606の息抜き 其の壱百七拾七






12月18日 



あと二週間で2020年が終わる。

あと二週間で52歳が終わる。

今年は新型コロナと606号の不調で『606の息抜き』ばっかりだったなぁ(-。-);;;

でもまだ二週間ある!

53歳になっても606号はある!! (いったいいつまで乗るのだろう?)



【12月14日】

午後3時、近所のオヤジさんから電話がきた。

「SEVENだけどね… 年越しちゃうけどゴメンね。」

o(>。<)o ガーーーーン!

正直ショックだったけど、頑張ってくれたし、逆に606号が工場を占拠し続けて申し訳が無い。

「なんてね~♪ 直ったよ~♪」

(-。-);;; マジか?

「明日から天気悪いし寒くなるみたいだから今日にでも取りにおいで♪」

って… そんな冗談が言えるオヤジさんだったんだ(@。@);;;

ぶっきらぼうで口数の少ないオヤジさんだと思っていたのに…。



午後3時15分、R2-D2にお店番をお願いしてタクシーでオヤジさんの工場に向かいました。

40歳くらいの女性運転手さんでしたが、SEVENの事を知ってて話が盛り上がり、道中は退屈Nothing。

旦那さんがバイク&クルマ好きなので雑誌や漫画でSEVENの知識を身につけたみたい。

オヤジさんの工場で606号を見て超感激してました(^^♪ 良かった♪良かった♪



オヤジさんに606号の修理の事、今後の支払いの流れを教えて頂き… 到着から10分で帰宅準備。

やはり、ぶっきらぼうで口数の少ないオヤジさんだった。



丸っと一ヶ月ぶりに606号に乗り込む。

嗚呼、やっぱりこの空間が僕にとって一番落ち着ける。

丸っと一ヶ月ぶりに606号のエンジンを始動。

嗚呼、やっぱりこの排気音と振動が僕にとって一番の快感。(自己満足)

水温計の60℃表示を見て、電話をくれるまで606号のチェックをしてくれてたのが分かる。

以前にもキャブ調整で走行距離が100km以上延び、燃料がスッゲー減っていた通りで…

数字が全てを物語っていたね!



キャブ調整はオヤジさん仕様。

「少しだけ、ほんの少しだけ濃くしてあるので、高地で燻るようであれば15分絞ってください。」との事。

プラグの箱を裏返して書き込まれたラブレターならぬプラグレターを黙って渡された。

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BDR 1.7 (標準)

メイン 145

エアー 110

アイドル 60F8
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ほんのり頬を赤く染めながら両手で受け取った52歳。

感謝の気持ちを伝えて工場を出発。

w(T。T)w 以前より乗り易い。 インジェクションか?

w(T。T)w 排気音が全然違う。 直管か?

ちょっとだけアイドリングが高かくて信号待ちで目立っちゃうので、今度の休みに調整しよう。

とにかく暗くなる前に帰らなきゃ♪

早く帰らなきゃ!と思う気持ちと、遠回りをして帰りたい!気持ちの中間だったけどね(^^♪



このまま…

何事もなく…

帰れないのが…

606号の定め。



大通りでの信号待ちでレーシングスクリーンの向こう側から煙が! w(@。@)w

あの時に見た光景が再び!

心拍数200!

あ! 消火器積んでない!

心拍数250!

なんで煙が出るんだよーっ! o(>。<)o

煙の次は炎という流れじゃん!

前回と違って今回は市街地。

どうしよう?

Uターンして燃えながらオヤジさんの工場に戻るか?

水をぶっかけようか?

…って考えていたら、前の車のマフラーから出た水蒸気だった。

アカンなぁ。

暫くはキャブ付近ばかり気にして走るトラウマを引きずる事になりそうだ。



心拍数を下げながら、暗くなる寸前に帰宅。

そんなに寒くなかったので11月15日の続きと称して606号を洗車。

感無量であります! m(_ _)m



(工場の)機械の入れ替え&移動、駐車場返還の件、そして606号の修理。

いろんな悩みや心配事が、ここ数日で消えました。

あとは『悩むより働くが易し』的な『お支払い』だけかぁ(@。@);;; 頑張ろう!



第七小隊の仲間内には、この30日間『チキチキ通信一斉mail』にてマメに状況報告をしましたが…

後半は自分でも状況&近況を掴めず、『やっぱりな~♪』的に突然の修理完了報告。

第七小隊の皆様には大変ご心配をおかけしてゴメンなさい。

あとは自分のメンタルだけ(^^♪



本日は年賀状を書きながら来年一年間のツーリングを計画して過ごしております。





by606