩&給油した香芝SAまでは降ってなくても路面は激しく濡れてて怖かった。 雨雲を追いかける状態だったけど、雨雲と同時進行よりはマシかな? でも松原JCT手前からはウルトラ晴天。 和歌山への階段、阪和道に入るとすっかり青空で、今日の戦いに勝利の予感が…♪

 阪和道をグングン進み、何度も何度も現れる料金所に嫌気がさしながらも、料金所手前では既にカードを用意してる学習ぶり。 岸和田を越えてたぶん最後になるだろう料金所にカードを高く上げて進入。 ところが料金所に係員の姿は無く、窓もしっかり閉まっている。 それどころかカーテンまで閉まってる。「あれれ?」と思ってると後続車にクラクションを鳴らされ…振り返ると機械から通行券がアッカンベーしているじゃあ〜りませんか! ここは後払いかよ!と恥ずかしがりながら606号をバックさせて通行券を引き抜き、「ゴメンねーっ!」と頭を下げて泉南ICまで飛ばしました。

 泉南ICから三発屋さんの家までは未知の世界。 以前は和歌山ICで降りたので全然分からない。 ICを出た所で電話で「とりあえず右折して26号の看板で左折してバイパスのって降りて信号を左折して直進して三叉路を左折して和歌山市に入ったら交差点を左にピュッと入れば分かります。」…と言われても僕の頭は1/4程度で容量オーバー。 しかも方向音痴ときてたので…間違えたと思ったら直ぐに電話した。 何度も電話しちゃったなぁ〜。 それでなんとか近くまで来たけど…ここからが大変だった。 そこ曲がれば到着だったポイントを間違え、市内の大渋滞にハマり…身動きがとれない。 ここまで来てスタミナがグングンと減る。 嬉しくも悲しい事に晴天。 凄く暑くて水温計も105度を越えて警告灯が光る。 「なんでここまできて!」と泣きそうなり電話で何処を曲がれば良いか聞いても全然分からない。 右折しなきゃならない交差点を左折したり、右折禁止を強引に右折したりで…三河ナンバーよろしく状態。 ところが偶然にも教えてもらった道に入り…昔に見た景色を眺めながらトロトロと進むと三発屋さんが迎えに来てくれていた(^0^)♪

 無事に三発屋さんの家に到着。 時刻は午後5時前。 天気も良くてまだ明るい。 落ち着くと動きたくなくなると思ったので、とりあえずA型の悲しい定め…洗車大会を始めました。 明日はどうせ雨と分かっていても、此処まで頑張ってくれた606号を労わる気持ちでバッチリ洗車してあげました。 そのほうが僕も落ち着いて夜を過ごせるしね♪ 汚いままだと、夜のうちに腐ってしまう気がして…やっぱり血液型は正直です。
606号の次は汗とホコリと雨と排気ガスで汚れまくった自分の番です。 シャワーを借りて綺麗サッパリして三発屋さんの新しくなったお店で寛ぎながら明日の天気予報をTVで見て凹む。 近畿地方は強い前線が午前9時くらいに通過するらしく…朝イチで帰るつもりだったのでペコンペコンに凹みましたが、こうなりゃ雨が止んでから帰れば良いと判断して、お茶で喉の渇きを潤しました。 「ほっ」と落ち着いて…ふと気がついたら、手土産をバネットに置き忘れた事に気がつき、凄く体裁悪かった。 今晩お世話になるにもかかわらず…(T。T)ゴメンね。 そんなこんなで時は流れ…かいせいさんも登場したけど、仕事で帰宅。 午後7時半に三発屋さんの奥さん運転で三発屋さんお薦め&常連の和風料理店に行きました。 喉から手がでるくらい欲しかった生ビールで乾杯。 夜は長いと思いながらも…朝早かった事と此処までの疲労度を計算して、飲み過ぎには注意しました。

 お店の方が小さな土鍋に火をつけてくださり…いったい何が入ってるのか不思議に思ったいたら、な!なんと『はりはり鍋』でした。 鯨がいっぱい入ってて…生ビールよろしく状態♪ 続いて新鮮な御造りが登場!鯨の刺身も、四国のウニも入ってる。 冷酒よろしく状態♪ 目から鱗とはまさにこの状態。 のんびり話ししながら…でも喰いたい飲みたい。 正直、子供の頃食べた鯨は親父好みの味付けで好きじゃなかったけど…今や鯨天国。 初めて食べた『鯨の琥珀揚げ』は絶品だった。 その他、アコウのあら煮・牛筋のどて煮などなど食うわ食うわでウルトラ満腹。 西尾にはこんな店ないから羨ましかった〜〜! 酔いも程々に、奥さん運転で帰宅しつつも直ぐ目の前のかいせいさんのお店(海星楼)さんに御邪魔しちゃいました。 凄くラーメン食いたかったけど…腹がボンボンだったのでマンゴーシャーベットを御馳走になり、かいせいさんのガレージで遊ぶ事に…。 セブンはもちろん、単車がイッパイ! おもちゃがイッパイ!でまさしく男の隠れ家。 かいせいさん・三発屋さん両夫婦と僕の5人でガレージでいろいろと喋って楽しいひと時♪ ところが午前0時を過ぎた頃から雨が降りだした。 トタン屋根のガレージは雨音が倍くらい降ってるように聞こえ…屋根だけガレージに置いてある606号が気になった。 せめてカバーくらいしとけば良かったと後悔しながらも、「どうせ朝起きたら横殴りの雨で意味ないだろうから…」と直ぐに開き直った。 もっともっと喋っていたかったけど…もう目を開いていられなかったので0時30分に三発屋さんのお宅で眠りにつきました。

 翌19日の朝… 新聞配達のバイクに起こされる。 朝の4時半。 o(>。<)o   4時間ぐらいしか寝てなかったけど、メチャメチャ元気! もちろんまだ暗いけど、雨が止んでいるのは確認できた。 それに涼しい。 三発屋さんとは午前8時半くらいに起きる約束だったから再び目を閉じる。 だけど寝付けなかったのでゴソゴソと読んだ事のない漫画を読みあさった。 ほとんど読んでもまだ6時。 ようやく明るくなり、「本日は晴天なり!」を確認する。 ルンルン気分で606号の雨による被害状況を確認しに行くと、な…なんと全く雨に打たれていない! ルンルン×50気分になり、ボンネットを開けて冷却水とオイルの量を確認。 オイル漏れや水漏れも点検してバッチリOKと判断して安心して仮眠する事にしました。 しかし…日曜をこんなにのんびり過ごすのも久し振り。 ちょっと違和感あるくらい久し振り。 なんたって本日の予定は昼飯を海星楼さんで食べて帰るだけだったから気楽も気楽。 なんたって晴天だもん♪ とベットで仮眠態勢に入ろうとした時。 かいせいさんのガレージの方向から『ブオン!ブオン!』とアクセルを吹かす音がしてきて、かいせいさんが走りに行くのかと思い、慌てて外に出てみると知らない単車の兄ちゃんだった。 

 8時半くらいに三発屋さんとオハヨー! お店で朝食を頂き…テレビを見てのんびり過ごしてると、かいせいさん登場。 「モーニング行こう!モーニング行こう!!」と元気いっぱい。 僕には「セブンで走りに行こう!セブンで走りに行こう!!」としか聞こえず…午前9時にしては思いのほか暑かったので、エアコンの効いた部屋でのんびり過ごしたかったけど…せっかくだったので記念写真を撮ってから、セブン2台で3人で流しに行きました。 最初のうちは直線オンリーだったけど、確実に山に向かっていたのでワクワクした。 確実に山に向かっていたのに突然目の前には海岸が飛び込んできて驚いた。そして直ぐに短いワインディングを抜けて国民休暇村に到着。 この中の喫茶店が、かいせいさんのお気に入りらしく…僕にはただの喫茶店にしか見えなかったけど、窓の外には大阪湾の入り口が全開で広がり…「此処の喫茶店はスッゲー!」と叫んでしまった。 かき氷を記念に食べてきましたよ。 シロップが多過ぎて、かえって喉が渇いてしまった。 そして来た道を引き返し…昼飯食べに海星楼さんに行きました。

 かいせいさんはセブンをガレージに格納して瞬時に厨房服に変身! かいせいさんにはワガママ言って開店30分前に食事させていただきました。 焼豚をツマミに昼間から飲み始め…餃子に酢豚・鶏のかわり揚げなどなど散々食べてお腹イッパイ! だけどラーメンは別腹というワケで『白湯ラーメン』を食べました。 俗に…通は『普通のラーメン』を頼んで味を知ると言いますが、僕は食べたい(食べた事のない)ラーメンが食べたいのです。 この白湯ラーメン…僕のラーメン史にまた一つ新しい足跡を残した事は間違いありませんでした。 とにかく旨い! 細かい表現は文字では難しいので『百聞は一食にしかず!』ぜひ御賞味あれ。

 昨夜から腹が爆発寸前まで食べ続け…まさに極楽。 お世話になった三発屋さん夫婦に挨拶して手を振りながら…もう一泊したい気持ちを振り切りながら午後12時半、帰路につきました。 散々迷った道も今ではお友達になり…バリバリ晴天で凄く暑かったけどルンルン気分で泉南ICを目指しました。 走りだして15分くらいで渋滞にハマる。 その時嫌な予感が…「まさか此処から泉南ICまで行く26号バイパスまで渋滞?」と、競馬は当らない僕だけど、嫌な予感は見事に的中する。 水温は走ってても90度前後だったから止まった瞬間には直ぐに95度まで上がってしまった。 此処から泉南までは凄い距離あるし…確かラクダの背中みたいで坂道発進の連続だった事を思い出し、凄く不安だった。 ただ、真夏と違ってわずかではあったけど涼しい風が時々吹く。 海が横にあるからだろう! できるだけ風が当るように前の車から離れる。これは最近覚えたテクニックだ! その効果は絶大ではあったが、やはり真昼の気温には焼け石に水。 そう!まさに焼け石に水という言葉通り、雨雲も無いのに雨が降ってきた。 水温はとっくに110度を越えてデンジャラスゾーンに突入。 此処に606号置いて帰るなんて考えられないよ〜! (T。T) と久し振りに水温計ブルーになりました。 笑える事に水温最高記録112度を記録しました…ってアテネオリンピックじゃないつーの! そして渋滞の引き金になってる信号交差点を右折して26号バイパスに入り、水温は85度まで冷えてくれました。 やはり点検は必要ですね! カムカバーパッキンを交換したのも少しは意味あったかな? なにせ高山ツーリングよりもハラハラドキドキしました。

 辛くも渋滞を抜けて泉南ICから高速道路に入りました。 ここから先は事故さえなければ渋滞の心配はないはずだし、昼飯まえに仲間のお〜い君との電話で名古屋はピーカンらしいから天気の心配もなさそう! 岸和田SAで給油と同時に帽子からヘルメットにチェンジ。 これで心置きなく飛ばせる! 来る時は雨に悩まされたけど、今日は無敵! 三車線の広い道をひたすら名古屋方面目指して進む。 晴れていると景色もイイし気分もイイ! 606号と会話しながら楽しく走る。 もし昨日電車で来ていたら間違い無く悔しがっていただろうしなぁ〜! 606号で来て正解だったと小さく右手でグーを握った。 敵の攻撃も全く無いし… (^0^)♪口笛吹きながら走り続けました。

 口笛吹きながら東名阪自動車道に入ると、僕の見る方向は前方でもなければ…タコメーターでもスピードメーターでもなかった。 進行方向左手より現れた敵の艦隊だった。 まさに左側一面真っ黒! 僕の家の方向は明るい。 黒と白の真ん中、グレーの位置に606号はいる! 御在所SAで給油しないと、この先にはGSは無いのでSAに入る。 給油中アルミのボンネットに雨粒が落ち始め…バンバンと音まで立てはじめた。 まさに敵の偵察機に発見され、艦載機に攻撃されてるみたい。 急いで給油を済ませ、ヘルメットを被りスクランブル発進! しかし606号の行く手を阻むかの如く観光バスが…身動きできない。 しかも大勢の乗客の笑顔。 この時僕は大きな失敗をした事に気がついた。 それは、暑いだけだからと白いTシャツで和歌山を出た事だった。 それはセブン乗りとしては初歩的なミス。 白は晴れてても排気ガスで黒くなるし…雨が降れば水分を吸収しやすく、透けるので濡れたままではカッコ悪い。 黒いTシャツはセブン乗りにはまさに防弾チョッキ並みの威力を発揮するのに…なんたる失敗。 しかも短パン(パンツは穿いてる)なのでどうしようもない。 とにかく雨雲から逃げなければと…アクセルを踏み込んだ。

 伊勢湾岸道との分岐では完璧に敵の艦隊につかまり…激しい艦砲射撃を喰らった。 これまでにない大きな雨粒。 一粒でレーシングスクリーンの全面が割れたような感じになる。 路面は危険なくらい濡れていたので車線変更なんて怖くてできない。 それでも走ってれば人的被害も少ないのでぶっ飛ばした。 湾岸桑名辺りで敵の砲撃も届かなくなり、長島を通過する辺りでは随分明るくなってきた。 「よし!上手く逃げた!」と喜びたかったけど、後ろからはグングンと嫌がらせのように雨雲が追いかけてくるので気楽にはなれなかった。 伊勢湾岸道を時速1××キロで爆進。 一番右の追い越し車線をチンタラ走ってるベンツのSLにパッシングして道を譲らせ… 追い越したクラウンがフェンダーミラーで心臓爆発しそうになったりして見事に晴れ間が広がった近所まで辿り着きました。

 雨雲を振り切って、晴れ間が広がった近所まで来ると安心。 まさに606号が空母に着陸したみたいな感じ。 晴れてて、しかも普通の国道をヘルメット被って走るのは嫌だったから、凄く脱ぎたかった。 だけど信号で止まってヘルメット脱ぐと凄い髪型だし、顔だってヘルメットの跡がついててカッコ悪いので、走りながらヘルメットを脱ごうとした。 まずはメガネを外し…アゴ紐を外し… そして長いストレートを確認したら一気に両手をステアリングから外してヘルメットを脱いだ。 その瞬間ヘルメットが風圧で飛んでいきそうになり、慌てて右手に力を入れて難を逃れた。 トレーニングの成果があったと実感した瞬間だったが…右腕の筋は今でも痛い。

 …と、いろいろあった『冒険』だったけど、ゴーイングメリー606号は無事に約500kmを走り抜きました。 もし近鉄で行ってたら…BBSだけで終っていた事でしょうね(^0^)
 今回、三発屋さん&かいせいさんの両夫婦には言葉では言い表せないくらい御世話になり…感謝感謝です。 本当にありがとうございました。 また和歌山往復中もいろんな出会いがあり…今回も数ミクロン自分が大きくなった気がします。 606号はこれからも大事に乗り回したと思います。 たとえ雨でも…!

 和歌山は…
夏だった!

 来年…和歌山愚連隊ツーリングやります凸(`ゝ´) by606




おら和歌山さ行くだ