 ４月１６日  |
今まで何回『試運転』と称して６０６号に乗ったのだろう？ 知識が無い上にメカ音痴なので、試運転から帰ると「調子イイんじゃないかな♪」と喜び… …喜び勇んで普通に何処かに行くと不調に喘いで悩み苦しむのが常。（※） 昔は何も恐れず、何の心配もなく乗って楽しんでいたのになぁ。 （心配なのは雨だけだった。） 人生、良い事５０％、悪い事５０％だから昔のツケが回ってきたと自分に言い聞かせている。 そして本日もまた懲りずに６０６号の試運転。 先週の修理後にpetit試運転をして、帰宅後の触診では問題Nothing。 問題Nothingなのにスッキリしないのは、ガソリンは漏れても痕跡が残り難い。 走行中にガソリンが滲み出たのか出てないのかが全く分からないのだ。 デスビキャップに赤い汁が付着していれば確実に漏れているのが分かるけど… それって火災と紙一重。 （今までずーっと紙一重だったけどね） （その紙一重を超えて韮山で火が出たんだけどね） （キャブを交換？しても同じ箇所から同じようにガソリンが漏れ続けているのですがね） そんなワケで今回の試運転は今までに無い緊張感なのよ！ だって、インシュレーターパッキンを自作加工したので、信号待ちでガソリンが垂れたらデスビ直撃。 インシュレーターパッキンを加工してなければ滴り落ちるまでの時間稼ぎになる。 今まではそれで生き延びられてた感じ。 先週さっさとpetit試運転から戻ったのは、ただ単にそれが怖かっただけ（＞。＜）;;; こうなるとベークライト製のインシュレーターよりミサブのほうに軍配が上がる。 元々ベークライト製のインシュレーターはソレックス用で、ミサブはウェーバー用。 考え、悩み、疑って過ごした半年間。 今回の試運転はpetit命がけ！ インシュレーターパッキンを加工してもガソリンがちょっとでも滲み出たら即終了！ 再び引きこもり！ キャブを外してOHとなる。（せっかく６０６号貯金ができるようになってきたのに…） Ｗの緊張感で怖いし胃が痛いわで… 「どうしてこんな思いまでして乗ってるんだろう？」って！ 馬鹿だね！ 今朝は早めに雨が上がって絶好の あーだこーだ言ってても仕方Nothing。 いざ！という時の為に二酸化炭素消火器をすぐに使えるように袋から出しておきました。 R2-D2を置いて一人で行くつもりでしたが、暇みたいだったので横に積んで午前８時半に出発。 乗ってる分、走っている分には燻る気配もバックファイヤー（吹き返し）も無い。 最近開通した道路を６０６号で駆け抜けて自己満足(^^♪ 少し遠回りをして１時間ほどの試運転。 チキチ基地の前でR2-D2を降ろして、再び試運転に出発。 凸凹道・横Gを味わえる道を走り、青空整備路肩付近で渋滞を想定して発進・停止を繰り返す。 電動ファンが回ったところでエンジンを止めてガソリンの滲みを確認。 とりあえず大丈夫そうなのでエンジンをかけて空吹かしを繰り返してみた。 ついでに同調を整えていた時… 変な車が集まり出した。 前から見るとＲ３３なんだけど、後ろから見ると何故かセフィーロだったり… 見るからに個性豊か過ぎる車が４台、６０６号を見ながらゆっくり通過。 通過したら急発進（＠。＠）;;; 面倒だったから相手にせず(^^♪ 「チキチ基地に格納してからゆっくり点検しよう♪」と帰る準備をしていたら… パトカー来ちゃったよ（＞。＜）;;;;; 近所に民家はないから迷惑にはなっていないのに。 運転席の警官も助手席の警官もスッゲー怖い目で睨みながらゆっくり通過。 面倒だったから相手にせず(^^♪ そそくさとと帰ってチキチ基地に格納。 先週の倍くらいの時間、４倍くらいの距離を試運転をしました。 熱々のエンジンがぬるくなるまでラジヲを聴きながら＆珈琲を飲みながらキャブの下と裏を触診しまくった。 知らない人が見たら変態だわな。 エンジンが冷めてからもガソリンの滲みを確かめに行ったけど全く湿ってない。 これで『良い！』のか『大丈夫♪』なのかは判らないけど… 次のステップには進めます。 次のステップ！ 今度は半日以上乗ってみよう！ って… また試運転？ （※） 『…喜び勇んで普通に何処かに行くと不調に喘いで悩み苦しむのが常。』 喜ばず、勇まずに何処かに行けば、不調に喘ぐ事無く、悩み苦しまずに済むかなぁ？と思ってね。 少しは学習した！つもり(^^♪ 安心してツーリングを楽しみたいから苦労と試運転は惜しみません(^^♪ なぜかバックファイヤー（吹き返し）が一発も無く、ガソリンの滲みも無かったので、でっかい息抜きにはなりました。 二週間前に開けた純米吟醸濁り酒を今夜は全部空ける事ができたよ(^^♪ ｂｙ ６０６  |