天気予報今昔物語
SEVENを購入した約30年前… 天気予報は夕刊の『明日の天気予報』だけが頼りでした。
夕刊一面のスマホよりも小さな枠だけの情報。
降水確率は無く、週間天気予報も存在せず、モノクロのマークと文字のみ。
ダイヤル177は夕刊と照らし合わせながら気休めに使っていた程度。
どちらも晴れならSEVENで出かける準備を整え…
どちらも雨ならSEVENを磨く準備を整え…
それが全くと言っていいほど予報が当たらないんだよね。
だから朝起きて晴れていたら乗る!雨が降りそうだったら乗らない!という自己判断。
SEVENで出かけても天気の情報なんて『現在の空』以外皆無だったから途中で降られる事なんて当たり前!
大雪喰らった事もあった(>。<) あの時は雪が融けるまで帰れなかったなぁ(T。T)
年々進化する天気予報。
降水確率は気象予報士の『逃げ道』程度に登場したけど、今では一番の判断材料。
週間天気予報は相変わらず当てにはならないが、心構え&喜びor悲壮感には繋がる。
新聞紙のカラー化に伴い、天気予報は見易くはなったのですが、ただカラフルになっただけ。
パソコン導入で天気予報という物の見方がガラッと変わった21世紀。
ネットで天気予報が見放題。
天気予報を提供してくれるサイトなんて今では15社くらいあるんじゃなかろうか?
米軍の天気予報すらある。(防衛省はなぜ無いの?)
雨雲レーダーなんて新聞の時代からしたら22世紀の『未来』を感じちゃうぞ(^^♪
週間天気予報は3日先までだったのが一週間先、そして今では10日先まで延びて便利。
そう!
とにかく便利になった。
便利にはなったが利便性が悪い。
たった1つの天気予報でイイから正確さが欲しいと思う52歳。
何度も書いてますが、僕は4つの天気予報を1つ25%の割合で75%以上好天ならツーリングを実行。
50%なら眠れないくらい悩む。
25%以下なら延期or中止。
その4つがYahoo!天気予報・weathernews・気象協会・気象庁。
この4つが4つ共同じ天気予報だった試しがない。
長い事見比べているけど、どれが一番よく当たるかは今でも分からない。
だから晴れマークONLYか雨マークONLY以外は悩む!
天気予報が4つあるから4倍悩むワケですね(^0^);;;
15の天気予報を見て悩んでいたら、たぶんもう死んでいたに違いない。
そう考えると昔は夕刊をチラっと見ただけで天気の判断が出来たので、全く悩む事はなかった。
今と昔… どっちが便利なのだろう?
どっちが幸せなのでしょう?
天気予報の精度が向上したのは確かだけど、せいぜい当日か前日までしかその精度は発揮できてない気がする。
当日の天気予報すら大きく変わる時だってあるし…。
結局のところ自然は読めないという事に行きつく。
ツーリング実行か延期、もしくは中止の判断をする時…
『晴れ/降水確率0%』 『雨/降水確率100%』 この2つのどちらかだけなら楽だよなぁ。
だけど本当に昔よりも予報は当たるようになったよ。
それ故に悩む定め。
『雨が降るかも知れないけど… 行く!』という若さは、僕にはもうNothing。
『石橋を叩いて渡る』年頃なんだなぁ(^0^);;;
人はそれを『弱気』と呼ぶ。
雨が降りそうなのに強気でツーリングを実行して、仲間を危険に晒すくらいなら弱気でイイと思うけどね。
雨降りに乗っても楽しくないし、ただただ苦痛なだけだもん。
これからも弱気の判断でツーリング実行か否かを決める事を此処に誓います!
2020年9月9日
また夕刊とるかぁ?
by606
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