606号が完全復活を果たして半年が経ち、やっと606も完全復活!
『SEVENで走りに行きたい病』が悪化。
時間があればGoogle地図で目的地までのツーリングコースを検索しまくって生きてます。
日曜日が本当に待ち遠しい!
やっとアイドリング不調に陥る前の自分に戻れた感じで… 笑顔で過ごせる週末♪
数年前までは各サイトのドライブコースをアレンジしてツーリングを企画してました。
わざわざ『下見』なんて事もやってたなぁ。
ここ最近は『オリジナル』に拘って、Googleストリートビューでコース決定。
目的地・昼飯の場所はもちろん、給油&トイレ休憩のポイントを探すのは素敵な暇つぶし。
勢いに任せてツーリングコースの地図を描き上げ…
気がつけばポイントまでの距離・時間まで調べてしまうA型の定め。
結果、翌朝は軽い脳死状態に陥る48歳。
SEVENという特異な車で『楽』しくツーリングをしたいから『楽』はしません。
ぬるべの郷 曽爾村
此処に行き着いたのは昨年の暮れに何かの冊子で『曽爾高原』を知ったからです。
48年間だらだらと生き続けて初めて知った曽爾村。
いろいろ調べたら、秋は仙石原みたいにススキが美しい高原。
夏は緑豊かなハイキングコース。
∴ベストシーズンはとても近寄れない所です。
しかも3月5日は野焼きが行われたので、ツーリングの途中で曽爾高原に寄っても絶景はありません。
まさに焼け野原。
まっ! 駐車料金600円を払って焼け野原を見ても残念なのでツーリングに専念できるワケですね。
肝心の昼飯は、10時オープンの曽爾高原ファームガーデンの出店とパン屋さんで済ませる段取りで…
一週間前に何気なくファームガーデンさんに電話をしてみました。
そしたら出店の営業は夏~秋まで。
焼き立てのパン屋さんは10時半から。
レストランは10時から11時まではモーニングで、ランチは11時からとの事。
レストラン『Farm Garden』さんに何度も電話をしてランチの段取りをしました。
電話の対応は親切丁寧。
フレンチ料理の一番高値のコース料理に決めて、あとは天気次第。
オーナーシェフさんがバイク乗りなので、『天気次第』には凄く理解がありました。
男だけのツーリングなら焼き立てのパンを買って自販機で飲み物を買って昼飯終了!でもイイけど…
女子会の事も考えればランチはとても重要事項。
手抜きは出来ません。
週間天気予報は、一週間ずーっと曇りマークが続いた。
しかも寒いみたい(>。<)
翌週は三連休になるので延期にはできない。
久しぶりに一週間悩んだなぁ。
と… 何気に気がついた事… 『奈良県』の天気を心配したのは生まれて初めてじゃん!
奈良県は全然知らない地名が多い事にも気がついたよ。
前日の天気予報は、やっぱり朝から曇りマークオンリー。
気温が低い上に太陽が出ないとなると、体感温度は気温以下。
SEVENで走れば更に寒い。
しかし!!
降水確率は午前中0%だし、午後も10~20%で雨は夜中に降るときた!
ちょっと寒いかも知れないけど雨の心配がなければGOだ♪
曽爾高原ガーデンファームのレストランの『予告』を『正式予約』で電話連絡(^-^)v
おもいっきり走って、おもいっきり旨いもの食って無事に帰る。
ちょっとぐらい濡れたっていいんじゃない?
ちょっとぐらい寒くてもいいんじゃない? すぐに暑い日ばかりになるんだっしー♪
土曜日の夕方前に606号をチキチ基地からチキチキ通信所のカーポートに移動。
相変わらず調子の良い606号。
それでも一応は各部の点検を済ませて12時間待機姿勢。
【3月13日】
午前3時半に起床。
満天の星空。
スッゲー寒い朝を予想していたけど、意外に暖かかったので好都合♪
それでも一級の防寒対策で606号に乗り込み、午前5時にチキチキ通信所から出発。
知立バイパスから伊勢湾岸道を目指す道中でc-doさんを前方に発見。
一緒に伊勢湾岸道を走り抜け、東名阪自動車道/御在所SAにて小休止。
此処でstage7さんご夫婦と合流。
そろそろ朝の渋滞が始まる東名阪自動車道… あまりゆっくりはしていられなかったので、トイレを済ませて出発。
それでも集合場所の土山SAには、集合時間の30分以上前に着いちゃいました。
一番のりは給油中だったシルバーさんご夫婦。
B7さんご夫婦、ガンメタ7さん、チベット7さん、yasuさんの順に到着。
55さんから例の如く「寝坊したので先に行ってください。」とのメールが届く。
午前7時20分 8台で土山SAを出発。
出発してすぐの甲賀土山ICで新名神高速道路を下ります。
甲賀土山ICは出口のスロープから料金所を出て国道1号線付近まで真っ白になるほど塩カルが撒いてありました。
曽爾村はもっと寒いから一抹の不安が(@。@);
案ずるより進むが易し。
国道1号線から『歴史ルート公園鹿深の道』というワケの分からない名の道(所謂『農道』)に進みます。
交通量が少ない上に路面状況が良いのでSEVENには嬉しいコース。
ちょっぴりアクセルハッピー♪
がっ!
少しキツイカーブをセンターラインを超はみ出して向かって来た軽自動車と正面衝突寸前(>。<)
避けなかったら606号の右半分が無くなっていたと思う。
その後もセンターラインをはみ出して堂々と向かって来る挑戦者が立て続け。
ちょっと気分が萎えた。
そんな挑戦者に対して勝者になるつもりはないので、先に敗者となって対応。
606号を敗者廃車にしたくないもん。
歴史ルートなんちゃらから伊賀コリドールロード(こちらもワケの分からない名の道)にスイッチ。
伊勢自動車道/久居ICから国道165号線でピューッと行けば早いけど…
それじゃあ物語は単純です。
敢えて進もう棘の道。
農道を駆使して国道165号線に出るルート。
邪魔な信号は極僅か。
路面は良い所もあれば地雷もそこそこありました。
特に道路と橋の繋ぎ目はキツかったですね。
時々現れるペースカーの動きが偵察車の如く段差を教えてくれたので酷いアッパーを喰らわずに済んだよ。
1時間ほど走り続けて、国道165号線に出た最初のコンビニで小休止。
道の駅とかドライブインなどが全く無いので、少しでも広い駐車場があるコンビニを見つけておきました。
ところがこのコンビニが想像を絶する繁盛店でビックリ。
なんとか全機駐車してトイレ休憩。
マイクロバスから降りた大勢の学生さんがスマホでSEVENを撮りまくり。
コンビニに停まっているSEVENを撮って楽しいのかな?
集団心理で断りも無しに勝手に撮って、勝手に消えて行きました。
国道165号線から曽爾高原に進む道までは信号が多いので隊列無視。
此処まで順調に来過ぎたので、予定時間より30分近く早く進んでいます。
時間に余裕があったので慌てる事無く進める♪
全然面白くない国道165号線を名張市方面に進む。
信号は多かったけど道が空いていたので隊列を整えたまま進む事が出来ました。
心配していた国道165号線の左折ポイントも全機無事に左折。
続く右折ポイントも、信号で途切れる事無く無事に右折。
w(T。T)w 嗚呼順調。
あとは湖畔道路と川沿いの山道を直進するのみ♪
勝って兜の緒を締めたその時! とんでもない看板が目に飛び込んできた!
[この先土砂崩れにより通行止め]
[←迂回路]
w(@。@)w えええええーっ! 聞いてないよーっ!(聞かなかったし、調べてもない)
左に進んでも今走っている道に合流するけど、Googleストリートビューでスッゲー酷な林道だと僕は予習済。
とりあえず左折せずに進んじゃったし、道幅が狭いので、行き止まりまで進んでUターンする事にした。
その道中も[この先道路崩壊につき通れません]の看板。
胃液を吐きそうだった。
Uターンをして酷な林道を走る覚悟を背負い続けて走るうちに崩落現場に到着。
片側交互通行になっていたぁ♪ o(^0^)o ラッキー♪
カウントダウン式の信号機の頭を撫でてあげたかったよ♪
トンネルを抜けたら別世界。
まぁ『別世界』は誇大表現ですが… まるで妙義山みたいな岩山に囲まれた道。
スッゲー圧迫感ありました。
南極の氷山が融けて崩れるシーンみたいに落ちてきそうで結構怖かったなぁ。
更に道幅が超狭くなる上に見通しが効かないから本当に怖い道。
塩カルの入った大きなビニール袋が100m毎に置いてある区間もありました。
なんたって例年なら未だ雪が残っている所でしたから。
道幅が狭い区間は、曽爾高原がOFFシーズンだったので数台の対向車だけで助かりました。
もしハイシーズンだったら身動きが取れなくなるだろうな。
国道369号線から来れば安心安全な道幅。
西と南から来る方にとっては楽だけど、北と東から来るにはこのルートだけなんだよなぁ。
[←曽爾高原]の看板に従って一方通行の道に進みます。
Googleストリートビューには路面が荒れ写っていたけど、いつの間にか綺麗に舗装されていました。
午前9時30分、無事に到着。
55さんが何故か先に着いていたのが不思議。
不思議と言えば、寒いはずの曽爾高原が暖かい♪
しかも青空が広がって太陽も燦々♪
足裏カイロがオーバーヒートしてるほど暖かいではないか!
だがしかし…
午前9時30分…
綺麗なトイレは使えたけど、お土産屋さんが開くまで30分ある(@。@);
焼き立てのパン屋さんが開くまで1時間ある(@。@);;
レストランの予約時間まで1時間30分もあるし(@。@);;;
うちら意外にお客さんは誰も居ないよ(@。@);;;;
どうする606?
しかしそんな心配は無用でした。
とりあえず記念撮影をしてから男闘呼組はSEVEN談義。
女子会は温泉を偵察&新鮮野菜の直売所を物色。
10時になったのでお土産屋で地ビールなどを購入。
此処の地ビールは賞味期限が極端に短い上に要冷蔵なので保冷剤を入れてくれた。
ウィンナーもキチンと保冷袋に入れてくれるほど丁寧。
お土産屋さんを楽しんで、10分前に焼き立てのパン屋さんの前に集合。
パン屋さんが開いたと同時に流れ込んで購入。
R2-D2が買った焼き立ての餡パンで口をヤケドした僕(T。T) こんなに熱いとは思わなかった。
でもスッゲー美味かった!
いろいろ6個ぐらい買ったみたいです。
女子会は恐ろしく盛り上がってましたね(^-^)
お土産屋さんと焼き立てのパン屋さんを満喫した後は、お待ちかねのランチタイムです。
窓際のテーブル席を男闘呼組3×3、女子会4×1用意してくれてました。
メニューはフレンチのコース料理で、メインだけ肉と魚から選べるようにしました。
肉料理は奈良県産のヤマトポーク。
魚料理は鳥羽からの直送となります。
あとはパンorライス。
数日前に皆さんから希望を受けておいたので既に注文済。
やれる事は前もってやっておくと時間短縮になるし、お店の方にも喜ばれます。
店内はとても綺麗で落ち着いた雰囲気。
本当はもうちょっとオシャレして来るのがマナーだったかな(^-^)?
でもSEVENだから仕方ないですね。
そこら辺の事も先に連絡済です。
まずは大根のスープ。
適温で凄く深い味を楽しめました。
前菜は季節の野菜の盛り合わせ。
10種類以上のたくさんの野菜を味わう事が出来ました。
生ハムも美味しかったです。
ヤマトポークは凄く大きくてナイフの要らないほど軟らかくてジューシー。
こんなに分厚い豚肉は角煮でしか食べた事がありません。
味わい深いマスタードを塗って美味しさ倍増。
お魚料理も見ただけで白ワインが欲しくなる盛り付けだったなぁ。
〆はプチデザートとエスプレッソ珈琲。
珈琲はエスプレッソぐらいの量だとトイレが近くならないので助かります。
濃い珈琲が好きな僕は嬉しい限り。
プチデザートは初めて食べるフランスのスイーツで、口の中がトリコロール♪
通常、『コース料理』と言えばお酒を飲みながら時間をかけてゆっくり食べるものですが…
帰りの亀山⇒四日市の渋滞を考えると、とてもゆっくり食べていられません。
スープを飲み終えて、一息入れたら前菜。
前菜を食べ終えて、一息入れたらメイン。
メインをゆっくり食べて、落ち着いたらデザート。
そんな事をしていたら90分かかるので、予めお店の方には…
「時間が無いのでジャンジャン持って来てください。」とお願いしておきました。
お願い通りジャンジャン運ばれて来て楽しかったです(^-^)
コース料理というよりも定食みたい。
他のお客さんが驚いてましてね。
結果、40分で完食!!
実に男らしい!!
女子会の皆さんはもうちょっとゆっくり食べたかった事でしょう。 m(_ _)m 本当にごめんなさい。
606、生まれて初めてフランス料理なるものを食べました。
一括精算でお支払いを済ませていたら、オーナーシェフの方が挨拶に出て来てくださいました。
3分ほどお喋りをして、別れ際に西尾市の抹茶をお礼に渡しました。
此処はまたいつか来たいですから!
親切丁寧な電話での対応、味から雰囲気、そして接客まで完璧なお店でした。
わがままも快く受け入れてくれたし!
僕達が食べた一番高値のコースで1860円。
3000円に匹敵するCPでしたね。
本当にありがとうございました。
曽爾高原ファームガーデンを正午少し前に出発。
その頃には誰も居なかった駐車場が温泉客とバイク乗りさんで賑わっていた。
バイクならハイシーズンでも来易いな。
今度来る時は久しぶりにバイクにでも乗ろうかな(^-^)
帰り道は同じ道で引き返します。
来た時よりも対向車が少なかったので狭い区間を気楽に通過できました。
それに通行止めの心配が無かったので胃液を吐かずに済んだし♪
囲まれた山々に反響するSEVENの排気音がまるでオーケストラの如く聴こえた。
本当に静かで空気が澄んだ村だったなぁ。
国道165号線に出て現実に戻る。
朝は交通量が少なかったのに、スッゲー混んでてなかなか前に進まない(>。<)
賑やかいし排気ガスの臭いが凄く気になる。(両者共606号が原因か?)
明治時代から一気に平成時代に様変わりした感じでガッカリ。
信号が多いので隊列は何分割かに途切れた。
路肩で隊列を整える事は不可能。
ちゃんと給油兼トイレ休憩のポイントを伝えておいたので、GSまで隊列無視で進行。
朝、小休止で立ち寄ったコンビニを右手に眺めながら…
朝、伊賀コリドールロードから入った交差点を右手に眺めながら国道165号線を直進。
名張市内を抜ければ交通量が極端に減って凄く走り易くなりました。
更に進めば進むほど農道ぽくなってきて、ちょっぴり横Gなんてものも味わえる。
青山高原の辺りはかなり気温が落ちたなぁ。
給油兼トイレ休憩となるセルフGSに到着。
面白い事にいつの間にか9台全機揃っていた。
さすがは少数精鋭の第七小隊。
一斉にGSに入るSEVENがまるで基地に着陸する戦闘機に見えました。
GSの店員さんは開いた口が塞がらない状態でしたね。
しかも素早く給油をしてトイレを済ませる。
給油待ちの間にトイレを済ませる。
僅か数分でGSを一斉離陸する様は、見慣れた光景だけど鳥肌ものだったなぁ。
このまま国道165号線を直進すれば伊勢自動車道/久居ICに辿り着きます。
一週間前まではこのルートで帰る段取りでした。
しかし、ツーリングコースの予習をしている時に、GSの裏に面白そうな道がある事を発見。
この道を使えば混雑しそうな久居市内を回避できるし、芸濃ICも近い。
GSから国道165号線を離れて、農道に進みました。
いや~ぁこの農道… 信号はちょくちょくあったけど、景色も良かったし空いてて気持ちのイイ道でした。
SEVENは市街地よりも、こういうアナログな道が似合いますね。
右折して芸濃ICに向かう信号で少し混んだけど、御在所SAで合流&解散の段取りなので…
とにかく亀山JCTの渋滞と鈴鹿・四日市東の渋滞が始まる前に通過する事に専念。
まだ午後2時前でしたが、既に鈴鹿IC付近は混み始めていました。
でも法定速度前後で走り続ける事が出来たので楽に通過して、御在所SAに到着。
御在所SAに入ってすぐの分かりやすい(トイレが一番遠い)駐車枠に停めて小休止。
長い信号一個分の感覚を開けて全機無事に到着しました。
トイレ休憩の後に解散宣言。
此処からは流れ解散として出発。
四日市JCTまでにシルバーさんご夫婦を見送ってからは8台同じ進路での帰路となり…
ガラガラに空いていた伊勢湾岸道を8台でツーリング。
1台ずつ別れて、豊明ICから知立バイパスに進んだのは3台。
久しぶりに淋しくない帰り道でした。
知立バイパスは、やや混んでたけど、1台ずつ手を振りながら別れる事ができました。
チキチ基地には寄らず、自宅に午後3時ちょい過ぎに帰宅。
早く地ビールを冷やしたかったもん♪
早く冷やさないと不味くなっちゃうもん♪
10分くらいの遠回りで味が変わるとは思わないけど、善は急げという事でね♪
朝早く起きて、慣れない道をたくさん走って遊びまくったのに、不思議と疲れはありません。
前夜は天気の心配も606号の心配がなく、ぐっすり眠れたのでスタミナがあった。
おいしい料理を腹いっぱい食べたし!
いろいろ含めて100%楽しかったから全く疲れないツーリングだった。
目は酷使するから、いつも通り疲れちゃったけどね。
寝れば治る。
久しぶりにシフトノブを酷使したツーリング。
次回の『昼飯』はあまり期待しないでね(^-^);
【伊賀コリドールロード/曽爾村ツーリングの参加者】
(参加表明順)
c-doさん
B7さんご夫婦
チベット7さん
yasuさん
stage7さんご夫婦
シルバーさんご夫婦
55さん
ガンメタ7さん
606夫婦
以上9台13名でのツーリングでした。
by606
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